【保存版】初日の出を上手に撮るための7つのポイントとコツ!

いよいよ年の瀬という事で、今回は初日の出の上手な取り方がテーマ。普段朝が苦手な方でもこの日ばかりは早起きという方もいるのでは?本エントリーでは事前準備、場所の選定から当日の薄明~日の出まで時系列で日の出撮影のポイントやコツを7つに分けてご紹介していきます☆
刻一刻と変わる空の状況を読みながら素敵な新年を迎えてみましょう♪

今年こそ上手に初日の出を捕える!

今回のテーマは初日の出の上手な撮り方。一年で最初のビックイベントをしっかり捕えるためのポイントやコツを7つに分けてご紹介します!刻一刻と変わる空の状況を読みながら素敵な新年を迎えてみましょう♪

初日の出の撮影といえば、当然日の出の瞬間が最も大事な時ではありますが、その前の薄明の時間帯(Blue Hourと呼ばれる)も大変美しい瞬間です。本エントリーでは事前準備、場所の選定から当日の薄明~日の出まで時系列でポイントをご紹介していきます☆

本日のコンテンツ

  • 必要な機材
  • 防寒はやり過ぎくらいがちょうどいい
  • どこで撮るか?撮影地の探し方
  • 出来れば日の出の1時間前にはスタンバイを
  • ブルーアワー(Blue Hour)も撮ってみる
  • いよいよ日の出!焦らずに。。
  • 日の出から1時間まではチャンスタイム!

本記事の内容を補足した記事もアップしていますので良かったらチェックしてみてくださいね

2014年初日の出
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今年もあとわずかと言う事で、2015年最初の写真イベント、初日の出が迫ってきております。そこで今回は初日の出撮影のポイン別のタブで開く
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1.初日の出撮影に必要な機材

必要な撮影機材はカメラ、レンズ、できれば三脚です。

カメラ

使うカメラは普通の物でも構いません。一眼レフでもミラーレスでも。なんならコンデジやiPhoneでも良いです(この記事では一眼レフ、ミラーレス向けの内容を中心にお届けします)。ただ、日の出前はほとんど夜と同じですので暗い所で撮りやすい高感度に強いカメラが適しています。

レンズ

レンズも好みではありますが、買ったときに付いていた標準ズームがあればOK。もし望遠レンズを持っているなら望遠も持っていくことをおススメします。

「日の出→風景→広角レンズ」と考える人がいるかもしれませんが、広角だと太陽は豆粒くらいでしか写りません。。周りの広い風景とセットで撮れる場所ならば広角でも良いですが、周りがごちゃごちゃしている都市部や太陽を迫力あるように撮りたい方なら35㎜換算で100㎜前後のやや望遠気味で撮るのもおススメです。

焦点距離による見え方

35㎜換算って??という方はこちらのエントリーもご参照ください。

13のポイント
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一眼レフやミラーレスカメラはただ画質が良いだけでなく、様々なレンズを交換して使用できるというのも醍醐味の一つですよね。た別のタブで開く

三脚(できれば)

日の出前は暗く、風景はある程度絞って(F8~F11くらい)撮ったほうが綺麗に撮れるのでできれば三脚を使ったほうが良いです。狙うアングルも大体決まっているので。待っている間、カメラを持たなくていいのでポケットで手を温められたりする利点も。

もちろんなくてもF値を小さくして、感度を上げて対応すれば手持ちでも十分取れます。夜景ですら手持ちで撮れちゃう時代ですから。

また、人気スポットなんかだと三脚禁止だとか、禁止にはなっていなくても明らかに迷惑だよな。。という場所もあるでしょうから、混んでいる場所に行かれる方は十分ご注意を!

