今回は空白を生かした構図のヒント。キレイだけどごちゃごちゃしてる被写体は思い切ってひとつに絞って、写真に空白を入れてみましょう。
シンプルですが有効な手段です!
今日はあっさりですw
モッサリした緑を攻略する
今回のネタはこちら。
なにやら白い建物の壁にオレンジ色の花が咲いた植物があります。緑とオレンジの対比は絵になりそうです。もちろん、こうやって広角で切り取ってもダメってことはないですが、他の植物はいまいちキレイではないですし、トイレの看板も目障りです。。
キレイだなと感じたのは、若々しい緑と鮮やかなオレンジの花、それに真っ白な壁です。でも良く見ると結構モッサリしちゃってるんですよね。。
さて、この状況、どうやって切り取りましょう?
思い切って空白を作ってみる!
よく見るとオレンジの花がいくつか咲いているので、あれもこれもと花をいっぱい入れたいところですが、緑の部分がモッサリしていてなかなか上手く切り取れそうにありません。。
こういう時は主題をひとつに絞って、思い切って空白をたっぷり入れてみます。
私はこんな感じで切り取ってみました。
EOS 5D Mark II / EF 24-105mm F4L IS USM / 105mm f4
ひとつのお花だけに着目して、思い切って白い壁を多めにしてみました!
真っ白なキャンバスにオレンジの花を描いて、緑でアクセントを加えるような感じ。
なんとなくシャッターを押すとモッサリした緑をいっぱいに写してしまいがちですが、せっかく真っ白なカベがあるのだから、それを生かしたいですね。
こうやって思い切って空白を作ると、ちょっと写真が上手に見えますw
上手に空白を作るコツはやっぱり三分割法。空白を作るときは被写体と空白のバランスが重要!ただ空白を作ればいいってもんでもありません。
一番簡単なバランスの取り方は画面を縦と横に三分割してみること。そして、その三分割した領域やその交点に主題を持ってくるとスッキリします。
今回の写真もだいたい3分割したところに花と緑が来てますね。
空白を作るだけで写真が上手に見えちゃうお手軽テクニックです。
みなさまもぜひお試しあれ!