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カメラマンがオススメする4つの写真バックアップ方法!【2023年更新】

更新日: by 中原 一雄

デジカメのデータは当然デジタルデータですから、何かのきっかけで一瞬のうちに消えてしまうことがあります。つまり、バックアップが超大事。そこで今回はカメラマンの私がオススメする写真のオススメする写真のバックアップ方法を4種類、初心者から上級者までレベル別に紹介します。あなたのパソコン、明日壊れても大丈夫ですか??

写真バックアップ方法 2020

そのパソコン、明日壊れるかもしれません

誰もがスマホで写真を撮れるようになり、私たちは日々無意識にたくさんの写真を撮っています。でも、その写真、なにかのキッカケですべて一瞬のうちに消えてしまうことが十分起こりえます。

数年間撮り溜めてきた子供たちや家族の写真、友人との旅行の写真 ―― 明日パソコンやスマホが壊れても大丈夫ですか? 機械の故障はある日突然、どんな人にもやってきます。

誤解を恐れずに言えば、デジタルデータで写真を保管しておくことは非常に危険な行為ともいえます。

そのリスクを減らすための行為がバックアップです。バックアップをとらないデータ管理はあり得ないと断言して良いほどバックアップは超大事。

でもバックアップって具体的にどうすればいいの?と困ってしまう人もいますよね。そこで今回はカメラマンの私がオススメする写真や動画のバックアップの方法を4つほど紹介してみます。

あまり写真を撮らないライトユーザーから上級者までレベル別に具体的なおすすめの方法やリスクやデメリットについてもご紹介していきます。

*ちょっと長めなので関係なさそうなところは読み飛ばしてもOKです。

動画版も作りました!

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”正しい”バックアップをしよう

バックアップをするには、まずはバックアップとは何かを知っておく必要がありますね。

ファイルを2重に保存しておくことでしょ?と思った方が多いと思いますが、バックアップで重要なのはそれだけではありません。

”常に2重” かつ ”すぐに戻せる”

バックアップで大事なのは「常に2重(またはそれ以上)で保存してあること」の他に、障害が起こったときに「すぐに元に戻せること」が重要です。

  • 常に2重(またはそれ以上)で保存してあること
  • すぐに元に戻せること

元に戻しやすい方法で

すごくマメな人の中には撮った写真を毎回DVDやBDに保存(バックアップ)している人がいるかも知れませんが、その何十枚、何百枚にもなったDVD、パソコンに障害が起こったときに元に戻したいですか?気合いと根性があれば戻せますが私なら10枚くらいが限度です^^;

バックアップの方法

すぐに元に戻さないとバックアップではなくなる

バックアップは ”常に” 2重(以上)の状態を保っておく必要がありますから、すぐに元に戻せなければその間はバックアップの無い、非常に危険な状態になります。復旧に手間取っている間にバックアップに障害が起きるかも知れません。

また、たまに勘違いしている人がいますが、DVDや外付けHDDにバックアップをとって満足してしまい、パソコンの更新をしたときにデータを元に戻さない人

それ、データがDVDや外付けHDDにしかない非常に危険な状態です。

バックアップを習慣づける

バックアップは面倒です。パソコンに障害が起きていないときはついつい「まだ大丈夫だろう」と根拠の無い理由で先延ばしにしてしまいがちですが、デジタル機器の障害はある日突然やってきます

たとえはハードディスク(HDD)なんて3~4年使っていればもういつ壊れてもおかしくないと思っていた方が良いです(もちろん買ってすぐに壊れることもあります)。

子供が生まれて写真を撮り始めて、新しい外付けHDDに撮り溜めて3~4年。もうそのHDD、いつ壊れてもおかしくないのです

HDDやSDカードなどには1年とか5年とか中には永久保証とか、一定の保証期間が設けられていますが、それはもし壊れても正常品に交換しますよという保証(データは無保証)であって、その期間壊れないという保証ではありません。

なるべく楽な方法を探そう

バックアップは定期的にやり続けなければ意味がありません。でもやり続けるのはなかなか面倒です。バックアップを習慣づけるコツは「なるべく楽にする、自動化する」です。

これから紹介する方法はその人のレベルに応じてなるべく楽にバックアップを取るための方法です。

復旧できる可能性もあるけれど。。

バックアップが無い状態でHDDに障害が起こった場合、早期であれば専門の復旧業者に持ち込むことで比較的高い確率で復旧できる可能性が残されています。ただし、その復旧料金はHDD1台あたり数十万円と非常に高価です。しかも、完全に元に戻る保証はありません。
*SSDは復旧すら困難(orさらに高額)な場合が多いです

