EOS 7D MarkII徹底実写レビュー!【高感度、AF性能編】

カテゴリー:Review / カメラ・レンズ
先日届いた、キヤノンのAPS-CフラッグシップEOS 7D MarkIIのファーストインプレッションレビュー。前回は外観を中心にお届けしましたが、今回は実写サンプルを使用しながら、高感度性能、AF性能についてレビューしてみたいと思います。

EOS 7D MarkII実写レビュー

先日ようやく我が家にも届いた、EOS 7D Mark II (7DMk2)。まだまだすべての機能を試したわけではないのですが、カンタンな試し撮りとテストをしてみたのでまとめてみようと思います。

7D MarkII の売りのポイントなどは下記の発売前の妄想レビューなども参考にしてみてください。

– 最強のAPS-C機 EOS 7D MarkII が出たので妄想全開でレビューしてみる!
外観編のレビューはこちら
– EOS 7D MarkIIファーストインプレッションをレビュー(外観編)!

今回私が旧7Dから7DMk2に乗り換えるにあたって、期待していたポイントは主に高感度性能AF性能の2点。

旧7DだとだいたいISO800くらいからノイズ感が出始め、ISO1600以上はなるべくなら使いたくないなぁといった感じだったのですが、夕方や夜など光が少ない場面で手持ちやシャッタースピードを上げると、ISO3200~6400が欲しいなぁという場面が多かったんですよね。

普段5D MarkIIIを使っているのでそのノイズ感に慣れてしまい、7Dの高感度性能に物足りなさを感じてしまったというのもあると思います。。^^;

7DのAF性能に関しては、普段動きモノをあまり撮らないという事もあり、正直大きな不満は無かったのですが、これも5DMk3のAFに慣れてしまうとやや物足りない。。ということもありました。

そんなわけで今回は高感度性能とAF性能の2点を中心にレビューをしてみます。

ちなみに、私個人として、カメラに求める性能は極限画質というよりは、どんな状況でも一定レベル以上の絵を出してくれる使い勝手のよさを求めているので、吐き出される絵の細部の描写に関してはワリと鈍感なタイプです^^;

よって今回のテストもそんなに厳密にカッチリ行っているワケではないことをご了承ください。。

本日のコンテンツ

  • 7DMk2、旧7D、5DMk3高感度対決!
  • 7DMk2高感度で試し撮り
  • 7DMk2のAF性能について
  • AFで唯一気になったこと

*今回のレビューは私の手持ち機材での評価で、すべての個体に当てはまるかどうかは分かりません。参考程度に見て頂ければ幸いです。

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7DMk2、旧7D、5DMk3高感度対決!

まずは高感度性能について。手持ちの7D Mark II, 7D, 5D Mark IIIの3機種でテストしてみました。

少々長くなるので結論から言うと、高感度性能は 5D MarkIII >> 7D MarkII > 7D という、まぁそうだよね。。という普通の結果です。

高感度域においては、3機種それぞれ明確に差があり、あわよくば5DMk3と同程度かも?という淡い期待は打ち砕かれました(笑)

とはいえ、旧7Dに比べれば確実に良くはなっているので、その点は評価して良いと思います。

評価方法

普段はほぼ100%LightroomでRAWを扱っているので、今回もRAWで評価したかったのですが、まだ7DMk2のRAWはLightroomでサポートされていない*ため、3機種ともJPEGで評価しています。

*Lightroom5.7(CameraRAW8.7)から7D MarkII のRAWにも対応されました!

カメラ側の設定は、オートライティングオプティマイザOFF、高輝度側・階調優先OFF、ホワイトバランスオート、ピクチャースタイル スタンダード、JPEG L (+RAW) に設定の上、高感度時のノイズ低減を「強め、標準、弱め、OFF」の4段階で振って撮影しました。

使用したレンズはタムロン SP 24-70mm F/2.8 Di VC USD でF値はすべて11。

焦点距離は7DMk2, 7Dが35mm、5DMk3が54mmです。

撮影環境は、外光の殆ど入らない室内で、暗めの白熱灯を1灯というかなり厳しい環境です。暗めのBarとかそんな雰囲気くらいの明るさ。

EOS 7D MarkII レビュー 高感度

今回まとめたのは、高感度時のノイズ低減の設定をデフォルトの「標準」のものと、センサーの素性がよく分かるかな?ということで「しない(OFF)」等倍切り抜き写真です。

