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新発見!あなたのiPhone画面をRetina越えにする撮影方法!

更新日: by 中原 一雄

発見しました!先日京都で紅葉写真を撮っている時に、おぉぉー!となったのでご紹介します^^これをやればあなたのiPhone画面が世界一美しく生まれ変わります。iPad, Androidにも対応。

iPhoneの画面を世界一美しくする方法

先日京都で紅葉を撮影していたのですが、撮影中iPhoneをいじっていたらハッ?!と閃いて撮ってみたのがこれ。

世界一美しい画面

合成じゃありません。一発撮りです。

そう、写りこんでいたのですね。紅葉が。

約2200万画素のカメラで撮ったので、画面部分の面積はおよそ300万画素。iPhone5の4インチRetinaディスプレーの画素数はおよそ73万画素ですからおよそ4倍、Retina越えです。ハイ、ごめんなさい。。

でもね、このアイデア自体は結構いろんな所で使えそうだったので、ネタとしてシェアしときます^^;

たぶんこれまでに何人もの人が同じ撮影をしてるとは思うのですが、これに気づいたときは 俺天才かも!と一瞬テンションが上がりました(笑)

画面に映っているのは写真の外、上部にある紅葉で、現場を引きで見るとこんな感じ。

世界一美しい画面

この立派な紅葉が写っていたのですね^^

どうやったら上手く見えるかなぁーと少し試行錯誤してみたので、iPhone写しこみ写真の撮り方のポイントを下記に紹介してみます。

iPhone写しこみ写真の撮り方

1.iPhoneをポケットから取り出す。

Androidにも対応です。iPadをバックから取り出してもOKです。

スモーク系の画面保護シールが張ってあると上手く写りません。クリアフィルムなら大丈夫です。上記の私のiPhoneも結構傷が付いてしまっているクリアフィルムが張ってあります。

また、iPhoneの画面を消しておきます。画面は暗いほうが良く写るので。

カバーがないと、ホームボタン周辺など全面に写り込んでしまうのでこれiPhone??みたいたことになります。カバーが付いているほうがiPhoneっぽくておススメ。

2.写す対象はできるだけ明るいものにする

写しこむ対象はできるだけ明るいものの方がキレイに写ります。今回の紅葉の場合、日のあたっている明るい葉っぱはキレイに写りましたが、日のあたってない暗い葉っぱはくすんだ感じで色がキレイに出ませんでした。

世界一美しい画面

これも日のあたっている明るい紅葉です^^

3.カメラはできるだけ広角で

iPhoneの小さな画面を撮るので望遠にしてしまいがちですが、広角のほうが広い範囲が写ります。できるだけ広角にしてiPhoneに近づけます。

一眼レフじゃなくても大丈夫。コンデジやスマホカメラでも撮れます。iPhoneのカメラ自体は広角なので、友達のiPhoneを借りて、2台のiPhoneで撮るというのが一番お手軽かも^^

4.iPhoneを左手に、カメラはできるだけiPhoneに近づける

iPhoneを左手に持ちよく写る場所を探しながら、カメラはできるだけiPhoneに近づけます。上記の写真だとレンズとiPhoneがくっつくくらい近づけています。

広角で近づけば近づくほど、iPhoneに写る世界が広くなるからです。

カメラを片手で持つので非力な方は大変かも。どこかに置いたり、友達に持ってもらってもいいでしょう。

5.ピントは画面内に合わせる

ピントは画面内の写っている景色に合わせます。iPhone本体には合わせません(というか近過ぎて合わないと思います^^;)

かなりきれいに写ると思うので測距点をスポットにしておけば簡単に合うはずです。写り込み写真のピントや写りこむ範囲について詳しく知りたい方は下記の記事も参考にしていただくと良いかもしれません。

雨上がりの写真撮影を3倍楽しむための、魔法の世界の見つけ方!

6.F値8くらい

一眼レフ、ミラーレスをお使いの方はF値小さくし過ぎると、iPhoneがボケ過ぎてしまうので、F8くらいまで絞ると程よいボケの中に景色が浮かび上がると思います!

7.シャッターを押したら完成!

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紅葉以外にもいろんなものを写してみると楽しそうです。あなたの目に焼きついている美しい景色がそのまま写っているわけですから、あなたにとっては世界一美しい画面ですよね。

夜景も撮ってみました。京都駅のクリスマスツリー。

世界一美しい画面

手持ち撮影だったのでF4で撮ってます。枠がちょっとボケ過ぎですかね。。

スナップ撮影のスパイスとして、こんな撮影方法もネタ帖に加えておくといいかもしれません。

ちなみに、本体にピントを合わせ、裏のAppleマークに紅葉のボケを写すとオレンジアップルになります^^
今回無理やり撮りましたが、こっちの撮影はマクロの方がやりやすいと思います。

オレンジアップル

アップル大好きな人はいろんな色のアップルを撮ってみるのも良いかもしれませんね!

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この記事を書いた人
中原 一雄 / カメラマン・中の人
普段はカメラマンとして活動しながらstudio9(すたじお・きゅう)の管理、運営をしています。「写真をもっと、あなたのそばに」をテーマに、カメラに使われるのではなく、カメラと友達になる方法を広めるために活動中のフォトグラファー。 中原 一雄のプロフィールページ

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