データの消失は誰にでも起こりうる事であると考えればバックアップをとっている方が長い目で見たときにコストは抑えられると思います。

1.あまり写真を撮らない人はクラウドへ

2023年現在、普通の人が写真をバックアップするならクラウドストレージ(オンラインストレージ)が最も使いやすく簡単に行えると思います。かつては容量が少ない、回線が遅い、高い・・・など色々な問題がありましたが最近はだいぶ改善されています。

スマホだけでしか写真を撮らない、デジカメでも撮るけど年間数十GB(数千枚)くらいしか写真を撮らない人の場合、最も手軽なのはこのクラウドストレージへのバックアップではないでしょうか。

何といってもソフトやアプリをインストールしてしまえばほぼ自動でバックアップしてくれる手軽さが魅力です。

ほぼ全自動で同期

オンラインストレージをパソコンで使うためには、初回に同期用のソフト(クラウドストレージ各社により異なる)をインストールします(スマホはの使い方はこの下で紹介)。するとパソコンの中に同期用のフォルダが出現。そのフォルダの中に写真を保存すればインターネットに繋がっている限り自動でオンラインストレージにバックアップ(同期)してくれます。たったこれだけ!

オンラインストレージはブラウザからだけでも使えますが、パソコンを使っているならPC用のクライアントソフト(同期するためのソフト)も一緒にインストールして使うのが圧倒的に便利なのです。スマホやタブレットがメインの人はスマホ用のアプリも用意されていますよ。ほとんどが無料です。

例えばGoogleドライブならこんな感じでGoogleドライブ用のソフトをインストールすると「Googleドライブ」フォルダができます。この中に保存したものはパソコンがネットに繋がっている間常に自動でバックアップを取ってくれます。

バックアップ クラウド

一番上のCreative Cloud FilesはAdobeのオンラインストレージ、3番目のOneFriveはマイクロソフトのオンラインストレージです。

アイコンが変わっていますが、普通のフォルダと同じ使い方をするだけでOKです。あなたがやるべき事は最初にソフトをインストールするだけ。ラクチンですね。

スマホの写真も自動でバックアップ

スマホで良く写真を撮るよという方はこの後紹介するクラウドサービスが提供している専用アプリをインストールしておきましょう。ほとんどのアプリには自動バックアップの項目があるので、これをONにしておけばスマホ内の写真は自動的にクラウドストレージにバックアップされます。下の写真はGoogleフォトとOneDriveの例。

スマホ写真を自動アップロード クラウド

モバイルデータ通信(モバイルネットワーク)を使う項目はスマホの通信を使うので通常はオフにしておきましょう(ギガが減ります)。オフにしておけば自宅などのWi-Fiを使ってアップロードしてくれます(ギガが減らない)。

データは複数の端末で共有できる

オンラインストレージにバックアップ(同期)されたデータはインターネットを通じて他の端末(スマホやサブPCなど)と共有できるのも魅力の一つです。メインPCで使っているデータもオンラインストレージを使っていれば出張中や旅行先で確認する事も簡単です。

GoogleドライブやOneDriveなどメジャーなサービスではPC側の容量をほとんど消費せず、必要な時に必要なだけデータをダウンロードする「ファイルオンデマンド機能」を使えるものもあります(この場合、自分のPCにはデータが残らないので真のバックアップにはならない点に注意。サブ機でこの機能を使うのが良いでしょう)

クラウドストレージ内でバックアップを取ってくれる

キチンとしたサービスならクラウドストレージの運営会社はその社内でデータのバックアップ(冗長化)を取ってくれているので殆どの場合、自分で外付けHDDにバックアップを取るよりもデータは安全です(もちろん100%とは言えませんが)。

ここもクラウドストレージの利点の一つ。

初心者でもすぐ使える無料の大容量クラウド

主要なサービスは10GB以上の容量を無料で使えます。それほど枚数を撮らなければタダでバックアップがとれますね。以下にいくつか初心者でも使えそうな無料のクラウドストレージ(オンラインストレージ)を紹介します。

Googleドライブ

Googleドライブ

殆どの方がGoogleのアカウントをもっているでしょうからこれが最も手軽に使えるオンラインストレージだと思います。無料で15GBまで使えます(Gmailと共有)。

OneDrive

OneDrive

マイクロソフトが運営するクラウドストレージ。これも多くの人がアカウントを持っているでしょうか。以前はGoogleドライブと同じ15GBでしたが、現在は無料で5GBまでとなってしまいました。