さすがにすべてまとめるのは心が折れたので、「弱め」「強め」はまとめてません。。^^;

気になる方はすべての生データ(撮って出し写真)を下記に置いていますので各自ダウンロードして見比べてみて下さい。

**オリジナルデータダウンロード**
7D MarkII (305MB)
7D(214MB)
5D Mark III(343MB)

-各ファイルともサイズが非常に大きいのでご注意下さい。
-再配布、二次利用はご遠慮下さい。
-各フォルダの連番01がISO200、02がISO400。。。に対応しています詳細はEXIFをご参照下さい。

元写真はこんな感じ。この画像の露出はISO200, F11, SS:2.5s。

EOS 7D MarkII レビュー 高感度

この写真の中で、解像感が見れるかな?ということでサボテンの上部とシャドウ部のノイズが気になったので鉢の影の部分の2カ所をそれぞれ等倍で切り出して貼り付けました。

他の箇所が気になる方は上のリンクから生データを落としてみて下さい^^;

高感度時のノイズ低減「標準」

ノイズ低減「標準」+サボテン上部

まずはデフォルト設定である高感度時のノイズ低減を「標準」にセットして、7DMk2, 7D, 5DMk3を撮り比べ。

ISO200~3200までをチェック

ISO200~3200まではこんな感じです。

*表示されているのはやや縮小された画像です。画像をクリックすると等倍の写真が見れます。

EOS 7D MarkII レビュー ノイズ低減 標準

ピント位置はうっかり兵隊さんの目に合わせたので手前の針はやや前ピンです。画面置くの針にピントが合っていると思って下さい。。^^;

*以下、あくまで私の感想です。

レンズの焦点距離が違うので一概には言えませんが、解像感に関しては”フルサイズ >> APS-C”という結果で、超えられない何かがある感じ。

ただ、7D MarkII と旧7D を比べてみると低感度域から7DMk2の方が解像感がある結果です。

ノイズ感では7DMk2やるな!という感じで、個人的にはISO1600くらいまでなら何も考えずに上げてもいいかな?ISO3200でもそれほどノイズ感はありませんが、上手に潰してるなという印象で、針の解像度が急に甘くなりました(といっても等倍で分かる程度ですが。。)。

この辺、DIGIC6の恩恵かもしれませんね。

旧7DはISO800からノイジーな感じですが、そこからISO3200まではそれほど大崩れすること無くよく持ちこたえている印象。

5DMk3はさずがと言ったところで、ISO3200でもノイズ感が殆ど無いです。さずがにISO200~400と比べると解像感は減っていますが、十分使えるレベルです。

ISO6400以上のエクストリームな領域では?

続いてISO6400以上の領域を見てみましょう。

EOS 7D MarkII レビュー ノイズ低減 標準

さすがにこのレベルになると積極的には使いたくない領域になってきますが、一昔前に比べればかなり良くなってきました。

7D MarkIIは徐々に解像感が低下してきますが、ノイズは上手く潰している感じ。ISO12800になるとかなり怪しくなってきますが、Lightroom等でノイズ除去し、うまくシャープネスを調整すればWEB用途くらいなら使えるんじゃ無いかな?といったレベルです。

7Dはザラッとしてかなりノイズが気になります。輝度ノイズもカラーノイズも両方出ちゃっていて上手く処理できていない感じ。この辺はDIGIC4とDIGIC6の違いなのかもしれません。

5DMk3のISO6400はさすがといえるくらい解像感も残っています。ISO12800からようやく解像感が無くなってくる感じです。ただ、ISO102400は完全に画像が破綻していて、たぶん無理矢理載せたんだな。。という感じです^^;

ノイズ低減「標準」+鉢のシャドウ部

続いて、高感度時のノイズ低減は標準のままで、鉢の影になっている部分を等倍で見てみましょう。

影はノイズが乗りやすいやっかいな部分です。

ISO200~3200までをチェック

EOS 7D MarkII レビュー ノイズ低減 標準

ピント位置は鉢の奥側にありここは前ピンなのでここはノイズ感と影の階調性を見てみようと思います。

7D MarkIIはやっぱり上手にノイズを潰している感じで、ISO3200でもそんなに気にならないレベルですが、ISO1600あたりから階調性(グラデーション)が怪しくなってきます。

7Dは今まで使ってきて感じていたとおり、ISO400とISO800の間になにか大きな壁がある感じで急に変わりますね。。ISO3200は影に隠れるようにノイズがかなり湧いています。

5D MarkIIIはさすがといったところ。ISO3200でノイズに気づくかな?と言ったレベル。階調性も問題ありません。

ISO6400以上のエクストリームな領域では?

