写真が楽しくなる?パワフルで小さくなった新おもいでばこレビュー![PD-1000-L]

カテゴリー:PC、プリント関連 / Review
ちょうど2年前に出会った、バッファローの「おもいでばこ」の新バージョンがリリースされました。「おもいでばこ」とはパソコンを使わず、テレビやスマホ、タブレットから写真を保管、管理、閲覧できるフォトストレージです。
今回、新おもいでばこ(PD-1000)のお披露目会に行って、新機種を手に入れましたのでレビューしてみます。

より小さく、パワフルに、誰にでも

外付けHDDや無線LANなどで有名なPC周辺機器メーカーのBUFFALO(バッファロー)から「おもいでばこ」というなんだか可愛らしい名前の製品が出ている事はご存じでしょうか?

「おもいでばこ」はパソコンを使わず、テレビに繋ぐだけでデジカメやスマホで撮った写真を保管、管理、閲覧できるフォトストレージなのですが、今回フルリニューアル(PD-100S/WからPD-1000へ進化)したということで、新製品発表会にお呼ばれしてきました。

一言でいえば、以前のモデル(PD-100S/W)から「より小さく、パワフルに、誰にでも」使えるように進化したという感じです。

ちなみに、個人的にデジタル写真の管理というのは写真を趣味にしている人だけでなく、今や全ての人に関係しているとても重要なテーマだと思っていて、studio9では2年前からこの「おもいでばこ」のコンセプトに共感して、応援していたりします。

おもいでばこって何?という方は過去記事も見てみて頂けると嬉しいです。

ケーブル1本でテレビに繋いで、デジカメのSDカードを挿してボタン一つ押すだけで写真を全部管理できるすぐれもの。カレンダーで見たりスライドショーで見たり、保存するだけでなく見る事にもこだわっているんです。

そんなわけで今回は、「おもいでばこ」の新製品発表会(ファン感謝祭)と主に外観についてレビューしてみようと思います!

本日のコンテンツ

  • 新「おもいでばこ」新製品発表会
  • 新おもいでばこ(PD-1000)の特徴
  • ファーストインプレッション
  • PD-1000-Lの外観、開梱の儀

しっかりした使用感はもう少し使い込んでから再度レポートしてみようと思います。また、今回のレビューはバッファローさんから実機をご提供いただいております。

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新「おもいでばこ」新製品発表会

*新しいおもいでばこの特徴が早く知りたい!という方はここは読み飛ばしてもOKです。

今回の新「おもいでばこ」の発表会の会場は 3331 Arts Chiyoda という昔の中学校を活用したコミュニティスペースで、普通の会議室とかではないのが新鮮。

昔学校だけなことあって、椅子や机が懐かしいあれです。黒板もありました。

おもいでばこ(PD-1000)発表会

おもいでばこのブランドイメージにぴったりの雰囲気。この発表会、なんとなく硬派なイメージのバッファローがやってるってのが面白いところ。

実はおもいでばこの歴史はまぁまぁ古くて、初代(PD-100)は2011年11月の発売です。そこから今に至るまでの経緯を聴きながら新しいおもいでばこの話へ。新機能を紹介してくれた方はこちら、シニアプロダクトプロデューサーの根本さん。

下に頭だけ写っているのはわんぱくブロガーこと、むねさだブログの中の人、むねさださんですw 彼もおもいでばこユーザーの一人。

おもいでばこ(PD-1000)発表会

根本さんとの出会いは2年ほど前で、当時私は週1で気まぐれカフェをやっていたのですが、そこにいきなりおもいでばこを抱えてやってきたのですwまだPVもさほどなかった昔のstudio9を見てコンタクトして頂いた事は今でも忘れられません。

その時はほとんどおもいでばこについて知らなかったのですが、その製品コンセプトにえらく共感してしまって、そこから私はおもいでばこファンの一人となってしまった訳です。

ちなみに、上記で紹介したレビューを見て頂ければ分かると思いますが、私個人がプロカメラマンとしてこの製品をフォトストレージとして使うにはあまりに非力です。私が気に入っているのはガチの写真好き向けではなく、普段なにげなく写真を撮っている一般ユーザーに目を向けているそのコンセプトで、家では私ではなく、私をふくめた家族が”普通の”写真を楽しむために使っています。