MEGA

バックアップ クラウド MEGA

あまりなじみが無い人が多いかと思いますが、無料で20GBまで使えるのが魅力。

年間10GBくらいしか写真を撮らないなら2021年の写真はOneDrive、2022年の写真はGoogleドライブ、それ以降はMEGA。。みたいな感じにするとしばらく無料でも使えそうです。

クラウドストレージ界では超有名なDropboxは無料の初期容量は2GBしかない、利用できる端末が3台までなど無料にこだわるなら写真の保存にはあまり向かないかなと思います(紹介などで最大16GBまで増やせますが面倒です。。)。

image.canon

image.canonちょっと変わったところで、キヤノン製のカメラをお使いの方ならこんなサービスもあります。キヤノンが運営するクラウドストレージのimage.canon。使用できるカメラは限られますが、カメラをWiFiに繋いだ状態だと撮影した画像を静止画(RAW、JPEG)、動画限らず無制限にアップロード可能です(30日間)

30日間の間に自分のハードディスクやスマートフォンにダウンロードしておけば長期保管に使えますし、image.canonからGoogleドライブなど他のクラウドサービスへデータを自動転送できる機能もあったり便利。また、長期保管用の10GBストレージも無料で付いてきます。

Googleフォトの無制限無料措置は終了してしまいました。。

以前、写真の無制無料アップロード(圧縮あり)という神サービスをしていたGoogleフォトは2021年5月をもってこの措置を終了し、写真をアップロードしてもGoogleドライブの容量を消費する仕様になってしまいました。。

大量に写真をアップロードしたい人は有料版に移行したり、後述のAmazonPhotosへ移行、NASの導入など対策をとりましょう(残念)なお、GoogleのスマホであるPixelユーザーはPixelからのアップロードは今後も引き続き無料で無制限が適用されるようです。

Amazonプライム会員なら無料で無制限!

Amazonが提供するAmazon Photos(旧プライムフォト)ならAmazonプライム会員に限りRAWを含む写真データの無制限アップロードが可能です(しかも非圧縮!)。プライム会員ならプライムビデオやプライムミュージックなどほかのサービスも無料で使えるので、現在もっともコスパが高く最強の写真用クラウドストレージはAmazon driveかなと思います。

私はすでに5TBほどアップロードしていますが問題なく使えてます。 スマホ用のアプリも進化してきてかなり使いやすくなってますよ。

ただし、2021年6月からGoogleフォトの無料、無制限特典がなくなってしまうことを考えると、今後もずっと無制限で利用できる可能性は高くないような気もします。。いつ終了してもOKという心積もりで利用するのが良いと思います。TBクラスの写真を保管するなら後述のNAS導入も考えておいて損はないと思います。

しばらくキヤノンの最新RAWフォーマット.CR3に未対応の状態が続いてきましたが、2021年にキヤノンの.CR3にも対応してくれています。まだ続くのか?

Amazon Drive

2019年11月現在の使用量。申し訳ないくらい使わせていただいております。

年額2,490円(100G)からの有料プランもありますが、こちらはそれほどお得感はない感じです。また、FireTVと連動することでテレビで写真を見ることができるのはAmazonフォトならでは。後述するおもいでばこ的な使い方もできるでしょう。

低価格で大容量が使えるクラウドストレージ

各社とも無料で使える容量はせいぜい10~15GB程度です。毎年数十GB(数千枚~1万枚)くらい撮るなら無料は厳しいです。

でも、毎月ちょっとだけお金を払えばかなり大容量なものが使えたりします。毎月数百円の出費で使えるストレージをいくつか挙げてみます。

Google One(Googleドライブ)

GoogleOne

2018年秋から順次Googleドライブの有料版がGoogle Oneというサービスに変わってきています。今のところ無料のGoogle ドライブを有料版にアップデートするとGoogle Oneになるという感じです。(名前が違うだけで中身はほぼ同じです)

無料枠は15GBですが、毎月250円の課金をすると100GBまで使えます。年契約なら月額208円です。200GBで380円(年契約で292円)と比較的リーズナブル。100GBは年間2500円ですからデータ量が少ない人にとってはバックアップ用の外付けHDD買うよりお得かもしれません。

私はGoogleドキュメントやGoogleスプレッドシートなどよく使うので250円課金して使ってます。回線も速いし快適。2021年6月以降、無料で無制限だったGoogleフォトの容量カウントが開始されてしまうため、課金をして使うという選択肢も出てくるでしょう。

OneDrive

OneDrive

2023年より100GBプランは「Microsoft 365 Basic」というプランになりました(上図右)。ちょっと分かりづらいですね。

ただし、お値段はお得で、年契約なら187円/月とかなり安いです。月額契約でも229円/月。100GBならGoogleドライブよりOneDriveという感じでしょうか。