EOS 7D MarkII レビュー ノイズ低減 標準

7DMarkIIはISO6400まではなんとか持ちこたえている感じですが、ISO12800から一気に破綻し始める感じ。やっぱりシャドウ部はキツいですね。

ただ、7Dに比べるとかなり健闘していることが分かります。7DはISO6400では盛大にカラーノイズが出始めて、夜景なんかだと後処理でノイズ消すのが大変なレベル。

5DMk3もISO12800で怪しくなり始めて、ISO25600では階調性が破綻しかけてます。。ISO102400はどうして付けちゃったんでしょうか。。

フルサイズにはかなわないが、DIGIC6は凄そう

ということで、高感度時のノイズ低減「標準」の時のJPEG等倍画像を見てみました。

すべての領域で 5D MarkIII > 7D MarkII > 7D といった感じで、ISO3200くらいまではそれぞれ1段分くらいの差があるかな?といったところ。

ただ、ISO6400を超えてくると7DMk2と5DMk3の間には2段くらいの差があるのかな?と感じました。

とはいえ、7D Mark II のノイズはよく処理されていて、旧7Dと比べると特にシャドウ部のノイズ感は明らかに良くなってます。1段以上は向上してるんじゃないかな?

解像感を犠牲にしながらノイズを消し潰す感じで処理されているので好みが分かれるところだとは思いますが、DIGIC6さすがと言ったところ。

JPEG派には喜ばしい結果になったんじゃないかと思います。

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高感度時のノイズ低減「しない(OFF)」

では、高感度時のノイズ低減「しない(OFF)」にするとどうでしょうか。

ノイズ低減をOFFにすればセンサーの高感度耐性がよりよく分かるんじゃ無いかな?と思って試してみました。

さてさてどうなることでしょうか。。

ノイズ低減「しない」+サボテン上部

ISO200~3200までをチェック

初めと同じ解像感とノイズ感をどうぞ。

EOS 7D MarkII レビュー ノイズ低減 しない

まずはサボテン上部から。

7D MarkII はISO1600まではノイズ低減「標準」とほぼ同じに見えます。ISO3200になると化けの皮が剥がれたか!という感じになりますが、それでも7DのISO1600と比べれば優位に立っているように感じるので、センサー性能自体もかなり向上しているような感じはします。

5DMk3先生は流石ですね。

ISO6400以上のエクストリームな領域では?

EOS 7D MarkII レビュー ノイズ低減 しない

さすがにノイズ低減OFFだとこの領域では軒並みノイズが目立ってきます。

ただ、ノイズ軽減OFFにしたことで、ノイズはあるけど解像感は残っている状態になります。ノイズをうまく処理できる方ならノイズ低減OFFで運用した方が仕上がりが良くなるんじゃ無いかな?と感じます。失った解像感は元に戻りませんから。

7DMk2と7Dの間には依然として1段ぶんくらいのアドバンテージがあります。意外とISO25600でも頑張っている印象(後でノイズ処理するとして)。

ISO51200は破綻していますね。。

5DMk3はISO6400まではかなり頑張っていますが、ISO12800辺りからはだいぶ怪しい感じです。ISO102400は砂嵐ですね。

ノイズ低減「しない」+シャドウ部

続いてノイズの厳しいシャドウ部を見てみましょう。ノイズ低減の恩恵を受けられなくなるとどうなってしまうのか。。

ISO200~3200までをチェック

EOS 7D MarkII レビュー ノイズ低減 しない

APS-C勢ははやりシャドウ部のノイズは避けられないようで、7DMk2ではISO800、7DではISO400くらいからうっすらノイズが出ている感じがしますが、依然として7Dに大して1段程度のアドバンテージがあります。階調性はそれぞれISO1600、ISO800くらいから徐々に崩れてきている感じ。

7DのISO3200はだいぶガビガビしてきます。

一方、5D MarkIIIではISO1600からようやくノイズが現れてくる感じで、7DMk2より1段くらい優れている感じ。

ISO6400以上のエクストリームな領域では?

