キラキラポイントを探すことに全力を挙げる
前回のエントリーでご紹介した、誰でも作れる玉ボケ(丸ボケ)の作り方。写真フォルダを漁っていたらちょうど良い作例があったので、もう少し実際の流れをみてみましょう!
前回エントリーはこちら!
前回も言ったように玉ボケを作るには、玉ボケの元(=キラキラポイント)が必ず必要です。初心者の方におすすめなのは晴れた日の夕方。もしくは冬のように太陽が低い季節。
夕方だと太陽の位置が低くなるため、街中のあらゆるものが光を反射してキラキラポイントが出てくるのです。晴れた日の夕方、もしも水たまりや噴水など水のある所を見つけたら要チェック。必ずキラキラポイントが隠れているはずです。
例えばこんな感じ。
晴れた日の夕方、公園を歩いていたら噴水を発見!ちょうど逆光だったので、その水面にキラキラポイントがありました。
もうチョッと寄ってみましょう。同じ位置でズームして24mmから50mmまで寄ってみました。おや、水面がキラキラしていますよね。
キラキラポイントを見つけたら強引にボカす(笑)
玉ボケを作るには、
1.キラキラポイントを見つけて
2.F値を小さく設定して
3.出来るだけ望遠にして
4.手前にピント、奥にキラキラポイントを配置する。
でしたね!
そんなわけで、さらに持ってたレンズの目一杯、105mmまでズームして、F6.3(最小)に設定後、手前の植木にピントを合わせてみました。
するとこんな感じ。
後ろの噴水のキラキラポイントが玉ボケに変わってくれました!
背景にキラキラが無いか考えながら撮ろう
今回は半ば無理やりボカして玉ボケを作ったわけですが、例えば手前の植木が花だったりすると背景のキラキラは良いアクセントになったと思います。
本来玉ボケというのは無理やり作るようなものではないですが、普段撮影する時はメインの被写体を決めたら背景になにかアクセントにできるようなものはないかはーと考えるのが上達の一歩。玉ボケはその中でも非常に有効な方法になります。
作りたいものさえ見つかればあとは現場で応用するだけ。まずは「狙って玉ボケを作れる」という技術を身につけてしまえば現場の良いシーンに出会ったときに素敵なアクセントとして使えるようになるはずですよ!
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これで夕方のお散歩が一層楽しくなるはずです♪
ぜひお試しあれ!
おまけ:もっとキラキラさせる!
上記の写真はちょっとキラキラポイントが遠くて小さかったですが、もっと近いところにキラキラポイントを見つけるとこんな感じで全体がキラキラします^^
この写真の撮り方はこちらの記事にまとめました!よろしければご参照ください♪