Review カメラ・レンズ カメラのギモン 写真のギモン 撮影の準備、計画

2019年版 はじめての一眼レフ、ミラーレスを選ぶ時の注意ポイントとおすすめカメラをまとめたよ!

更新日: by 中原 一雄

子供が生まれたり、新しい生活が始まったり、カメラを買いたいなぁというタイミングはそれぞれですが、今回は初めて一眼レフを買う際に知っておきたい、注意するポイントとおすすめの選び方をご紹介します!
あまり難しく考えないで選ぶというのが大事です。

一眼レフの選び方

カメラを買うときに最低限抑えるポイント

はじめてカメラ屋に行くとなんだかワケが分からない機種がずらりと並んでいて混乱してしまいますよね。私も最初はそうでした。お店の人に相談しながら買うというのもオススメですが、店員によってアタリ、ハズレの差が大きいのも実情で、ハズレにあたった場合はあなたに合った機種ではなく、お店が売りたい機種を勧められることもあります。。

ですから、誰かに相談するにしてもまずは事前に最低限の知識を持った上でお店に行くのが良いカメラ選びをする上で大事なポイント。そこで今回は初めて一眼レフ、ミラーレスを買う際に注意しておきたい事やおすすめの選び方(メーカー)についてご紹介してきます。

こんなお仕事をしている関係で、「一眼レフ、ミラーレスを買いたいんだけどどれがおススメ?」と聞かれることが良くあります。そんな時私はだいたい最初にこう言います。「量販店に売っているカメラなら好きなデザインのものを買えば大丈夫ですよ」と(笑)。なんと無責任な発言と思われるかもしれませんがワリと本気だったりします。

2019.1.28 最新情報へ修正、追記しました!

カメラは持ち出してなんぼ

仕事で使うとか、写真の道を究めたいというなら別ですが、趣味で使うのであればカメラはあくまで趣味を楽しむための道具に過ぎません。僅かな性能の差のために気に入らないデザインのカメラを買って結局持ち出さなくなった。。、背伸びして重いカメラを買って、持ち出すのが億劫になった。。こんなことになったらお金どころかあなたの人生の無駄になってしまうかもしれません。

カメラは持ち出して、撮ってなんぼの道具ですから、まずは自分が持ち歩きたいと思えるカメラを選ぶことが一番大事だと思うのです。あれこれ性能の事を考えるのは2台目以降で十分です。

写真が好きになってしまえば1台目にどんなカメラを買ったとしても、すぐに2台目が欲しくなるはずですから(笑)

そうは言っても安くない買い物だから。。

そうは言っても一眼レフは安くはない買い物ですし、他メーカーへの買い換えはコストもかかるためデザイン買いのデメリットも当然あります。

そんなわけで、一応買う前に注意しておきたいポイント(主にスペック周り)をまとめてみようと思います!

今回の内容とカメラのデザインをみながら最良の1台を選んでみて下さい^^

ちなみに、カメラを買って始めにすることはこの記事で紹介しています☆

studio9関連記事
2019.02.19
12.12.31
新しくカメラやレンズを手に入れたら、長く快適にカメラを使うためにやっておきたいことがいくつかあります。これをやるかやらな別のタブで開く

カメラ選びで注意したいポイント

初めて一眼レフやミラーレスを買う人にとっての一番の障壁は、専門用語が多くて何を言ってるのか良く分からない。。ということだと思うので、極力専門用語は使わないように進めていきます。

具体的なおススメのメーカーについては次の章(下記)でご紹介。

1.カメラ選び ≒ メーカー選び

一般向けの一眼レフを販売している主なメーカーはキヤノン、ニコン、ソニー、リコー(ペンタックス)、オリンパス、パナソニック、富士フィルム(あとシグマもあるけどあれは一般向けではないw)と日本メーカーがほぼ独占している状況です。

どのメーカーもしっかりしているので、冒頭で「好きなカメラを買えばいい」と言ったのはそのため。微妙なアタリ、ハズレはあっても、大ハズレは無いはずです。

ただし、注意しておきたいのはメーカー間でカメラやレンズの互換性が無いという事(オリンパスとパナソニックは除く)。

一眼レフの最も大きな魅力の一つはレンズが交換できることですが、例えばキヤノンのレンズはニコンのカメラには使えません。これからレンズもたくさん買い揃えていこうと考えているなら、コストの面からメーカーは1つに絞って使うことが望ましいのです。

レンズの選び方はこちらを参考にしてみてください

13のポイント
studio9関連記事
2016.12.22
13.06.05
一眼レフやミラーレスカメラはただ画質が良いだけでなく、様々なレンズを交換して使用できるというのも醍醐味の一つですよね。た別のタブで開く

2.フォーサーズ陣営には互換性あり!