ノイズに関しては最も厳しい、シャドウ部+ノイズ軽減なしの超高感度側ではどうなってしまうのでしょうか?

EOS 7D MarkII レビュー ノイズ低減 しない

超高感度域ではさすがにどのサンプルもノイジーです。。

7DMk2ではISO12800くらいで急に悪くなっている感じで、(殆ど使わない領域ですが)7Dとの差は1/2段くらいに縮まった感じ。緊急用のISO25600以上は階調どこいった?というくらい荒れてしまいます。

7DのISO12800は意外と頑張って耐えているんじゃないかと思いました。

5DMk3はISO12800くらいから階調が崩れ始めてきました。ISO102400どう(ry

ということで、ノイズ軽減「標準」と「しない」の2パターンで、計104コマの等倍抜き出し画像を比較してみました。

高感度、解像感、階調性トータルの性能に序列を付けるとすると、

5D MarkIII >> 7D MarkII > 7D

といった感じでしょうか。すべての面で明らかに5DMk3の性能が1~2段くらい勝っており、フルサイズの面目を保ったという感じ。フルサイズとAPS-Cを比べるというのが酷な事ではありますが。。

ただ、同じ土俵である7D MarkII と旧7Dを比較するとすべての点で7D MarkII が勝っており、中感度以降は1段程度のアドバンテージがありそうという結果になりました。

正直なところ、5年越しの新型センサーだったので、もう少しだけ7DMk2には頑張って欲しいかな?という感じがするのですが、これは7Dのセンサーが非常に優れていたと言うことでしょう。

ちなみに旧7Dの1,800万画素センサーは、Kiss X4、X5、60Dまで転用され、一時はデジイチ界をブイブイ言わせていた非常に優れたセンサーでした。(しかしその後、ソニーが高性能センサーを。。。)

動きものがメインの被写体で、これまでの7Dを置き換えたいというユーザーであれば、AFの高機能化など様々なアドバンテージがあるため、7D MarkII 導入のメリットは十分にあると言えると思いますが、風景や室内撮りがメインで高画質を求めたいなら、6Dや5D MarkIIIなどフルサイズ系のカメラの方が恩恵は受けられそうです。

*6Dは今回評価していないですが、5DMk3より後発なのでセンサーの素性は良いんじゃ無いかと。あくまで予想ですが。。あと、6Dは7D系より軽いです。

7DMk2高感度で試し撮り

続いて、今度はスタジオではなく屋外スナップで撮った写真を見てみましょう。

先日近所の公園で撮ってきた手持ち撮影サンプルです。

カメラ側の設定は、Avモード、オートライティングオプティマイザOFF、高輝度側・階調優先OFF、ホワイトバランスオート、JPEG L (+RAW) 、ピクチャースタイル スタンダード、高感度時のノイズ低減を「標準」として撮影しました。

切り出しただけで特に後処理は加えていない撮って出しサンプルです。

まずはこちら。

日没後の空をバックにとった観覧車。まぁまぁ暗い場面ですが空にはまだ明るさとグラデーションが残っています。

EOS 7D MarkII レビュー 高感度

レンズはEF 70-200mm F4L IS USM、F値は4.0で固定です。

上の写真の露出はISO400, F4.0, SS:1/50s。

画面右上を切り出してみました。等倍ではありません。およそ50%の切り抜きです。
*写真をクリックすると大きくなります。

EOS 7D MarkII レビュー 高感度

7DMk2単体の写真で見てみるとまぁまぁやるじゃん!と言ったところでしょうか。ISO1600でも十分使えそうです。

続いて高感度側。

EOS 7D MarkII レビュー 高感度

どうでしょう、等倍で重箱の隅をつつくような見方をしなければISO6400でもワリと行けるんじゃない?という感じでしょうか。観覧車の中の人のシルエットもしっかり映っています。ISO12800になると流石にノイジーになってきますが、これも後処理をすればWEB用途くらいなら何とかなりそうなレベル。