後半はちょっと変わった懇親会

新しいおもいでばこの紹介はもうちょっと後回しにして、発表会後半は懇親会。元学校ということもあり、給食をいただきながらという形。

おもいでばこ(PD-1000)発表会

コッペパンとか懐かしいですよね。ボソッとして口の中の水分を奪われるあの食感もそのままw 口の中で牛乳で潤いをあたえると途端においしくなりますよね。懐かしい。

おもいでばこの開発秘話を聞いたり。

おもいでばこ(PD-1000)発表会

初期型のデザインアイデア(↑)みたい。プロトタイプはリモコンが有線でした。

おもいでばこ(PD-1000)発表会

へんなかぶり物はバッファローのキャラクターらしいw べつにおかしな人ではないですw 懇親会なので。

その他、家電レビュアーの石井和美さんのトークセッションや、おもいでばこの曲(使ってる人はあれね!と思うやつ)のLAVAさんのライブがあったりと発表会らしくないゆるい感じでお開きとなりました。(中の人はファン感謝祭といっていた)

ほんと、開発の人がおもいでばこ愛しているのがよく分かります。たぶん根本さんは世界でいちばんおもいでばこを愛していると思うw

新おもいでばこ(PD-1000)の特徴

新しいおもいでばこのポイントは3つ

さて前置きが長くなってしまいましたが、そんなおもいでばこですが以前と大きく変わったポイントは3つあります。

1.よりパワフルに

2.さらにコンパクト、さらに大容量

3.おもいでばこスポット

おもいでばこ(PD-1000)発表会

この3つ。それぞれがかなりインパクトのあるアップデートです。これが4代目になりますが、たぶん最も大きなモデルチェンジだと思います。

ちなみに今回売り出されるのは1TBモデルのPD-1000、2TBのPD-1000-Lの2機種です。

ではそれぞれのポイントについて簡単に紹介してみましょう!

1.よりパワフルに

これまでのおもいでばこはその手軽さの反面、多少もっさりした操作感でした。3台目(先代)のPD-100S/Wではソフトウェアの見直しによって、速度がかなり改善しましたが、今回のPD-1000はハードウェアごと総取っ替え

まったく新しいアーキテクチャを採用して作ったという事でよりパワフルにサクサク動くようになっています。サムネイルがたくさん出ている画面をリモコンでガガガーっと送ってもあまり遅延しなくなりました。

また、びっくりしたのがアプリを使ったスマホからの操作速度。デモ映像を見てみたらすんごい早いの。ちょっとまだ実際に試してはいないのですが会場で見たデモ映像は圧倒的なスピード。YouTubeにアップしてみたので見てみてください。プレビューキャッシュを多めに保持しているのかな。

Androidアプリは新バージョンを提供中でiPhoneは近日中にアップデートされるとのこと。

また、Macからおもいでばこにアクセスするアプリの開発も発表されました(公開はまだ)。Windows版のアプリケーションはすでに用意されています。

2.よりコンパクト、さらに大容量

実用面では1.の進化が大きいのでしょうが、最初のインパクトではこっちの方が大きかった。めちゃ小さくなりました

旧機種もそれなりにコンパクトだとは思っていたのですが、新しいものを見ると旧機種がとても大きく感じます。体積で46%もの縮小化。

手元にあるPD-100S/Wと比較してみました。

おもいでばこ(PD-1000-L)レビュー

厚みはちょっと増したかな?といった感じですが、正面から見るとこんなに小さいのが分かります。上から見るとさらにびっくり。奥行きも小さいのです。

おもいでばこ(PD-1000-L)レビュー

上が新機種のPD-1000、下が旧機種のPD-100S/W

めちゃ小さいですよね。形もただの箱型ではなく台形を2個貼り合わせたような形。女性の手に収まる感じをイメージしてデザインされたそうです。

ここまで小さくなりながら、容量のラインナップは倍増へ。旧機種は500GBと1TBの2モデル展開でしたが、新機種は1TBと2TBの2モデルで展開します。

2TBだと約40万枚もの写真を保存できます。

3.おもいでばこスポット

そもそも、この製品はパソコンにあまり詳しくないママ層やお年寄りをターゲットにしているため、WiFiのことを語ってもちょっとよく分からないよ。。となるかもしれませんが、簡単に言ってしまえば、「おもいでばこ」とスマホ(タブレット)があればいつでもワイヤレスで写真を保存したり、閲覧できるようになりました。

えっ?前からそうじゃないの?と思った方もいるかも知れませんが、先代までは「おもいでばこ」、スマホの他に、無線LANルーターが別途必要でした。

おもいでばこ と スマホを無線LANルーターを介して繋いでいた訳ですが、今回のモデルからは おもいでばこ と スマホを1対1で繋ぐ事ができるようになったわけです(アドホックモードを使っているのかな?)