互換性の例外として、オリンパスとパナソニックのミラーレスカメラの間には互換性があります。これはどちらのカメラも「マイクロフォーサーズ」という規格のもとに作られたカメラだから。

初めはパナソニックのカメラを使っていて、レンズも数本買ったけど、オリンパスのカメラを使いたくなったのでボディだけチェンジ!という使い方も出来ちゃいます。カメラ選びの大きなメリットの一つですね!

3.今後はミラーレスが主流に

この記事を最初に書いた2014年は一眼レフ機が主流でしたが、現在(2019年)はよりコンパクトなミラーレス機が主流になってきており、カメラ販売台数はミラーレス機が一眼レフを逆転しているハズです。

一眼レフとミラーレスにはそれぞれメリット、デメリットがありますが、この数年の技術進歩によりミラーレス機のデメリットが少なくなって、特定のジャンルを除けば店頭に並んでいる最新のミラーレスは同クラスの一眼レフと同じかそれ以上の性能を持っていると考えて良いと思います。

各社とも一眼レフよりミラーレスに力を入れている状態ですので、特別な事情がなければミラーレス機をファーストチョイスとして考えて良いでしょう。

私も2014年頃はほぼ100%一眼レフを使っていまいしたが、現在はミラーレス機の使用率が80~90%くらいになっています。

4.イメージセンサーのサイズを意識しよう

イメージセンサーとはカメラが光を記録する最も大事な部分で昔のフィルムに相当するもの。

単に一眼レフ、ミラーレスといっても実はメーカーや機種で写真を記録するイメージセンサーのサイズが異なることがあります。センサーのサイズでも写真の写りが大きく変わってくるので注意。

現在売られているレンズ交換式カメラのイメージセンサーサイズは主に3種類。大きいものから順に並べていくと「フルサイズ > APS-C > マイクロフォーサーズ」となります(下図)。

センサーサイズが大きければボケの量が多くなりや高感度撮影にも強いといった画質面でのメリットが大きくなりますが、ボディだけでなくレンズも大きく(お高く)なります。小さくなればその逆ですね。

イメージセンサーサイズの違い

・フルサイズ

最も大きなセンサーサイズ。画質も良いけどお値段も良い(笑)そして大きい。たぶん最初に買うことはないと思います。。キヤノン、ニコン、リコー(ペンタックス)、ソニーが取り扱い(あとライカ)。(パナソニックも2019年にフルサイズのミラーレスを発売する予定です)

以前はプロ御用達で最初に買うことはまず無いサイズでしたが、最近ではコンパクトで比較的安価なフルサイズのミラーレスカメラが登場しているため始めからフルサイズに行く人もちらほらみかけます。

サイズの小さなAPS-Cセンサーのカメラからフルサイズに移行する場合はレンズもそれに伴いフルサイズ用に買い換えなければなりません。そのため、始めから本気で写真始める!と意気込んでるなら始めからフルサイズを選ぶのもアリかも。

かつては一眼レフタイプだけでしたが、ソニーがミラーレスタイプ(α7シリーズ)を発売し、2018年秋にニコン、キヤノンもフルサイズミラーレスに参入。パナソニックも2019年より参入する非常にホットなカテゴリーです(といっても初心者向けではないです)。

・APS-Cサイズ

「えーぴーえすしー」と読みます。

最も一般的なサイズで、キヤノン、ニコン、ソニー、リコー(ペンタックス)、富士フィルムが取り扱い。

一眼レフカメラでは最もポピュラーなセンサーサイズです。キヤノンの EOS KissとかニコンD3000シリーズなど入門機もこのセンサーを搭載しています。比較的ボケも作りやすく、画質的にも普通の人なら十分満足できるレベルだと思います。