ちなみにISO12800時のシャッタースピードは1/2000。この暗さで1/2000でシャッター切れるのは心強いですね。

次はもう少し厳しめの場所を見てみましょう。

こんな写真の観覧車右下の部分をみてみます。さっきよりも全体に暗いシーンなのでノイズ的には厳しいかも。木の枝の解像感も気になりますね。

EOS 7D MarkII レビュー 高感度

レンズはEF 16-35mm F2.8L II USM、F値は5.6で固定です。

上の写真の露出はISO400, F5.6, SS:1/20s。

画面右上を切り出してみました。等倍ではありません。およそ70%の切り抜きです。
*写真をクリックすると大きくなります。

EOS 7D MarkII レビュー 高感度

先ほどよりも多少ノイジーな結果ですが、まぁまぁ使えそうなレベル。ISO1600で空にややノイズ感がありますが、木の枝の輪郭はちゃんと解像していそうです。
*手ぶれ補正なしレンズで手持ち撮影しているので低感度側は手ぶれの影響も多少あるかも。

続いて高感度側。

EOS 7D MarkII レビュー 高感度

ISO6400くらいから空のグラデーションや枝の輪郭が怪しくなってきました。ISO12800だと大きなサイズでは使いたくない感じかな?

結構同じような被写体でもノイズの感じは変化するようですね。

Lightoomでノイズ除去をかけると??

カメラ側でノイズ除去を「標準」に設定していますが、やはりISO6400以上だと条件によってはかなりノイジーな結果になってしまいます。この場合、Lightoomなど他の画像処理ソフトでノイズ除去をかけるとノイズコントロールできる可能性があります。

たとえば、上記のISO12800で撮ったノイジーな写真もLightroom側で処理するとかなりノイズ感を消すことが可能です。LRのノイズリダクションは優秀ですね。

EOS 7D MarkII レビュー 高感度

撮って出しのJPEGを調整しただけですが、ノイズ感でいえば1段低いISO6400よりも若干いい感じになっているのでは?と思います。

ただし、カメラ側で潰された枝の解像感は戻りませんでした。。

一度失われた解像感は通常元に戻すのは困難ですから、もし後処理前提で撮影されるのであれば、カメラ側のノイズ除去機能はOFFにするか、弱め程度にしておくのが良いかと思います。

RAW運用している方は高感度時のノイズ低減はあまり関係ないかと思います。ただ、今まで全く関係ないと思っていたのですが、このオプションを変化させることでRAWの結果にも僅かに変化があるような気もしてきました。。
この辺、本当にRAWにまで影響してるのかどうか詳しい方教えて下さい^^;

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7DMk2のAF性能について

高感度性能について思ってた以上にみっちりやってしまったのですが、7D MarkIIの一番の売りはAF性能だったりします。。^^;

ということで、こちらも簡単にレビューしてみますね。

ちなみに、AF性能に関してはまだ使いこなせていないのと、しっかりしたテストはしていないので、あくまで感想だと思って読んで下さい。。

AFエリアが広くて多い

旧7Dの19点AFから、7D MarkIIは一気に3倍以上の65点AFに増えました(しかもオールクロス)。単に数が増えたわけでは無く、指定できるエリア自体も広がっているので利便性が格段に増しています。

7Dや5D MarkIIIと比べるとその広さが分かると思います。

EOS 7D MarkII レビュー AFエリア

左右の広がりが凄いですよね。かなり端の方までAFが効きます。動きものは中央でフォーカスロックしてずらして。。みたいな撮り方が出来ないのでこの広さは本当に助かります。

実際に撮ってみた

動きものと言えば。。ということでベランダからカラスを探して撮ってみました(笑)

空をスイスイ飛んでいる状況でも、レンズでカラスを追うことが出来て、AFポイントにロックオンすることが出来ればスイッとピントが合ってくれます。

EOS 7D MarkII レビュー AF性能

結構端の方にいるカラスなのに、AFエリアには十分余裕がありますね。

逆光で露出オーバー気味の場面でもちゃんと合いました。

EOS 7D MarkII レビュー AF性能

遠くにいる豆粒のようなカラスにだって。。

EOS 7D MarkII レビュー AF性能

こいつをトリミングすると。。

EOS 7D MarkII レビュー AF性能

ちゃんと合ってました!

背景がかなりゴチャゴチャした厳しそうな場面でもしっかりAFポイントを合わせることさえ出来れば迷うこと無くカラスにピントが向かいました。

EOS 7D MarkII レビュー AF性能

AFポイント密度が高いので、領域拡大やゾーンAFと運用すると素早く動く被写体でも取りこぼしを最小限に抑えられそうです。

スナップでも、このような厳しいシーンでAFが効いてくれました。ただしこの場面は歩留まり70%ほど。微妙に外す場面もありました。。

EOS 7D MarkII レビュー AF性能

AI SERVO(追従AF)しながら流し撮りをしてもちゃんとピント合わせてくれました。

ちなみに追従AFするときは親指AFに設定するのが良いですよ!