でも、OneDriveを使うなら1TB使えるMicrosoft 365 Personal(旧Office365solo)がかなりお得です(後述)。

iCloud

iCroud

Appleが運営するクラウドストレージ。Mac、iPhoneユーザーならおなじみですね。無料だと5GBしか使えませんが、月額130円で50GB使えます。また、月額400円で200GBまで使えます。

iPhoneなどApple製品を使っているならデータだけでなくスマホ設定までまるごとバックアップできるので復元がとても楽になります。私はiPhoneの写真のバックアップ用に50GBプラン使ってます。少額設定があるのは良いことですね。

Yahoo!ボックス

Yahoo!ボックス

こちらも殆どの人がアカウント持っているだろうYahoo!のサービスですが、無料では5GBしか使えないものの、Yahoo!プレミアム会員(508円/月)ならスマホからのバックアップの容量制限がありません。ワイモバイルユーザーもプレミアム会員扱い。ソフトバンクモバイルユーザーにも特典があるので意外にお得に使えるユーザーは多いと思います。

スマホからのバックアップ(写真、動画、連絡先)が容量無制限なのがポイントで、スマホをヘビーに使っている方なら使い勝手が良いかも。

ストレージの為だけに課金するのはやや割高感がありますが、ヤフオクなどやる方だとすでにプレミアム会員になっている人も多いのでは?

小課金でメジャーどころだとこのあたりが良さそう。容量が大きくなり課金を始めると他社に移るのが結構大変なので、詳しくなければ安さにつられて海外の怪しげなサービス使うのは避けた方が無難です(きちんと情報を取ってこれる方はその限りではありません)。

さらに大容量が必要なら?

1TB以上の容量が必要な場合は各社ともだいたい1,000円($10)程度の課金が必要なことが多いです。例えばGoogle One(Googleドライブ)なら2TBで月額1,300円(年契約で1083円)、Dropboxで2TBが毎月1,500円(年契約で1200円)、iCloudで2TBが毎月1300円といった具合。以前は1TB1000円が相場でしたが最近は2TBで1000円/月程度が相場ですね。

ここまで来ると単純な写真バックアップに使うにはコスパ的にはまだ外付けHDDで運用した方が良いかなぁといった感じがします。(クラウドの方が楽でデータの安全製が高いメリットもありますが)

オンラインアルバムや共有機能など積極的に使っている人なら検討に値すると思います。

OneDriveはお得ってもんじゃない!

そんな中でも目を引くのがマイクロソフトのOneDrive。OneDriveも1TB使うには毎月1,284円(年契約で1082円)の課金が必要なのですが、これMicrosoft Office付き!(Word / Excel / PowerPoint / Outlookなど)なんです。

というか、Microsoft Officeの月額プランであるMicrosoft 365*(1,284円/月)に付属するOneDriveの容量が1TBというのが正しい理解かな?
*Office365soloは2020年4月からMicrosoft 365にサービス名が変更になっています。内容はほぼ同じ。

OneDrive

Microsoft 365は1ユーザーなら無制限のPC(Windows、Mac混在OK)に使えるのでOffice系のソフトも使いたいし、大容量のオンラインストレージも使いたいならめちゃお得です。他社の1TB分の値段でストレージと純正Officeが使えるってすごくないですか。私もデスクトップ(Windows)、ノート(Mac)と2台にインストールして使ってます。

ちなみに、Microsoft 365は年契約すると年間12,984円(月額1,082円)。またアマゾンで1年版を購入するとさらに安い11,581円/年。しかも年に数回あるセール時だとこの値段から10~20%OFFとなることも。

サイバーマンデーやブラックフライデーなど大型セール時が狙い目ですね。アクティベーションコード方式で、前もって購入してもMicrosoft側で登録すれば今ある有効期限から+1年となりますのでいつ買ってもOKです。

セキュリティ上のリスクも把握しておく

オンラインストレージは非常に便利で、キチンとしたサービスであればセキュリティも強固です(ユーザーの使い方も重要)。でも、絶対安全なシステムは存在しません。2015年にはYahoo!メールでメールの消失事件があったり、個人情報が漏洩する事故も様々な所で良く聞きますよね。

また、外部サービスですからあるとき突然サービス終了宣言がなされる可能性もゼロではありません。そのあたりのリスクも踏まえて使う必要があるということは覚えておきましょう。

最低でもログインに二段階認証を設定するなど各自最低限のセキュリティ対策はしておく必要があります。そうすればかなり安全ですね。

預けるデータの内容にも気をつけて!

