PX-7Vレビュー。 -ポジプリント調、その他もろもろ編-

カテゴリー:PC、プリント関連 / Review
 過去2回にわたってお送りしてきたPX-7Vのレビューも一応今回が一区切り。これまで、シャドウの諧調性色の諧調性とお送りして来ましたが、今回はPX-7Vのウリの一つであるポジプリント調を中心に、その他気づいたことを何点か取り上げてみたいと思います!

ポジプリント調印刷

今回のPX-7V、新たにブルーインクを搭載したということで、ポジフィルム調印刷 というモードを大々的にアピールしてます。EPSONのHPのコピーはこんな感じ。

顔料インクプリンターでありながら、あのポジフィルムのような風合いが実現。彩度の高い写真表現を美しく支えます。

– EPSON HP より –

私は100%デジタル人間なのでフィルム写真については知識のみで、経験はないのですが、ポジフィルム(リバーサルフィルム)で撮ったような濃い青とか、緑とか、彩度の高いインパクトのあるプリントが簡単に出来ますよとのことです。

購入する前は、別にそんな機能、LightroomなりPhotoshopを使って自分で調整すればいいじゃん。というか、プリント結果をプリンタドライバに任せてしまうのは我慢ならない!自分のイメージした調整結果をそのままプリントアウトしたいんだから。

などと思っておりましたが、試しに使ってみると意外と使えそうです、この機能♪

プリント結果はこんな感じ。(プリント評価条件は前回のエントリーをご覧ください。ポジプリント調のみ、Lightroom側でのカラーマネジメントは行わず、”プリンタによって管理”を選択。プリンタドライバ設定にてポジプリント調を選択しています。)

PX-7V、EP-702比較

 

PX-7V、EP-702比較

という結果。

ノーマルのPX-7VとEP-702では、PX-7Vの方が透明感のある青を表現できていますが、全体的にちょっと青味が強いかな?という結果。EP-702は色の透明感という点では劣っていますが(青空とか雲とか)、こういうシチュエーションならそれほど悪くないかな?とも思えます。

で、PX-7Vのポジプリント調

いきなり雰囲気がガラッと変わりましたね。もちろん、ノーマル版と同じデータを出力した結果です。元々、C-PLフィルタで青空部分を強調していた写真ですが、さらに強調されて、青の濃い部分なんてもう宇宙の色みたい。インパクトがグッと強くなりました。

試しに、LightroomのRAW現像設定でココまで青空を濃く出来るかな?と思って少しいじってみましたが、思いっきり濃い青を表現しようとすると、出来ることは出来るけど空のグラデーションがちょっと崩れてしまう結果。

もっと追い込んで調整すればいいのだろうけど、ココまで仕上げるのはなかなか大変です。。そういう意味で、このポジフィルム調モード、意外と使えるかも?と思ったわけです。設定変えるだけで済むのでカンタン。空のグラデーションもきちんと表現されているしね☆

ただ、やっぱり出力結果がプリンタドライバ任せというのが、イマイチ好きにはなれないけれど。プリンタの癖を把握するといろいろ使えそうです♪

 その他もろもろ

プリント後の色の落ち着き具合

EP-702を使っていたときの3大不満の三つ目です。

染料インクを使っているプリンタはインクの特性上、プリント後、色が落ち着くまで時間がかかります。これはEP-702に限らず、染料インクを使っているプリンタの宿命なのですが、プリント後最低でも30分くらい経たないと正確な色がよく分かりません。。(もちろん染料インクならではの長所もあるので、染料インク = 悪 ということではありません)

30分くらい経てばだいぶ落ち着きますが、それでもプリント対象(全体的にシャドウが強い写真とか)によっては、30分では色が落ち着ききらないこともあります。その一方、顔料インクを採用しているPX-7Vは色が落ち着く時間はほぼゼロ。プリント後、数分間置いておくと、私の目にはもうそれ以降の色の変化の違いが分かりません(笑)

これって、プリントで作品を仕上げるというヒトにはとても大きな点です。プリントして、スグに結果を確認できるので、さらに結果を追い込むことが出来るし。そういう意味で、顔料インクはいいな と感じています。(顔料インクにももちろん短所はあります。 だから、顔料インク = 神 ということではないです)

 インクの消費量

これも気になりますよね。なんせインク高いですから。。

私の場合、大体A4換算で30枚プリントしたところで、下馬評どおりグロスオプティマイザが無くなりました。シアンとブラックも瀕死状態ですが、最後の最後で意外と粘りを見せています(笑)

一方、ブルーインクの消費はあまり多くありません。まだ1/3は残っているかな?この辺はプリントする種類にもよるでしょうが、ブルーインクは補助的に使われているのかな?半分くらい人物プリントをしていたので、オレンジ、イエローの消費は多め。一回目のカートリッジはラインへのインク充填のために使われるインクが多いので、次からはもう少しパフォーマンスが上がるかな?と期待しています。一つ気になるのが、プリント前にたまに自動で行われるヘッドクリーニング。その日、初めにプリントするときに数分間、自動でヘッドクリーニングに入ります。。そして、クリーニングが終わると、インク残量が一気に1目盛り以上減るのです。。あれは正直、精神衛生上よくありません

ヘッドクリーニングに入るタイミングもよく分からないし。今までの感覚では、2日程度使わないでプリントするとクリーニングに入る。毎日使っていればヘッドクリーニングは入らない。という感じです。

*追記:インクカートリッジ2週目からは上記の謎なヘッドクリーニングが入らなくなりました!一週目はラインにインクを完全に充填するためにジャンジャンインク使ってるのかも・・

EPSONの顔料インクプリンタを使われている皆様もこんな感じでしょうか?

私の感覚ではこのヘッドクリーニングだけで、インクの1/4程度が使われているような気がします。。これってものすごいプリントコストの上昇に繋がります。何か解決方法はないでしょうかね?どなたか詳しい方がいらっしゃいましたら教えてください。

無線接続

これも初めてでしたが、調子いいです。一応説明書には、安定した印刷をしたい場合は有線接続をオススメします みたいな事が書いてありますが、今のところ問題ないです。1800万画素程度の写真をPhotoshopでグリグリレタッチして出力しても大丈夫です。

無線アクセスポイントからの距離が数メートルしか離れていないということも原因と思いますが、通信環境が悪くない場所なら無線でもまったく問題なさそうです♪

ということで、PX-7Vのレビューもこれにて一旦修了。また気づいたことがあれば記事にしてみようと思います。

次回からはまた、普通の写真ブログに戻ろうかしら。。

*****PX-7V関連エントリー*****

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この記事を書いた人
中原 一雄
中原 一雄 / studio9管理人
studio9(すたじお・きゅう)の管理、運営をしています。中の人です。 「写真をもっと、あなたのそばに」をテーマに、カメラに使われるのではなく、カメラと友達になる方法を広めるために活動中のフォトグラファー。 中原 一雄のプロフィールページ

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