APS-Cは初心者向けカメラというわけではなく、例えばキヤノンのEOS 7D MarkIIや富士フイルムの X-H1などプロやハイアマチュア向けのカメラにも搭載される汎用性の高いサイズです。

とりあえずこれか、下のマイクロフォーサーズを選んでおけば間違いは無いかと思います。

・マイクロフォーサーズ

先ほど紹介したオリンパスとパナソニックが取り扱い。

さらにセンサーが小型化したことでボディだけでなくレンズもコンパクトに設計できる利点があります。一方でボケの量は少なくなります。

メーカー間に互換性があるのが大きな魅力で、デジタル専用設計がされた規格です。以前は”マイクロ”の付かない「フォーサーズ」という規格もありましたが、事実上消滅してしまったので、古いカメラ、レンズを買うときは注意。

・1インチサイズ

ニコンのミラーレス(Nikon 1シリーズ)のみで取り扱い。さらにセンサーサイズが小さいのでボディーも小型化できます。

追記:Nikon1シリーズは2018年現在開発中止(ディスコン)になってます。店頭に並んでいる場合もありますが、今後レンズやアクセサリーの供給は見込めないためオススメしません。

一方、レンズ固定式カメラ(コンデジ)では高画質化が進み、1インチと言えば高級コンデジの証という感じになっています。

・それ以下のサイズ

リコー(ペンタックス)のQシリーズのみで取り扱い。普通のコンデジと同じくらいのサイズ。

追記:ペンタックスQシリーズも新機種が登場せずほぼ廃れてしまった印象。超高倍率コンデジを除いて、普通のコンデジにも採用される例は少なくなってきています(2018年現在)

---

画質はセンサーサイズが大きくなればなるほど向上しますが、それに伴ってカメラも大型化します。また、センサーが大きいほうが写真をボカしやすく一眼レフらしい写真が撮りやすいです。

・写りは犠牲にしたくないけどできるだけコンパクトを目指すならAPS-Cのミラーレス

・多少写りに不利な点はあるけど、軽さ、持ち歩きやすさを重視するならマイクロフォーサーズ

・始めから本気で挑むのであればフルサイズ入門機(ミラーレス)

って感じでしょうか。具体的な製品は下で紹介します!

写りを考えれば1インチ以下はやや中途半端な印象です。。

5.本体だけでなくレンズの大きさやコストも考える

たとえば、APS-Cサイズのミラーレスとマイクロフォーサーズのカメラの本体はそんなに大きな違いはありません(もちろんマイクロフォーサーズの方が少し小さいけど)。

ただし、それに装着する交換レンズはAPS-Cのミラーレスのほうがずいぶん大きいです。大きなセンサーに光を集めるためには大きなレンズが必要だから。

フルサイズとAPS-Cの一眼レフでも同じ事が言えます。価格もレンズが大きくなれば高くなる傾向。

ボディだけでなくレンズのサイズ感、重さ、価格も考えましょう。

 6.有力メーカーならレンズが安く買えるかも?

キヤノン、ニコンの2社の一眼レフは世界でも販売量が頭一つ抜け出しているため、純正以外のサードパーティー製レンズが手に入りやすいという利点があります。

純正の交換レンズは結構高価で、1本数万円~10万円を超えるものもたくさんありますが、サードパーティー製のレンズならほぼ同等のスペックで純正の3~5割ほど安く手に入る事が多いです。

サードパーティーの代表格はシグマとタムロンですがそれぞれ日本のしっかりしたメーカーで、最近は描写性能も純正と変わらないくらいにレベルが上がってきてます。

ソニー、リコー(ペンタックス)の一眼レフに対応するものもありますが、売れ筋のレンズのみの対応だったり、対応時期もキヤノン、ニコンの後となり対応まで発売後半年~1年ほどかかるのが一般的です。

追記:ソニーのミラーレス機は世界的にベストセラーになってきており、比較的早い段階でソニー用が出たり、ソニー専用のレンズが出るなど、ミラーレスでサードパーティ製レンズも使いたいと言うことであれば現状(2019年)ではキヤノン、ニコンよりソニーが強いです。