最近は世界的に児童ポルノへの対策が非常に厳しくなっています。プライベートな自分の子供とのお風呂や水遊びの写真でも(たとえそれが非公開設定だったとしても)クラウドサービス側がダメだと判断した場合(AIにより自動判断される模様?)、一発退場となりアカウント停止&預けているデータのダウンロード停止となってしまうリスクも一部で問題になってきました。

このあたりは各クラウドサービス側の判断によるところが大きく、子供との水遊び写真のアップロードは絶対ダメと言うわけではありませんが、最悪の事態としてそのようなリスクがクラウドサービスには存在していることは頭の片隅に置いておく必要がありそうです。

2.パソコンが苦手な人は おもいでばこ

上記で紹介したクラウドストレージはパソコンを使いソフトをインストールする必要がありました(スマホ内の写真ならアプリをインストール)。そんなに難しい事ではありませんが、それでもちょっと難しそうだな。。と思う人には「おもいでばこ」がオススメです。

家の中で写真を管理するなら宇宙一簡単な方法かと思います。

おもいでばこ(PD-1000)発表会

パソコンもソフトのインストールもいらない

「おもいでばこ」は外付けHDDで有名なバッファローの製品なのですが、なんといってもパソコンを使わず写真を整理&バックアップできる点がすごいです。

おもいでばこ本体をテレビに1本のケーブルで繋ぐだけで使えます(それと電源コード)。

おもいでばこ(PD-1000)発表会

セットアップ出来たらデジカメのSDカードを本体に挿してボタンを一つ押すだけ。これで取り込み完了。

スマホの写真は専用のアプリをインストールするだけで難しいユーザー登録などすること無くおもいでばこに写真を送れます。

たぶん、日本で最も簡単な写真の整理&バックアップ用機器です。容量も1TB~2TBなので普通の人には十分。操作も付属のリモコンを使ってテレビを見る感じで使えます。

おもいでばこ(PD-1000-L)レビュー

studio9でも何度も特集したので興味があれば過去記事をどうぞ!

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外付けHDDを繋ぐだけでバックアップ

SDカードからおもいでばこに写真を送っただけではパソコンに写真を保存したのと同じことなのでバックアップにはなりません(SDカードをフォーマットして使う前提で)。

おもいでばこの保存領域はパソコンと同じHDD(ハードディスク)なので、あるとき突然故障するリスクがあるためバックアップを取る必要があります(これ大事!)。

ただ、バックアップの取り方は超簡単。おもいでばこと同じ容量の外付けHDDをおもいでばこに繋いでおくだけ。これだけで毎回自動でバックアップを取ってくれます。めちゃ楽ちんでしょ?バッファローから専用のバックアップ用HDDも用意されています。徹底的にパソコンが苦手な人に寄りそう写真バックアップツールなのです。

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写真の整理もしてくれる

おもいでばこは単なる写真のストレージではなく、自動的に写真を整理してくれる機能もあります(というかこれがメイン機能)。カレンダー上に日付別に撮った写真を並べてくれたり、後でアルバムを作ったり。

カレンダー おもいでばこ

パソコンでは無くテレビに繋いで使うので、家族みんなで写真を見ることができるというのが大きな利点です。スマホやパソコンと連携して使う事もできます。

とても楽ちんなシステムですが、おもいでばこには写真の編集機能はありません。後で写真を編集(明るさや色を変えたり)したい場合は一度おもいでばこから写真を出して、スマホやPCで編集し、元に戻すという面倒な作業をしなければなりません。

積極的に写真を編集しながら使いたい場合はちょっと物足りないかもしれません。

おもいでばこなどデジタルフォトアルバムはこちらの記事ですべての機種をまとめています!

デジタルフォトアルバム比較
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せっかく撮った写真は一人だけじゃなく家族みんなで楽しみたいものです。最近話題のデジタルフォトアルバム4社4製品の特徴やメ別のタブで開く

3.バリバリ撮る人は外付けHDDで同期

年間数百GBとか数TBレベルでバリバリ撮る人の場合、コスト的にオンラインストレージではまだ辛いものがありますし、ライトユーザー向けのおもいでばこもちょっと厳しい。

年間数万枚レベルで撮る人や、デジタル一眼やミラーレスでJPEGではなくRAW形式で写真を撮る人はここに当たる人です。私の場合1日で数十GBの写真を撮ることもざらです。