その他必要 or あったら便利な小物

予備の電池

寒いと電池の消耗がとても激しくなります。特に三脚でライブビューを多用しているとみるみる電池が減っていくことも。できれば予備の電池も用意しておきましょう。予備電池は胸ポケットなど使う直前まで暖かい所にしまっておくと持ちが良くなります。

ライト類

夜明け前のブルーアワーを狙うなら現場に付くころは真っ暗でしょうから持っていきましょう。できればヘッドライトがおススメ。

電波タイプのリモコンレリーズ

三脚を使うなら超おススメ。ポケットに手を入れたままシャッターを切れます。とっても暖かいです^^ メーカー純正やその互換品のタイプは赤外線信号(テレビのリモコンと同じ)なのでポケットの中など障害物がある場所では使えませんが、電波式(ラジオスレーブ)なら問題なし。

受信機と送信器がセットになっているタイプで私はYONGNUOのRF-603という製品を使っています。3000円くらい。レリーズとしてはもちろんのこと、外部ストロボを同調させたりと様々な用途に使える神ツールです。かれこれ3年くらい愛用しています。

*RF-603は普通に売っていますが電波法的にややグレーなのでただいま使用を自粛中。。

2.防寒はやり過ぎくらいがちょうどいい

当然ながら1月というのは1年でも最も寒い時期です。特に、普段早朝を出歩かない人にとっては、どんな寒さなのかなかなか想像できないでしょうからしっかり準備していきましょう。

屋外に1~2時間はいることになるので、やり過ぎくらいがちょうどいいです。普段のお出かけの格好にセーターを1枚プラスなんて甘い考えは止めましょう。泣きを見ます。。w

多少着ぶくれしてもいいから今持っている最大級の防寒をしていきましょう。カイロもペタペタと。お腹と腰の2か所に貼るとGood。意外と足元の防寒を忘れる方がいますが、靴下2枚履き+靴用カイロにすると安心です。

手袋もマストですが、ボタンを操作する関係で指先は出ていないと困ります。。とりあえずで済ますなら最近流行のスマホ操作できる手袋や、最悪軍手の指先を切ったものでもあると無いとでは大違い。もっとちゃんとしたものを。。という方ならモンベルのネオプレン フィッシンググローブをおススメします。

厚手のネオプレンゴム製で出来ているので暖かく、親指、人差し指、中指の先を出すことが出来るので細かなボタン操作も楽ちんです^^

その他必要 or あったら便利な小物

暖かい飲み物

寒さの中で飲む暖かい飲み物ほどおいしいものはありません。サーモスなど冷めない容器に入れて持っていくと良いですね。当然ながらペットボトルや缶は一瞬で冷たくなります(笑)

小さな椅子

待っている間ずーっと立っているのもしんどいものです。折りたたみの小さな椅子を持っていくと楽チンですね。

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3.どこで撮るのが良いのか?

太陽は日本に住んでいる限り、一日一回必ず顔を出すので極端なことを言うならどこでも良いです(笑)

ただ、地平線や水平線近くから昇る日の出を見たいなら、日の出方向が開けている場所を選ぶと良いでしょう。太平洋側にお住まいの方なら海岸に出るのが手っ取り早いですが、南東方向が見える高台やその方向に大きな公園や川がある場所も良いと思います。

そんなのわからないよ。。という方は「日の出日の入りマピオン」というiPhoneアプリがおススメ。日の出時間とその方角を地図上に示してくれる神アプリ。無料です。Android版もあるはずです。

日の出日の入マピオン
カテゴリ: ナビゲーション
現在の価格: 無料

パソコンの方は日の出・日の入り時刻・方角マップ というサイトで地図上で日の出方向を確認できます♪

たとえば、離島を除き日本の平地で最も早く日の出を見れる千葉県犬吠埼灯台だと6時46分。ウチの比較的近所の荒川沿いなら6:51。

そこから今年(2013年)の元旦に撮った初日の出が隣の写真。地平線に雲が出ていたためしばらく経ってからの写真ですが、日の出方向に荒川(かなり大きい)があり障害物がないので結構良く見えました^^(この場所、今年の春ごろから河川工事していたので今年も同じ場所で見れるかどうかは分かりません。。)