マイクロフォーサーズでも最近サードパーティ製が出始めましたが、また対応レンズはまだ数本と少な目。

将来いろいろレンズを買い揃えたいという方はこの辺も重要なポイント。レンズ以外のアクセサリも基本的には有力メーカーから先に対応されるのが一般的。

-

挙げればキリがないですがこの辺の事をカメラ選びの参考にしてみると良いと思います☆

メーカー別おすすめのカメラの選び方

上でいろいろポイントを挙げてみましたが、それでもカメラの機種はたくさんあるわけで、よく分からないという方のために私の独断と偏見でおススメのカメラ(メーカー)を紹介していきたいと思います。

あくまで私の個人的な考えでもあるので、ご参考程度に。。基本は冒頭に述べたように最初の1台はビビっと来た持ち歩きたいものを選べば良いと思うので。

とにかく無難なものを選びたいなら安定のキャノン、ニコン

デザインに強いこだわりが無かったり、後々つぶしが利くカメラを選びたいというなら、やっぱりキヤノンかニコンの一眼レフになるかと思います。この2社のカメラは世界中どこでもサポートを受けられたり、アクセサリの購入が出来るでしょうし、情報量も圧倒的。

長い間カメラを作ってきたこともあり、カタログスペックには現れない信頼性や操作性といった所のアドバンテージも大きいです。

レンズ以外の純正以外のアクセサリーもこの2社のカメラは対応している確率が高いので長い目で見たときのランニングコストも低くなるかと思います。

プロが使うカメラもほとんどがこの2社のものです。私もキヤノンユーザー(現在ソニーも併用している)。

追記:ソニー、富士フイルムなどミラーレス陣営の大躍進で少し事情が変わってきました。はじめからミラーレス機を考えるならソニーや富士フイルムを選ぶのも大いにアリです(後述)。

入門なら下から2番目がおススメ

キヤノン、ニコンそれぞれ、入門用の一眼レフからプロ向けまで多くのラインナップがありますが、初めてなら下から2番目のEOS kiss X9(キヤノン) , D5600(ニコン)あたりを買うと長く楽しめると思います。

一番安いラインは作りがチープだったり、機能に制限があったりするので最低でもこの辺を買っておくと幸せになれそう。

EOS Kiss Mもかなり完成度が高い入門機ですが

このクラスのカメラを考えているなら2018年発売のキヤノンのミラーレス EOS Kiss Mもかなりおすすめできる機種です。一眼レフに比べて大幅にコンパクトになっているだけでなく、連写やピント合わせ(AF)の能力もかなり高い完成度。EOS Kiss MはEF-Mマウントというミラーレス専用マウントのため、既存のキヤノンマウントが直接使えないというデメリットがありますが、1万円程度で買える純正のレンズアダプターを使えば既存のキヤノンのレンズも使用可能です。

私はEOS Kiss X9もKiss Mもどっちも持ってますが、一眼レフにこだわりがないならKiss Mの方が入門としてはおすすめかと思います。

ただし、EF-Mマウントは後述するフルサイズミラーレスのRFマウントと全く互換性がない(アダプターも不可)なので、将来ガチンコで撮影したいならちょっと微妙かもしれません。

予算があれば中級機を

まずは上の入門機で良いと思いますが、ある程度予算が確保できるなら中級機からスタートするのも手です。画質的には初心者が入門機との違いを大きく感じることはあまりないかと思いますが、ピントの合わせやすさや連写性能、操作性、耐久性などは入門機と歴然とした差があります。

キヤノンなら2016年発売のEOS 80D、ニコンなら D7500 が定評があります。これら2機種はどちらも市場からの評価が非常に高いアタリ機種です。

追記:EOS 80Dは発売からかなり時間が経ってそろそろ更新されるか?と噂されるタイミングです。。良いカメラである事は間違いないですが。
2019年現在だとこのクラスのキヤノン、ニコンの一眼レフは今後(といっても数年単位で)ミラーレスに移行していく可能性もありやや微妙ですね。ただ、一眼レフ用のレンズはミラーレスになったとしてもアダプターを付ければミラーレスで使用することが出来ます。

始めからフルサイズに行くなら。。

普通の人は選ぶ必要はないですが、始めから本気で写真をやるぞ!と意気込んでいるならフルサイズ入門機を買ってみるのも悪くないです。どうせハマれば最終的にはみんなフルサイズに移行するので(笑)

キヤノンならEOS 6D MarkII、ニコンならD610 or D750がおすすめ。ただし、ボディだけで10万円を軽く超えてきますし、レンズもフルサイズ用が必要なのでコスト的にはなかなかかかります。

追記:D610もまた発売からかなり時間が経っており、その1つ上のD750がキャノン6D MarkIIと同じくらいの価格帯。性能的にはD750の方が優れている点が多いですね。

フルサイズミラーレスが出たぞ!

