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カメラ使いこなし シーン別に撮る 写真のコツ

お花畑とマクロレンズの関係性

更新日: by 中原 一雄

前回までに、「目線」「背景」に着目してお伝えしてきた、お花畑での写真撮影のコツですが、今回はマクロ撮影についてです☆(第1回第2回第3回

マクロレンズを使ってお花畑を撮る

いきなり専門用語が出てきましたが、マクロ(Macro)というのは、日本語では「巨視的な」という意味で、写真の世界では「小さなものを大きく撮る」ことをいいます。

人や動物を撮る時は普通にシャッターボタンを半押しするだけでピントが合うのですが、例えば、美味しそうなスイーツやお気に入りの小物など比較的小さなものをアップで撮ろうと思ってピントを合わせようと思ってもぜんぜん合わない。。

こんな経験をした人も多いでしょう。

そんなときはマクロ撮影の出番です☆コンデジを使っている人ならカメラをマクロモード(お花のマークが一般的)にしてみましょう。ピントが合う距離がグッと短くなってスイーツも小物もよりアップで撮る事ができます♪

カメラにもよりますが、被写体に5~10cmくらい近くまで寄れるようになるはずです。

しかしながら、一眼レフやミラーレスなど、レンズ交換式のカメラを使っている人の場合はそうはいきません。。なぜならカメラにマクロモードの設定がないから。別にレンズ交換式のカメラが不親切というわけではなく、カメラの構造上仕方のないことなのです。。

コンデジはレンズを通ってきた光を検知する部分(イメージセンサー)が小さいので光学的に(難しい話はおいておいて)近くまで寄って撮影しやすいのですが、レンズ交換式のカメラは高画質を得るためにイメージセンサーが大きくなっているため、カメラの構造として被写体に近寄って撮影することがとっても苦手なのです。。

前置きが長くなってしまいましたが、そこで登場するのがマクロレンズ☆レンズ交換式カメラの不得意だった「被写体に寄って大きく撮る」ということが得意なレンズです。

今日はそんなマクロレンズで撮った作例をいくつかご紹介。

例えばこんな感じ。

お花畑とマクロレンズの関係性

EOS 5D MarkII / SP AF90mm F2.8 / 90mm f4

あの小さな菜の花をこんなに大きく撮る事ができました♪花びらやおしべ、めしべも判別可能ですね。

マクロ撮影のもう一つ大きな特徴は”背景がボカしやすいこと”。上の写真なんか背景はもちろん、菜の花の奥の部分はもうボケています。

これまでに何度も出てきている

「手前にピントを合わせると置くがボケやすい」

の法則を極端にした例です。

マクロモードやマクロレンズを使って被写体にいつもよりグッと近寄ってピントを合わせると、奥がもっとボケやすくなるのですね♪

で、そんなマクロレンズを使ってお花畑で遊ぶとしたらやっぱりこれ。

お花畑とマクロレンズの関係性

EOS 5D MarkII / SP AF90mm F2.8 / 90mm f3.5

ミツバチ♪

一心不乱に蜜を集めながらせわしなく動き回るやつですね。

ただこれがとっても難しいんです。。w

マクロで撮るとボケやすいと先ほど説明しました。

上の写真では手前の菜の花が奥の菜の花にとろけて同化していく感じでボケていますが、これは逆に考えれば「ピントの合う範囲がとても狭い」ということです。上の写真も実はミツバチ本体にはピントが合っていなくて。。(汗 羽の先端にピントが来ています。 ピントが合う範囲は数ミリくらいの範囲しかないのですね。

ミツバチはちょろちょろ動き回るし、すぐ飛んでいってしまうし、菜の花自体も風で常に揺れてるし。。そんな状態で数ミリの精度でピントを合わせるのは至難の業。まぁゲームみたいなもんだと思って、とにかくたくさんシャッターを切ってピントが合う確率を高めるしかないです(笑)

ちなみに、コンデジの場合は一眼レフに比べてボケる量が少ない、つまり、ピントの合う範囲が広い!のでこれほど苦労することはないと思います。(逆にあまりボケないから雰囲気のある写真になりにくい。。)

それでも毎回シャッターボタン半押しでピントを合わせていてはなかなか精度が上がらないと思います。

コツは一度半押しでピントを合わせたら指は半押しの状態そのままで、自分が数センチ動いて(カメラそのものを動かす)ピントの合う位置に来たときにボタンを押すこと。

なかなか大変ですが、オートフォーカスを使うより確率が上がると思います♪レンズ交換式のカメラを使っている人はぜひマニュアルフォーカスで!マニュアルフォーカスでなんとなくお花にピントを合わせたら、そのピントのままでコンデジと同じようにピントの合う位置に自分がわずかに動いてシャッターを切る

マニュアルフォーカスモードにすることで、シャッター半押しを維持する必要がないのでファインダーをのぞきながら、ここぞと思ったタイミングでどんどんシャッターを切ることができてとっても便利です☆

たくさんシャッターを切ればこんな感じでちゃんとミツバチにピントが合いつつ、周囲はボケボケの写真が撮れちゃいます♪

お花畑とマクロレンズの関係性

EOS 5D MarkII / SP AF90mm F2.8 / 90mm f5.6

こんな感じでボケたのもどうでしょう?

お花畑とマクロレンズの関係性

EOS 5D MarkII / SP AF90mm F2.8 / 90mm f6.3

ホントは飛んでるハチにピントを合わせたかったのはココだけの秘密wwたくさん撮ればこういう写真も生まれますよということですね。

 

ということで、今回はなかなかマニアックな世界でしたが、「マクロ撮影」というものを覚えればまた新しい写真の世界が広がりますということでした。

・近くのもの撮ろうとしてピントが合わないときは「マクロモード」にする。
・レンズ交換式カメラの人はおとなしくマクロレンズを一本買う。

とりあえず覚えておいて欲しいのはこれだけです☆

さて、これまで4回にわたってお送りしてきたお花畑の写真の撮り方シリーズも残念ながらネタ切れです。。

そのうちまた考えて企画してみますが、もっと初心者向けにとか、もっとマニアックにとか、こういうものの撮り方が知りたいとか、なにかリクエストがありましたら、コメントやTwitter、Facebookなどでご連絡ください♪

出来そうなものであればまじめに特集しますので。

よろしくおねがいします。

 

ではでは。。

☆☆お花畑と写真の関係性シリーズ☆☆

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この記事を書いた人
中原 一雄 / カメラマン・中の人
普段はカメラマンとして活動しながらstudio9(すたじお・きゅう)の管理、運営をしています。「写真をもっと、あなたのそばに」をテーマに、カメラに使われるのではなく、カメラと友達になる方法を広めるために活動中のフォトグラファー。 中原 一雄のプロフィールページ

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