日の出アプリ

全国的に有名なスポットはかなりの混雑だと思いますので、そんなに気合入れなくてもいいやという方は近所で探してみるのも良いかも。

また、SunSeekerというアプリも太陽を撮るなら超おすすめです。有料のアプリですが、スマホのカメラをかざしただけで、たとえ夜でも太陽の通る軌道を表示してくれたり、GoogleMAPと連携して任意の日時の太陽の方角を表示してくれる神アプリ。

Sun Seeker: 3D Augmented Reality Viewer
カテゴリ: ナビゲーション
現在の価格: ¥1,000

良く風景を撮るなら絶対にインストールしておいて損は無いアプリです。Android向けもあるみたい。

SunSeekerの詳細やアプリに関しては下記エントリーもご参考にしてみてください。

撮影に役立つiPhoneアプリ
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普段私も使っている、写真好き&カメラ好きのみなさまに役立つであろうiPhoneアプリを10個厳選してご紹介します!ロケハ別のタブで開く

近所なら前日などに下見をしておくと太陽が出る正確な方角を知ることが出来ますね。

4.できれば1時間前にはスタンバイを

日の出だけ見れればいいやという方なら、直前に行っても大丈夫ですが、写真を撮るならちょっと早めに行って日の出前からの空の色の移り変わりを撮りながら待っているのも良いかと思います。慣れない撮影はバタバタするでしょうし。

また、有名スポットではなくとも日の出が見れるような場所は大抵人が集まってくると思いますので、ちょっと早めに出るのが良いですね。

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5.ブルーアワー(Blue Hour)も撮ってみる

個人的には日が昇ってからよりも、上ってくる前のゆっくりと空の色が変わっていくブルーアワーの時間帯が好きです。とても神秘的な時間です。

日の出1時間~30分前くらいの真っ暗に思える時でさえ、写真にするとうっすら地平線にオレンジ色の光が浮き上がってきます。

御在所ブルーアワー

2012年の元旦。三重県の御在所岳6時13分。日の出の45分くらい前でしょうか。街の明かりを見ればわかる通りまだ夜ですが、長時間露光をすると地平線に確かに太陽が近づいている様子が浮かび上がってきます。

この時は F10, SS:10s, ISO320と普通に夜景を撮るのと同じくらいの設定で撮ってみました。

感度を上げれば手持ちでも撮れます。元旦ではないですが富士山のブルーアワー。

富士山ブルーアワー

この時で、F8.0、SS:1/15s, ISO1600くらい。日の出の25分ほど前の様子です。

ブルーアワーを撮るコツ

撮影モードはいつも通りAv(A)モードで良いです。ブルーアワーの時間帯はまだ空が暗いのでマイナス補正気味に撮った方がカッコよく撮れると思います。

三脚を使う方ならF8~11くらいでISO200~400くらいにセット。手持ちで挑むならF値を一番小さくしてISOはオートのままで良いです。

ブルーを強調するため寒色系のホワイトバランスがおススメ。上記はいずれも電球モードに近い条件で撮っています。

ホワイトバランスについてはこちらの記事を参考にしてください。

ホワイトバランスの超基本
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日の出30分くらい前になると肉眼でもうっすら地平線が色づいてくる様子が分かるので、手持ちでもなんとかなります。

30分前~日の出までの時間帯は空の明るさが物凄いスピードで目まぐるしく変わるので慣れていない方はAEブラケット機能を使って、-1.3EV、±0、+1.3EVの3枚くらいを撮っておきましょう。