キヤノン、ニコンともに2018年秋に待望のフルサイズミラーレスを発売しました。これらのカメラは既存の一眼レフ用レンズとは直接互換性のない新マウントのレンズを採用しています(キヤノン:RFマウント、ニコン:Zマウント。アダプターを付ければ既存レンズも使える)。

まだボディ、レンズともにラインナップが充実していませんが、今後は確実にこちらが主流になっていきますのではじめからフルサイズ行くぞという方はこれを考えても良いかと思います。

Canon ミラーレス一眼 EOS R BODY

Canon ミラーレス一眼 EOS R BODY

189,800円(04/25 06:55時点)
Amazonの情報を掲載しています
Nikon ミラーレス一眼 ニコン Z6 ボディ

Nikon ミラーレス一眼 ニコン Z6 ボディ

226,791円(04/24 11:32時点)
Amazonの情報を掲載しています

一眼レフかミラーレスか問題が悩ましい

2019年現在、キヤノンとニコンに関しては一眼レフからミラーレスへの過渡期の真っ最中でどっちを買えば良いか悩ましい問題があります。

今後すぐに一眼レフが廃れることはありませんし、一眼レフ用のレンズは純正マウントアダプターでミラーレスでも使う事はできますが、現在のトレンドは完全にミラーレス。今新品で一眼レフを買ったら、2~3年後の買い換えは恐らくミラーレス機が有力候補になると思います。

この辺をよく考えて購入するといいでしょう。ポジティブに考えれば一眼レフ用機材の中古価格なども落ち着いてきているので、より安いコストで機材を手に入れることができるとも言えます。

また、注意しておきたいのはキヤノンのEOS Mシリーズのレンズは、同じミラーレスのRFレンズ(2018年発表)との互換性が全くありません。同じメーカーでもEOS Mシリーズで一式揃えてしまうと、将来フルサイズへの道が閉ざされてしまうので注意しておきましょう。(それほどがっつり写真をやらないというならEOS Mシリーズは軽量コンパクトで操作性も良くお値段もそこそこなので良い選択だとは思います)

Nikon1シリーズはディスコンになっていますので新品購入はおすすめしません。

飛ぶ鳥を落とす勢いのソニー

一眼レフもミラーレスもどちらも販売しており、センサーサイズもAPS-Cとフルサイズの両方を扱っているソニー。一眼レフタイプのAマウント機も販売を続けていますが、軸足は完全にミラーレス機に移しているためこれから買うならミラーレス機(Eマウント)がオススメ。

早くからミラーレスに力を入れていただけあって、ミラーレスを考えるならボディ、レンズのラインナップは最も豊富です。

カメラの心臓部と言えるイメージセンサーは自社開発しておりニコンやオリンパスなど他のメーカーでもソニーセンサーを使うというくらいセンサーの質には定評があります。

APS-Cサイズのミラーレスではα5100が入門機に当たりますが、発売からかなり時間が経っていることもあり、予算が許すなら中級機のα6400も良いでしょう。

α6400は人物を自動で認識し、瞳に自動でピントを合わせる機能や動いているものにピントを合わせ続ける機能など、ピントの合いやすさはプロ機並みのかなり高い機能を持っておりおすすめ(2019/2/22発売)。



ソニーのカメラはちょっと変わった販売方法となっており、型落ちという概念があまりありません。例えばα6000番台は初~中級機に当たるモデルでこれまで、α6000、α6300、α6500と発売されていますがいずれのモデルも併売されています。

