三度目の正直でようやく見れた!僕の富士山写真登山記。御来光編 Part 1

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今年も富士山に登ってきました!3年連続3回目の挑戦。
過去2年間は悪天候で御来光どころではなかったのですが、今年はちゃんと拝めました♪そんなわけで、今回は写真多めで朝のBlue Hourから御来光までをお届けします。

今年も、ダメなのか。。

初めて富士山に登ったのは一昨年の8月。ちょうど新しく手に入れたEOS 7Dと三脚を担いで、写真撮る気満々で挑みました。吉田口からの挑戦で、5合目は晴れていたのですが途中から雲の中に入ってしまって、頂上付近は完全に雲の中。。何とか頂上までたどり着いたものの、景色は全く見えず、カメラはビショビショ。。防滴機能が付いていなかったらゾッとします。

去年は山開き直後の7月に登ったものの、やはり悪天候。。もう7合目あたりから雨風が強くなって、酷い霧と暴風雨。。自分の足元さえ見えない状態で命の危険を感じたので結局本八合目あたりで登頂断念しました。

そして、三度目の正直で迎えた今回の富士山写真登山。

今年こそはと意気込んでいたわけですが、事前の予報ではイマイチすっきりしないお天気。。今年もダメなのか。。と思いつつも富士スバルライン5合目(吉田口)へ向かったのでした。

5合目で厚い雲を抜けたか!?

5合目に着いていみると薄雲がかかっているものの、星も見えるしなかなかいいお天気☆のんびり準備をしつつ、登頂開始は22時。今回も気合の徹夜夜行登山でありますw

登るにつれて、天気は良くなり、3000mを越えたあたりからは完全に雲の上に出た感じ。手でつかめそうなくらいの満天の星空の下、時折流れ星を見ながらの登山になりました♪

今回持っていったカメラは5D MarkII24-105mm F4Lの組み合わせ。最近の著しい体力の低下と事前の微妙な天気予報を考えて、三脚と交換レンズは無しで挑みました。久しぶりの澄んだ星空を見たときには、三脚と明るいレンズ持って来れば良かったーと後悔したのは言うまでもありませんw

先日紹介したカメラハーネスを使用してます。(200円で作る!登山用カメラハーネスの作り方。

Blue Hour

今回はかなりのんびり登っていたので、山頂でのご来光は断念。無理せず8合5勺(3,450m)でゆっくり朝を迎えます。

東の空がうっすら白んできたのが4時ちょっと前。Blue Hourの始まりです。

といってもこの時間帯は肉眼でちょっと明るくなってきたかな?という感じでカメラにとってはまだまだ暗い。。

F4 SS1/5 ISO6400でなんとか。。というレベル。三脚ないと結構大変です。ここからはぐんぐん明るくなってきて、10分後にはISO2500でいけるくらいまで明るくなりました。

富士山(Blue Hour)

EOS 5D Mark II / EF 24-105mm F4L  IS USM / 40mm f4 SS1/5 ISO2500

3時56分。上のほうはまだ夜です。金星が写っていますね。

シャッタースピードを遅くせざるを得ない時はトレッキングポールを一脚代わりに使うと便利。トレッキングポールを縮め、膝をついて、ポールの持ち手の上にカメラを乗せてからシャッターを押すだけでもかなりブレを抑えられます。

また、高地で空気が薄いため、十分に息を整えてからシャッターを押すこと。押すときに息を止めてしまうとかなり苦しい(ヘタすると気絶しそうになる)ので、少しずつ一定の割合で息を吸いながらシャッターを押すとうまくいきます☆

富士山(Blue Hour)

EOS 5D Mark II / EF 24-105mm F4L  IS USM / 40mm f8 SS1/15 ISO1600

4時23分。たった30分で3段分以上明るくなりました。

富士山(Blue Hour)

EOS 5D Mark II / EF 24-105mm F4L  IS USM / 24mm f9 SS1/30 ISO1600

4時31分。雲海がいい感じで出ていて、まさに雲の上に浮かぶ山といった感じ。とても美しいです。

富士山(Blue Hour)

EOS 5D Mark II / EF 24-105mm F4L  IS USM / 24mm f9 SS1/50 ISO1600

ちなみに今回のパーティーは6名。私以外はみんな富士山初挑戦。

初挑戦でこんなに美しい景色を見れるなんて! 富士山は普通の人にとっては登るのがとても辛い山です。6~7時間の間、下りはなく、空気が薄い中、ひたすら登り続けます。夜は気温の低下も激しいですし。特に難しいわけではなく、ひたすら辛い。だから、特に初めて登ったときの天気がとても重要。

曇っていると辺りは何も見えずに、ただひたすら単調な道を登り続ける辛いだけの酷い山です。 初めての富士山が曇りだったのにまた挑戦する人はよほどの負けず嫌いか、私のようなドMのどちらかです、きっとw

御来光

富士山(御来光)

EOS 5D Mark II / EF 24-105mm F4L  IS USM / 40mm f10 SS1/125 ISO400

4時44分。来ました!もう雲の下では太陽が顔を出していることでしょう。

富士山(御来光)

EOS 5D Mark II / EF 24-105mm F4L  IS USM / 35mm f10 SS1/320 ISO400

±2EV HDR(Tone Compressor)

4時49分。ようやく太陽が顔を出しました!

実に3年越しの御来光です☆ 今年の元旦にも鈴鹿山脈の御在所岳から初日の出を拝みましたが、それよりもずっといいコンディション。

最高に美しいです。

上記の写真は実はHDRしてます。HDRといってもいつもやる、味付け濃い目のHDR(Detail Enhancer)ではなく、PhotomatixのTone Compressorという機能を使ったHDRです。適正露出ではカバーできずに白く飛んでしまった(黒くつぶれた)写真を、露出を変えた他の写真で補う、純粋な意味でのHDR。近日中にTone Cmpressor特集もやってみましょう。

*特集しました!*
PhotomatixのTone Compressorを使って階調豊かな画像を作ってみる!

富士山(御来光)

EOS 5D Mark II / EF 24-105mm F4L  IS USM / 35mm f10 SS1/320 ISO200

こんなすごい風景は山で朝を迎えないと見ることができませんね。どんなに辛い思いをして登ってきても、この瞬間だけはその辛さを忘れてしまいます。

富士山(御来光)

EOS 5D Mark II / EF 24-105mm F4L  IS USM / 35mm f10 SS1/320 ISO200

±2EV HDR(Tone Compressor)

4時53分。個人的にはこれが今回のベストショットかなぁ。これもTone Compressorかけてます。

ホントに美しかった。もう言葉にならないくらい。

やっぱり山の朝はステキ。

ちなみに、冒頭の写真からここまで1時間。明るさはなんと約12段(Ev)分も変化してます。

最初と最後の写真の適正露出の差は12.33段だから、2^12.33=5149。たった1時間で5,150倍も明るさが変化したんですね。そりゃー、ドラマチックですよね。

まだまだ紹介したい写真は沢山あるのですが、今回はここまで。次回はちょっと日が高くなってからの景色をお届けします♪

*関連エントリー*
 三度目の正直でようやく見れた!僕の富士山写真登山記。御来光編 Part 2  今回の続編です。
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この記事を書いた人
中原 一雄
中原 一雄 / studio9管理人
studio9(すたじお・きゅう)の管理、運営をしています。中の人です。 「写真をもっと、あなたのそばに」をテーマに、カメラに使われるのではなく、カメラと友達になる方法を広めるために活動中のフォトグラファー。 中原 一雄のプロフィールページ

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