暗くてピントが合わない人は遠くの町明かりや建物に合わせればOKです。

6.いよいよ日の出!焦らずに。。

日の出まで20分くらいになってくると肉眼でもはっきりわかるくらい周囲が明るくなってくるため期待が高まります。

日の出直前

高まる気持ちを押さえながら、ピントはちゃんとあっているか?設定は正しいか?メモリーカードや電池の残量はまだ残っているか?を確認しておきましょう。

初めての場所だと太陽が顔を出す正確な位置は分からないと思います。空の様子を見ながら焦らずに微調整してみましょう。

地平線、水平線に雲があると日の出予定時刻になっても太陽が顔を出さないことも良くあります。。そんな時はガッカリしないでしばらく待ってみましょう。10~15分後にひょっこり顔を出すこともあります。

初日の出を撮るコツ、設定

引き続きAv(A)モードで大丈夫です。

露出補正について。太陽が出ると逆光状態ですので、マイナス補正のままだと真っ黒になってしまう事があります。。撮影した画面を見ながら±0~プラス側にセットした方が良い結果が得られるかも。数枚ごとにちゃんとした明るさで撮れているか確認してみましょう。

三脚派の方はF値も感度もそのままで大丈夫です。手持ちの方は周囲がだいぶ明るくなっているでしょうからF値も手振れしない程度に大きくする(F5.6~11くらい)と良いです。ISO感度はオートのままで大丈夫。

ホワイトバランスは太陽光~曇りの暖色系に変更するとオレンジが強調され朝焼けな感じをより強調することができます。ただし、あまりに暖色にしてしまうと朝っぽさが失われてしまうかもしれません。朝らしさを出したいなら太陽光くらいの設定がいいかも。

ホワイトなランスの違い

先ほども言った通り、この時間帯は露出が目まぐるしく変わるのでブラケット撮影で保険を作っておくのがおススメ。ただし、ピントだけは後からどうしようもないので撮った画像を拡大してみたり、ライブビューを使ってちゃんとあっているか確認しておきましょう。

また、太陽を画面に入れると太陽の部分は必ず白とびします。ここはしょうがないのでそんなものだと思ってください。太陽の部分の白とびは諦めて、ほかの部分は白とびさせない用に全体のバランスを見ながら適宜露出補正をすると良いです。

7.日の出から1時間まではチャンスタイム!

無事日の出を撮影することが出来たら周りの人はゾロゾロと帰っていきますが、せっかくなので朝焼けの撮影をもう少し楽しんでみるのも良いです。

条件にもよりますが、太陽と反対の西の空に雲が出ていればその雲に太陽の光がが反射してとっても綺麗な朝焼けになることも。

西のそらの朝焼け

まだ太陽が低く、空が暖かく色づいているので太陽と絡ませてスナップしてみるのも良いですね!周囲は明るくなっているので三脚なんて仕舞って元旦のスナップ初めをしてみましょう。

日の出から1時間くらいはチャンスタイムですが、特に日の出から30分くらいの間は何を撮っても3割増しくらいで良く見えるスーパーチャンスタイムです(笑)

元旦朝焼けスナップ

元旦朝焼けスナップ

日の出30分~1時間を過ぎると空の色も戻ってしまい普通の朝になってしいます。

ということで、初日の出撮影のポイントとコツを当日の時系列に沿って7つにまとめてみました!本日すでに12月29日ではありますが。。(遅くなってスミマセン)

当日チャレンジされる方はしっかり防寒してお楽しみください^^

また、初日の出じゃなく普通の日の出撮影でも全く同じですから、もうちょっと暖かくなってきてからゆるーく日の出チャレンジしてみるのも良いかもしれませんね。

・本記事をさらに内容を増強した記事もアップしていますので是非チェックしてみてくださいね。

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この記事を書いた人
中原 一雄
中原 一雄 / studio9管理人
studio9(すたじお・きゅう)の管理、運営をしています。中の人です。 「写真をもっと、あなたのそばに」をテーマに、カメラに使われるのではなく、カメラと友達になる方法を広めるために活動中のフォトグラファー。 中原 一雄のプロフィールページ

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