雨の日が続いていてなかなか撮影に出にくい今日この頃ですが、構図のイメトレをしてみたいと思います☆
下から覗いたり、三分割法を使ったり、近づいてみたり。。今までやったことをおさらいしながらイメトレしてみましょう!
ココに出てるのはあくまで”例”です。私だったらこう撮るかな?というだけなのでこれが正解とは限りません。あなただけの世界を切り取る参考になれば幸いです☆
黄色い花と赤いバラが印象的でした
今回の題材はこちら。
公園の中をフラフラしてたらこんな光景に出会いました。
EOS7D / EF-S 15-85mm F3.5-5.6 IS USM / 15mm f4.5
手前の黄色い花と奥の赤いバラが印象的。
でも、普通の目線からシャッターを押しただけではこんな普通の写真になってしまいました。。奥に軽トラとか見えるしX(
この場面で私が感じた”キレイだな~☆”のポイントは2つ。手前の黄色い花が一番キレイだな~と感じて、さらに奥の赤やピンクとの配色のバランスもキレイだよね!と思ったのです。
自分が撮りたいと思ったポイントがしっかり見えれば、あとはそこが生きるように画面全体のバランスをとるだけ。これが”構図”です。
手前をメインに配置しつつ、奥を生かす。
さて、あなたならどうやって切り取ります?この場面。。
私はこんな感じで切り取ってみました!
一歩近づいてみる
黄色い花が一番キレイだと思ったんだから、単純にもっと近づいてみればいいんじゃない?という考え方。以前やった、一歩近づいても新しい世界が見える。というやつですね。
そのまま、できるだけ近づいて、手前の黄色い花をメインにしつつ、右上にアクセントで赤いバラが入るようにしてみました。
EOS7D / EF-S 15-85mm F3.5-5.6 IS USM / 15mm f4.5
さっきよりずっと良くなりましたね!近づいたおかげで迫力がでました。
さらにこの写真、斜めに撮っているのが分かりますか?
木が斜め方向を向いていますね。今回は後ろの赤いバラを入れるのに斜めにしないとキツかったっということもありますが、斜めに撮ることで写真に動きというか躍動感がでましたね!
写真を斜めにすると画面に動きが出るということも覚えて置きましょう。結構いろんな場面で使えます☆
写真に動きを出したい時は斜めに撮ってみる!
ちなみに、それほど意識して撮ったというわけではないですが、きちんと3分割法に則っています。やっぱり、3分割ってのは人間が”ちょうどいい”と感じるのでしょうね!
実はこの場面、もう1カット撮っています。
望遠でキレイなところだけ切り取る
上の例はこの日使っていたズームレンズの一番広角側、15mmでしたが、広角で撮ると結構余計なものが入り込んできたりして、画面の構成が難しい時があります。
そんな時はレンズの望遠側を使ってみましょう。望遠側であれば余計なものが入ってきづらいし、ボケやすいという特典もついてましたね!(すぐにボケた写真を取れるようになれる4つの方法。)
画面をスッキリさせたいときはズームで撮ってみる!
実際に撮ってみたのはこちら。
EOS7D / EF-S 15-85mm F3.5-5.6 IS USM / 85mm f5.6
ちょっとしゃがみこんで、低い目線から手前の黄色い花を入れて、奥にピンクのバラが入るようにしてみました。
ズームで撮ったから、奥のバラがいい感じでボケて雰囲気が出ましたね。余計なものが消えて、スッキリ。キレイだと思ったものだけを入れることができました。
ちなみにこの写真の画面構成は斜めに三分割。
画面の対角にそれぞれポイントを置いて構図を整える。というのも結構使えます☆普通の三分割法に飽きてきたら、こういう感じで撮ってみるのもいいですね!
まとめ
写真を撮る時は、まず自分がこの場面、どこを撮りたいか?ということをハッキリさせることです。構図とかカメラの設定はその次のステップです。
まずは被写体をよく観察すること。
テクニックよりもこれが一番大事です。
どう撮りたいか決まったら、一番しっくり来る画面構成を考えてみます。今回ご紹介したのは、
・一歩近づいて迫力を出してみる。
・斜めにして動きを出してみる。
・望遠でキレイなところだけ切り取る。
でした。
構図を決める際のヒントになってくれれば幸いです☆