意外とカンタン!雷の写真をお手軽に撮る方法!!

夏の夕方は雷がゴロゴロすることが多いですよね。一瞬見えるあの稲妻はまさに自然が作る芸術そのもの。今回はそんな雷をお手軽に撮る方法をご紹介します。実は雷を撮るのってそんなに難しくないんです。

カミナリサムネイル

カミナリを撮るのは意外とカンタン

今日の午後、晴れていた空が一気に暗くなって、遠くからゴロゴロ。。そのうち凄い勢いでカミナリが鳴り始めたので、ベランダから撮ってみました。

とりあえず、一瞬の稲妻を写し撮るということであればそれほど難しくありません。特別な機材を用意しなくても、お手持ちのカメラだけでもなんとかなります。

今回はカミナリの撮り方をサクッとご紹介してみます。

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準備するもの

1.Tv(S)かMモードが使えるカメラ

普通の一眼レフやミラーレスなら何でもOKですね。

2.三脚

絶対という訳ではないですが、あった方が圧倒的に便利。周りの景色はブレテも、雷だけ写せればいいのなら無くても大丈夫です。

3.広角を撮れるレンズ

キットレンズで十分です。なるべく広い範囲を写せるレンズがベスト。望遠レンズで撮るのは難しいです。

三脚を使うのがちょっと面倒ですが、それ以外は特別な機材は必要ありません。

出来ればあった方がいいもの

・NDフィルター

レンズに入る光を減少させるフィルターです。昼間の雷を撮るならあったほうが非常に便利。これがあるだけで撮れる確立がかなり上がります。ND8(シャッタースピードが8倍になる)か、ND16(SSが16倍になる)がおススメ。雷以外にも様々な用途に使用できるので持っていると何かと便利です。

撮れる確率は下がりますが、無くても何とかなります。今回の写真はNDフィルター使ってません。

・レリーズ

カメラに装着して、シャッターを操作できるアイテム。三脚を使うときはあると便利です。

今回の写真はこれも使っていません。

カミナリの撮り方

基本的な考え方

カミナリを撮るコツはシャッタースピードを長くすることです。

雷を撮るための最も基本的な考え方は、一瞬の稲妻に合わせてシャッターを切るのではなく、長時間シャッターを開けておいて、その間に雷が落ちるのを待つ ということです。

だから、カミナリを撮るときはシャッタースピードを長くすればするほど撮れる確率が高くなります!

簡単6ステップ

0.カミナリが鳴っている場所に居合わせる

まずはカミナリが発生している所に居合わせることが大前提ですね。。カミナリは局所的に発生することが多いのでココは運の要素もあります。

狙って撮るなら天気予報を見るとか、気象系のアプリを使うと読みやすいかも。私は雷に限らず、「XバンドMPレーダー」というアプリ(iPhone)を良く使っています。予想はできませんが過去1時間の周辺の雨量を詳細に見ることができるので、そろそろココも降りだすなーといったことがある程度予測できます。

XバンドMPレーダ
カテゴリ: 天気
現在の価格: 無料

XバンドMPレーダー

Androidの人なら「雨雲・雷レーダー」が(使ったこと無いですが)使いやすそうです。

1.安全な撮影場所を確保する

運よくカミナリ雲に居合わせたら、安全な撮影場所を確保します。建物や車の中、自宅のベランダなどカミナリが落ちてこない安全な場所で撮影します。

高いビルの屋上とか、広場の撮影は止めましょう。カメラは金属の塊です。

2.シャッタースピードを一番遅くする

Tv(S)モードでシャッタースピード(SS)を一番遅くします(ISO感度も一番小さく)。夕方なら0.5~2秒くらいにはなると思います。NDフィルターを持ってるならSSをより長く出来るので有利です。例えばND8ならこの8倍のシャッタースピードに設定できます。

Tv(S)で注意するのは、シャッタースピードを長くしていくと、F値の値がピコピコしてこれ以上大きくならないポイントがあります。それがカメラの限界です。

それより長くシャッタースピードを設定してしまうと、写真が真っ白になってしまうので注意。

夜の場合はNDフィルターが無くてもシャッタースピードが長く出来ますね。夜だとマイナス1~2くらい露出補正した方がいいです。

3.できるだけ広角で撮る

カミナリはどこに落ちるか分かりません。だから出来るだけ広角で撮っておいて、運よく写ったらそこを中心にトリミングするのがいいです。

4.ピントは一番遠くに設定してMFへ

ピントは遠くの建物に合わせておきましょう。夜でAFが効きにくければ無限遠にセット。合わせたらそこから動かないようにMF(マニュアルフォーカス)モードに設定しておきます。星を撮るときの様にピントリングをテープで固定してしまってもいいです。

無限遠にセット

三脚を使う場合は手ぶれ補正もOFFにしておきます。

設定OFF

5.あとはひたすら撮る!

セットできたら後はひたすら撮りまくります。NDフィルタを持っていてシャッタースピードが10秒くらいにセットできれば、その間に光ればいいのでかなり確率が上がります。

NDフィルタが無く、0.5秒くらいのシャッタースピードしか稼げない場合は、ひたすら撮る枚数を増やして確率を上げます。

ちなみに私は今回NDフィルタを使わずに、SS 1.6秒、ISO50、F22、24mmで300枚ほどひたすら撮り続けました(笑)カミナリの数が多い日ならそれでも数枚ちゃんと撮れます^^小さなモノも含めれば6枚くらい撮れてました!

もし三脚がなくて、手持ちで1秒くらいのSSを使っても雷はブレません。なぜならカミナリは一瞬の光だから。周りの背景はブレてしまいますが、カミナリだけ撮りたいなら三脚を使わず、ひたすら手持ちで連射していてもカミナリを撮ることができます♪

今回撮れたのはこんな感じ。ベランダから三脚を使いました。特に現像などせず撮りっ放しだとこんな感じです。

雷の写真 雷の写真 雷の写真

無事に撮れましたね!

6.現像する

昼間の雷だとシャッタースピードを優先して、空が明るくなってしまうためRAW現像で調整するとさらに良いです。NDフィルタを使えるなら上記の写真よりも暗めに撮っておいたほうが雷がしっかり写るはず。

上記の3番目の雷をLightroom5を使ってトリミング、明るさ、コントラスト、色温度の調整などRAW現像をしたのがこちら。

カミナリ現像後

だいぶ稲妻の様子が分かるようになりましたね!

雷は一瞬なので写真で撮るには高い技術と運が必要だと思われる方がいるかもしれませんが、ポイントさえ抑えればかなり高い確率で写し止めることが出来ます。

もし、家にいるときに空がゴロゴロしてきたら、一度挑戦してみるといいですね!ただし、雷に打たれて亡くなる方が毎年出ているように、甘く見ると大変危険ですので、危険な場所での撮影は決してしないようご注意ください。

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この記事を書いた人
中原 一雄
中原 一雄 / studio9管理人
studio9(すたじお・きゅう)の管理、運営をしています。中の人です。 「写真をもっと、あなたのそばに」をテーマに、カメラに使われるのではなく、カメラと友達になる方法を広めるために活動中のフォトグラファー。 中原 一雄のプロフィールページ

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