大容量HDDを上手に使う

そんなときは外付けハードディスク(HDD)や内蔵の追加のHDDを使ってバックアップを取るのが最も現実的。

最近は6TBのHDDでも1万円くらいの値段で売られていますがら、オンラインストレージよりもコスト的にはかなり優れています。

自分でバックアップを取る必要があるのが欠点

ただし、外付けHDDは言ってしまえばただのHDDですからオンラインストレージやおもいでばこのようにそのままでは自動でバックアップを取ってくれません。

つまり自分の意思で手動でバックアップを取る必要があります。

最も簡単で原始的な方法は定期的に手動でコピーを取る方法でしょうか。写真など必要なファイルが入っているフォルダを外付けHDDに丸ごとドラッグ&ドロップしてコピーしてしまう方法です。

しかし、この方法だと容量が大きいと更新に数時間かかってしまったり、重複があった時の操作が煩雑、うっかり忘れるということがあるので大変です。

ソフトを使って自動で同期させよう

バックアップは出来るだけ楽な方法で持続的に行うのが重要ですので、外付けハードディスクへのバックアップも専用のソフトを使って自動化してしまいましょう。

バックアップソフトと言われるものはOSに標準搭載されているものから、有料ソフト、フリーソフトなど様々な種類があり、バックアップの方式もざまざまで迷ってしまいます。写真や動画、文章など単純なファイルをバックアップするなら個人的にはファイルを同期(ミラーリング)できるソフトがオススメです。

ファイルを同期 バックアップ

ファイルを同期するソフトは2つのHDD(or フォルダ)の中身をを同じ状態に保っておくことができます。しかも同期する時はゼロから丸ごと書き換えるのではなく、両者に差が出たところだけを自動で検知して書き換えるという優れもの(差分同期)。

これなら始めに設定さえしておけばあとはボタン一つで2つのHDD(or フォルダ)の中身を同じ状態に保ってくれます。スケジュール化してしまえばソフトを立ち上げるだけで自動で定期的にバックアップしてくれますね。

障害が起きて片方がダメになっても同じ状態のファイルが別のドライブにそのまま残っているので復元も非常に簡単です(すぐに新しいバックアップをとりましょう)。

例えば私はAdobe Lightroomというソフトで写真を管理していますが、これと同期ソフトを組み合わせてバックアップしています。私が実際に環境はこちらの記事が詳しいです(中~上級者向け)。

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ただの現像ソフトではない、写真管理を非常に効率よく行えるAdobe Lightroomの使用環境(PCスペック、構成)に別のタブで開く

オススメの同期ソフト

ファイルを同期させて使うソフトはフリーのもので優秀なものがあります。

FreeFileSync

FreeFileSync

オープンソースのフリーソフトで非常に高機能です。コピー元、コピー先のフォルダ(or ドライブ)を指定してボタンを一つ押すだけで同期が完了。海外ソフトですが日本語にも対応しており、Windows, Mac, Linuxなど様々なプラットフォームで使えます。

FreeFileSync

同期のモードも単純なミラーリング(コピー元⇒コピー先で同じ内容を保つ)だけでなく細かくカスタマイズが可能です。同期前に変更を加えるフォルダの一覧が確認できたり、同期に伴って削除されるファイルを万が一に備えて別の場所に待避させることができたり とバックアップ時にありがちなミスを減らす工夫がされていて使いやすいです。

FreeFileSync

ちょっと応用すればスケジュール化して完全自動化も可能。付属のRealTimeSyncというソフトを使うと定期的にフォルダを監視し、変更があったときだけバックアップをとるという使い方も出来ます。

個人的にはファイル同期ソフトでは決定版といっても良さそうなソフトです。

FreeFileSyncの詳しい使い方はこちらにまとめました!

バックアップ FreeFileSync 使い方
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2020.12.09
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大量の写真をバックアップするときはHDDを2台使ってバックアップするのが一般的な方法ですが、その時活躍するのがファイル同別のタブで開く

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2種類のバックアップソフト

一般にバックアップソフトと言われるソフトはOSやアプリケーションといったシステムごとバックアップを取るような仕組みになっています(ソフトにもよります)。

私もあまり詳しくないですが、Windowsに付属するバックアップ機能やMacのTimeMachine、サードパーティーのAcronis True ImageEaseUS Todo Backupなどがこれにあたります(たぶん)。

この手のソフトは高機能でバックアップを一つのパッケージとして保存するため、見かけは1つのファイル(フォルダ)にまとめられ通常は中身が見えません。また、圧縮をかけたり、バージョン管理ができたりと便利ですが復元には「リストア」という作業をする必要がありやや面倒です(バックアップを取ったソフトが必要)。

使い分けが大事

どちらもバックアップがとれることに変わりはありませんが、写真や動画はそもそも圧縮が殆ど効きませんしフォルダ構成もシンプルですから、写真や動画はコピーがそのまま見えるファイル同期タイプのバックアップがオススメです(リストアしなくていい)。

ただし、OS含めパソコン全体を丸ごとバックアップをとるならファイル同期タイプでは上手くいかないと思うので、Windowsに付属するバックアップ機能やMacのTimeMachineを使いましょう。使い分けが大事です。

買うときは2台1組で!