おもいでばこ(PD-1000)発表会

これをバッファローでは「おもいでばこスポット」と呼んでいます。

無線LAN環境がない家や、無線LANなにそれおいしいの?という人でも、アプリを入れていればスマホやタブレットを直接おもいでばこに繋ぐ事が可能です。

また、外におもいでばこを持っていっても、電源さえ繋いでいればどこでも(たとえ富士山の上でもw)スマホから直接おもいでばこにアクセスできます。これは便利です。

もちろん、無線LANを使ったいままでの接続も可能なのでどちらか選べます。

ちなみに、外出先から外部のネットワークを使っておもいでばこにアクセスするという機能は今回も実装されませんでした。これは個人情報である写真を外部から不正にアクセスされないように守るためとのこと(技術的に不可能ではないので引き続き検討するようです)。

主な新機能は3つですがその全てがなかなかインパクトのあるものでした。

その他、操作方法やいままでの機能(オンラインアルバムとの連携や自動バックアップ機能など)についてはほぼすべて引き継いでいるということです。

旧機種から乗り換えるときはバックアップ用のHDDをそのまま新しいおもいでばこにつなぎ替えて、復元処理をするだけでOK。

ガジェット好きな人から見れば、なんだか物足りない機能だよなぁと思うかも知れませんが、この割り切り感が個人的にはとても好きなんです。

ガジェット系に強い人はそもそもおもいでばこ使わなくても、様々な方法でちゃんと写真管理できるでしょうから。

確実に進化した という感じです。

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ファーストインプレッション

会場にあったタッチ&トライコーナーでちょっと触ってみました。

おもいでばこ(PD-1000)発表会

コンパクトになってこぢんまりとした感じ。実はロゴも旧機種からちょっと変わっています(パステル調からソリッドな感じへ変わった)。

実際にテレビに繋いだ感じはこんな感じ。他の家電にも馴染みやすいデザインかと思います。

おもいでばこ(PD-1000)発表会

テレビに繋いで使うには裏にHDMIケーブル(付属)と電源コードを繋ぐだけのシンプルさ。

おもいでばこ(PD-1000)発表会

リモコンは前と同じ。ほんとサクサク動いてびっくりしました。

おもいでばこ(PD-1000)発表会

その他、エプソンのプリンターと無線で繋いで直接プリントしたり、こんなスキャナで紙媒体を画像として保存するのもいいよね!という提案もありました。

おもいでばこ(PD-1000)発表会

このスキャナ、iPhoneのカメラをつかってスキャンするというコンセプトのスキャナです。旅行先のパンフレットなどもデータにしてしまえば管理がラクチンですよね。
(直接おもいでばこに入るのではなく、一度iPhoneに保存してそこからおもいでばこにアップする)

操作方法は旧機種と殆ど同じなので、違和感なく移行できると思います。

説明書なんて見なくても使える設計になっているので初めての人でもケーブルを2本繋ぐだけですぐに使い始める事ができるはず。

 PD-1000-Lの外観、開梱の儀

さて、バッファローさんからご提供頂いたおもいでばこを開梱してみましょう。2TBモデルのPD-1000-Lになります(外見は1TB, 2TBどちらも同じです)。

箱は以前よりもかなりコンパクトになっています。今回もバッファローっぽくないデザインが良い感じ。写真に愛を感じます。

おもいでばこ(PD-1000-L)レビュー

箱を開けるワクワク体験

開けると、説明書が1枚。

おもいでばこ(PD-1000-L)レビュー

箱を開ける体験も考えている感じですよね。旧機種は開けると「写真を大切にするあなたに、感謝をこめて」というメッセージが出てきたのですが、今回はイメージ写真。個人的にはメッセージの方が良かったかなと思いましたが、この説明書の裏にちゃんとありました。