– 知ってた?ピント合わせが超高速になる親指AFの使い方と設定方法!

EOS 7D MarkII レビュー AF性能

 

動体のAF性能に関しては、今のところ(あまり使ってないけど)不満点は無く非常に完成度高いと思っています。

むしろ、使う人間が7D MarkIIのAFに付いていけるか。。というのが問題かも。メニューを見ただけで頭痛くなるし(笑)

EOS 7D MarkII レビュー

AFに関してはどうやって使いこなすのか?ということがポイントになりそうですね。

AFで唯一気になったこと

強い逆光でピントが合わない?

まだ1回しか経験していないので、確定的なことは言えないのですが、試し撮り中に広角~標準域で太陽が画面内に直接入るか入らないかといった場面でのAF精度が致命的に悪いという現象に遭遇しました。

例えばこんな場面。

EOS 7D MarkII レビュー AF性能

画面右側の木のあたりに、右のAFポイントを使ってピントを合わせようと思っても合わないんですよ。。

たまに合わないとかじゃなく、殆ど合わない。たまに合う感じ。。

レンズが悪いのかも?と思い、EF-S 15-85mmとEF 16-35mmを切り替えて試してみましたが、どちらも同じ感じでピントが合いません(ピピっという合焦音がしない。スポットAF+ONE SHOTモード)。

反対を向いて順光状態で撮るとしっかり合います

AFポイントが端なのが悪いのかなということで、こんな場面の中央部にピントを合わせようとしてもなかなか合わない。。(この時は若干歩留まり向上しましたが半分くらいは合わない)

EOS 7D MarkII レビュー AF性能

強い逆光時はAFが厳しいとは言われますが、これまでのカメラでこのような状況でAFが効かないことって殆ど経験がなかったので、若干動揺しました。。

太陽のすぐ近くにあるものに合わないのは分かるけど、こんな分かりやすい芝に合わないとは??今まで感じてなかっただけでこれって普通?なにか設定がおかしい?

果たして、私の使い方が悪かったのか、たまたまカメラの機嫌が悪かったのか、7DMk2は強い逆光に弱いのか。。

ただ、望遠ではある程度の逆光でもバシバシ合う感じだったんですがね。

先ほど言ったとおり、まだ1度しか体験していないので確定的なことは言えないのですが、この程度でAFが効かないとなると仕事で使えるかどうか迷ってしまう感じ。

もうしばらく様子を見ながら使ってみようと思いますが、どなたか同じような症状に見舞われた方いらっしゃいませんか?

**追記**

3ヶ月ほど使ってみましたが、強烈な逆光をレンズに入れて意図的に意地悪な状況を作り出さない限り気になる事は無い感じです。とりあえず、今のところ実用上困って使えないみたいなことは起こっていないのでそんなに心配する事じゃないのかなぁと思ってます^^; 多少気持ち悪いけどね。。

まとめ

ということで、EOS 7D MarkIIの高感度性能とAF性能を中心にレビューしてみました。

もっと手短に終える予定だったのですがやっぱり長くなってしまいましたね。。^^;

高感度性能はフルサイズには及ばないとしても、7Dと比べれば約1段(2倍)ぶんの性能向上が見込めますし、AF性能はむしろしっかり使いこなすのが大変。。というレベルに仕上がってます(笑)

中盤でも言いましたが、動体メインの既存7Dユーザーであれば買い換えるメリットは十分にあるカメラなんじゃ無いかと思います。

ただ、後味が悪いのが最後の逆光時のAFで。。

コレさえ無ければほぼ完璧だったのに。同じような現象に遭遇された方がいらっしゃいましたら情報求む!

 

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この記事を書いた人
中原 一雄
中原 一雄 / studio9管理人
studio9(すたじお・きゅう)の管理、運営をしています。中の人です。 「写真をもっと、あなたのそばに」をテーマに、カメラに使われるのではなく、カメラと友達になる方法を広めるために活動中のフォトグラファー。 中原 一雄のプロフィールページ

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