HDDを同期して使う場合は当然2台のHDDが必要です(元々の内蔵HDDのバックアップをとるなら1台でOK)。

ストレージのコストが一気に2倍となってしまいますがここはケチらず2台1組で買うと割り切っておきましょう。とりあえず1台だけ... としてしまうと「まだ大丈夫に違いない」とバックアップを先延ばしにしてしまいがちになります。初めにも言いましたがHDDはある日壊れることがありますから。。

できればメーカーを分けて買う

2台一組で買う場合はできれば同じ型番のものは避け、違うメーカーのものを選ぶと良いです。2台を同じ環境で使っていれば、当然壊れるタイミングも近くなることが考えられますし、もし製造上の不具合などあった場合に同時に障害が起きることも否定できません(かなり確率は低いと思いますが)。

2台1組で買う場合は異なるメーカーのものを2台買った方が同時故障リスクを減らせます(外付けHDDはメーカーが違っても中身のHDDは同じという可能性はあります。。)。

RAIDシステムには注意する?

少し詳しい方ならバックアップにはRAID(レイド)システムが有効だと聞いたことがあるかもしれません。これは複数のHDDを組み合わせて使うシステムですが特にRAID5やRAID6を自分のPC内に構築して使う場合は要注意。(詳しい話は割愛)

ざっくり説明すると、例えばRAID5は3台や4台のHDDをまとめて1台の大きなHDDとして使用でき、万が一そのうちの1台が故障しても残りのHDDでカバーできるという安全製の高いモードです。しかし、故障したHDDを置き換える時は元と同じHDDが必要だったり、復旧方法を間違えるとすべてデータを失う可能性もあります(滅多にないけど)。

パソコン上級者でない人がRAIDを使う場合はきちんとしたメーカーのRAIDストレージや後述するNASを使うのがおすすめです。あと、RAIDは普通の外付けHDD単体よりはデータの安全性は格段に高いですが、それ1台で完璧なバックアップとは言えません。RAID+外付けHDDやRAID+クラウドストレージ という2重体勢を保つのが良いでしょう。(HDD2台よりも安全)

「RAIDは安全!」と盲信するのではなく、導入前に少し調べておくのが大事。

追記:RAIDはどのくらい安全?

RAIDを含めてバックアップの安全性をざっくり計算で見積もってみました。ちょっと難しめの記事ですが気になる方はこちらもどうぞ!

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2022.02.21
18.04.21
写真の保存先といえば外付けHDDが一般的でしたが最近では、NASやクラウド、デジタルフォトアルバムなど様々なストレージが別のタブで開く

4.NASという選択肢もあるよ

ここ1~2年でかなり一般的に使われるようになったNAS(Network Attached Storage、ナス)を使ってみるのも良いでしょう。NASというのはパソコンにUSBなどで直接繋げるのではなく、家庭のネットワーク(LAN)にLANケーブルや無線で繋げて使うストレージのことです。

外付けHDDとNASの違い

通常は複数のHDD(単体でもOK)を束ねて1つの大きなHDDとして使うことが多く、どれか1つのHDDが故障してもデータが保持される(冗長性がある)システムを簡単に組むことが可能です。最近のNASはソフトウェアも充実しているので常時ネットに接続していればプライベートでGoogleドライブのようなクラウドストレージを持つことができるようになります。

市販のHDDを利用できるので個人レベルで10TBを超えるようなシステムを簡単に導入できるのがポイント。10TBのクラウドストレージは年間10万円を超える利用量が掛かりますが、NASなら数万円の初期投資のみでプライベートクラウドを持てるのがメリット。

NASについては下記の記事で詳しく書いてあるので見てみて下さい。私も最近はNASをメインのストレージとして使っています。単なるデータを保存するための箱としてだけではなく、複数のパソコンやスマートフォンからインターネットを通じてアクセスできるなど、外付けHDDよりも格段に高機能です。

バックアップ NAS

私のメインストレージは22.7TBの大容量!これにバックアップ用のHDDを組み合わせて使っています

NASの有名どころはSynology、QNAP、ASUSTOR、NETGEARあたりの海外メーカーですが、私は写真関連の機能が充実しているSynologyのNASをメインで使ってます。

入門機で2~3万円、中級機で3~5万円くらいの価格帯ですね。保存したいデータの容量(数年後まで)が4~6TBに十分収まるなら安価な2ベイタイプ、それより多く将来的に10TBを超えるようなら4ベイ以上のタイプをおすすめします。

NASについて詳しく知りたい方は以下の記事も参考にどうぞ!