おもいでばこ(PD-1000-L)レビュー

「写真を大切にするあなたに、感謝をこめて」写真好きとしては嬉しくなるワードですよね。

もう一つ、小さな演出を見つけました。

おもいでばこ(PD-1000-L)レビュー

開けるときには気づかなかったのですが^^;、閉めるときに気づいてにんまりしましたw

誰でも使えそうなシンプルな中身

説明書は大きなサイズの両面が1枚。文字も大きくシンプルなのでお年寄りでも一人でセットアップできそうです。

おもいでばこ(PD-1000-L)レビュー

内容物は、本体、リモコン(電池付き)、ACアダプター、HDMIケーブル(1.2m)の4つ。非常にシンプルです。

おもいでばこ(PD-1000-L)レビュー

新しくなった外見

正面はこんな感じ。台形になっているぶん、よりコンパクトに見えます。

WiFi内蔵となったので、旧機種のようなUSBに挿すWiFiドングルもなくなり突起のないデザイン。

実寸は154×37×118mmで重さが410gです。

おもいでばこ(PD-1000-L)レビュー

正面中央にあるボタンがSDカードから写真を読み込むボタンですが、ここだけちょっと分かりづらいんじゃないかなぁと思いました。あまり目立たなく、何ができるボタンなのかちょっとイメージしづらそう。

背面はこちら。

おもいでばこ(PD-1000-L)レビュー

旧機種に付いていたRCA端子(赤白黄のやつ)はなくなり、HDMIだけになりました。今どきRCA端子使う人は少数派でしょうから良いのではないかと思います。

新しく追加されたのが謎の拡張端子(miniUSB)。会場で聞くの忘れたのですがなにに使うのかな?将来のアップデートのために確保してあるのかなぁ?

バックアップ端子(USB)に外付けHDD繋いでおくと自動的にバックアップを取ってくれるようになります。(バックアップは必ずとること!)

バックアップはこの記事が詳しいです

写真 バックアップ
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2016.10.28
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デジカメのデータは当然デジタルデータですから、何かのきっかけで一瞬のうちに消えてしまうことがあります。つまり、バックアッ別のタブで開く

裏側は排気口です。ファンレスなので音も静かなはずです(まだ未検証)。

おもいでばこ(PD-1000-L)レビュー

リモコンは前と同じ大きめのやつ

おもいでばこの特徴はパソコンではなく、テレビにつないでリモコン操作できる事ですが、前機種PD-100S/Wで改良された大きなリモコンをそのまま継承しています。

このデザイン、ガラケーをイメージして作ったそう。なるほど。

おもいでばこ(PD-1000-L)レビュー

本体と比べるとこんな感じ。

おもいでばこ(PD-1000-L)レビュー

前までは本体の方が大きかったのに、今回は本体がの方が小さくなりました。

お年寄りも使う事を考えればこのくらいのサイズ感がちょうど良いのかも知れません。中央の十字ボタンは適度にクリック感があって気持ちいいです。他のボタンはちょっとフニャッとしていてヘビーに使う人にはちょっと物足りない感じかも。

サイズは大幅に縮小

さっきもお見せしましたが、サイズは大幅に小さくなっています。

おもいでばこ(PD-1000-L)レビュー

下が3代目のPD-100S/W、上が今回の4代目PD-1000-Lです。

おもいでばこ(PD-1000-L)レビュー

いやー、小さくなりました。

微妙な差ですが、新しい方がちょっとだけ暖かみのある白に変わっているような気がします(良く見ないとほとんど気づかないレベル)。

あとは電源ケーブルとHDMIケーブルを挿して、使うだけですが、実際の使用感などはもう少し使い込んでからご紹介してみようと思います。

どうぞお楽しみに!

気になる価格は本日発売ということでやや高止まっていますが、1TBモデルで37,000くらい、2TBモデルで51,000円程度です(執筆時)。

安い買い物ではないですが、手持ちのゴチャゴチャで手を付けられない写真を一括で管理出来てバックアップもとれるなら検討する価値はあるかと思います。

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この記事を書いた人
中原 一雄
中原 一雄 / studio9管理人
studio9(すたじお・きゅう)の管理、運営をしています。中の人です。 「写真をもっと、あなたのそばに」をテーマに、カメラに使われるのではなく、カメラと友達になる方法を広めるために活動中のフォトグラファー。 中原 一雄のプロフィールページ

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