外付けHDDとNASの違い
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2022.02.21
17.06.06
デジカメは手軽に何枚でも撮影出来る反面、気がつけばものすごい容量の写真を撮影しており管理しきれない。。といった事になって別のタブで開く

災害に備える計画も大事!

いくらバックアップをとっていても、バックアップごと何らかの障害を受けてしまえばそのデータは無くなってしまいます。殆どの場合は自宅にバックアップを保管していても大丈夫ですが、大地震や火災、洪水など家ごとダメージを負うような場面では話が違ってきます。

私も以前、入居しているマンションで火災があり(ボヤ程度で済んだようで大事には至りませんでした)、一瞬ヒヤリとしました。

災害耐性の高いシステムを考える

大規模災害に最も強いのはオンラインストレージでしょうか。自宅では無くネットワークを介して別の場所にデータが保管されるため災害への耐性は非常に強いです。オンラインサービスによっては東京と大阪2カ所にデータを分散して保管するなどさらに安全製を高めているところも。

容量の関係ですべての写真をクラウドにアップするのは難しくても、お気に入りの写真だけでもクラウドに置いておくと万が一の時でも最小限の被害で済みますね。

外付けHDDを使う場合は1台を別の場所に保管

外付けHDDでバックアップしながら使っている場合は、バックアップディスクを実家に置いておくなど自宅とは別の場所に置いておくとさらに安全です。

私は帰省の際にHDDの3つめのコピーを実家に持ち帰るようにしています。

クラウドにすべての写真(TBクラスの容量)を置いておくのはあまり現実的ではありませんが、前述の通りAmazonプライム会員なら例外的に無制限に写真をクラウドへアップロード可能です(動画は除く)。

ただし、数万枚にも及ぶ写真のアップロードはそれだけで数日かかることがありますし、ダウンロードにも膨大な時間がかかることも覚悟しておく必要があります。

DVDやプリントも

DVDやブルーレイ(BD)によるバックアップですが、ここ数年で利用できるシーンが一気に減りました。。そろそろ補助的なバックアップメディアとして考えた方が良いかも知れません。
(例えばMacで光学ドライブを搭載したモデルは消滅しましたし、Windowsでも光学ドライブ搭載モデルは絶滅危惧種と言っても良いでしょう。最近はデスクトップにも非搭載が主流です)

ただし、DVDやBDはハードディスクに比べれば水濡れに強かったりと利点もあります。ホントに大事なデータの3つめのバックアップなど補助的に使うとさらに良いのでは無いかと思います。(一方で経年劣化し読み出せなくなるというリスクもあります)

また、昔からあるプリントも水濡れには比較的強いですし、何かのきっかけですべてがダメになってしまう確率は低いですよね。それぞれのメディアの特性を理解して安全な環境を作りたいものです。

バックアップの安全性に関しては以下の記事に詳しくまとめています

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まとめ:自分のスタイルに合った方法を選ぶのがとても大事!

ということで今回も長くなってしまいましたが、それぞれの人の環境に合わせて今の時代に合ったオススメの写真バックアップ方法をご紹介しました。

災難はいつやってくるか分からないですからいずれ来るもしもの日のために備えをしておきましょう。バックアップの方法は写真の撮り方や頻度、生活スタイルなどによってベストな方法が変わってきます。この記事を見て自分に合ったバックアップ方法が見つかっていれば幸いです。

ちなみに、これだけバックアップ環境を整えても、カメラのSDカードからパソコンへ移すまでのデータは通常バックアップの無い危険な状態のデータです。カメラごと紛失したり盗難される恐れもあります。

カメラの撮影データは毎回忘れずにパソコンやおもいでばこに保存するという習慣も付けておきましょう。

冬など乾燥する季節は静電気にも注意!SDカードにパチッと静電気を飛ばすと中のデータがダメになってしまうこともあります。カメラからSDカードを抜くときは静電気を十分に逃してからという作法もぜひ覚えておきましょうね。

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この記事を書いた人
中原 一雄 / カメラマン・中の人
普段はカメラマンとして活動しながらstudio9(すたじお・きゅう)の管理、運営をしています。「写真をもっと、あなたのそばに」をテーマに、カメラに使われるのではなく、カメラと友達になる方法を広めるために活動中のフォトグラファー。 中原 一雄のプロフィールページ

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