現在(2018年)最新のα6000シリーズはα6500で、性能的にも高いものがありますがお値段も高め。入門するなら型落ちに相当するα6300あたりからでも良いかと思います。
*α6400が発表されたことでα6300はディスコンになる予定です(2019/1/28現在)

フルサイズミラーレスといえばソニー

ソニーの代名詞になっているのがフルサイズミラーレスのα7シリーズ。コンパクトさと画質を兼ね備えておりプロでもこれに乗り換える人が出てきている人気のシリーズです。

初心者がいきなり買うにはややハードルが高い気もしますが、キヤノン、ニコン同様本気で始めるならα7から始めるのも良いかも知れません。

2018年にはα7 IIIという上級機顔負けのスペックを有したフルサイズエントリー機が発売され、かなりの話題に。他社からの乗り換え組も多い超人気モデルになっています。(エントリーといってもボディの価格は20万円ほどしますが)

私も最近はソニーのカメラを使う事が多いです。

ソニーの一眼レフタイプは要注意

上でも書きましたが、ミラーレスで勢いのあるソニーですが、一眼レフタイプのカメラもラインナップしています。ただ、このところミラーレスに完全に注力しているため今から一眼レフタイプ(Aマウント)を買うのはあまりおすすめじゃないです。

まだ止めると明言されてはいませんが、明らかに開発スピードが落ちており下火になっているのは間違いありません。

マイクロフォーサーズ(オリンパス、パナソニック)

ここ数年で一気に市民権を獲得したミラーレスカメラですが、それを大きく牽引したのがマイクロフォーサーズ陣営のオリンパスとパナソニック。

センサーサイズがAPS-Cと比べてやや小さいですが、そのぶんボディも小型化してますし、画質も最近の技術進歩でAPS-Cと遜色ないほどまで改善してきました。なんといっても、マイクロフォーサーズならメーカーが違ってもレンズを共有して使える互換性が魅力。レンズのラインナップもかなり充実してきています。

オリンパスPENに代表されるように女性を強く意識して開発がされている機種が多いため、本体デザインやアクセサリーも女性向けのおしゃれなものが多いです。

初めてならPEN E-PL9(オリンパス)、DMC-GF10(パナソニック)あたりがおすすめ。他のメーカーよりも街で気軽に持ち歩けるデザインになってますね^^

男性ならE-M10 MarkII(オリンパス)の方が甘くないデザインでいいかも。

オリンパス、パナソニック共にプロ、ハイアマチュア向けのハイスペック機をラインナップしているので入門機を買ったとしてもそのまま徐々にステップアップすることが可能です。

洗練されたカメラの富士フイルム

富士フィルムが一眼レフ(ミラーレス)に本格参入したのは他社に比べれば歴史が浅いですが、洗練されたデザインと高品質なレンズのおかげもあって最近勢いが増している感じです。

センサーサイズはすべてAPS-C*。独自のセンサー(X-Trance)を用いるものも多く、APS-Cとは思えない画質の良さを発揮します(入門機は普通のセンサー使っているものもある)。最近はレンズのラインナップもかなり充実し、プロ、ハイアマ向けのX-H1も2018年に登場しました。
*プロハイアマ向けにフルサイズより大きなセンサーのカメラ(GFXシリーズ)も出していますが超高いですw

フィルムメーカーだけあって、かつてのフィルムの味をシミュレーションできる独自機能がついていたり、写真の色や階調が非常に美しいと富士フイルムを使うプロカメラマンも多いです。

入門機からハイアマ、プロ向けまですべてのレベルで使いやすい機材が揃っているので、将来フルサイズが必要ないなら富士フイルムで一式揃えてしまうというのはかなり現実的です。富士フィルムのカメラを使っているとなんとなくオシャレだなーと感じるようなブランド戦略もさすがだなぁと思わせます。初めてなら X-T100 あたりがおススメでしょうか。

X-T100のセンサーはX-Tranceではない一般的なCMOSセンサーですが、入門機として非常にバランスの高い仕上がりになっていると思います。

コストパフォーマンスの高いペンタックス

一眼レフメーカーでは孤高の存在感のあるリコー(ペンタックス)ですが、2016年に待望のフルサイズ機 K-1を発売しました(2018年にマイナーチェンジ版のK-1 MarkIIも発売)。

まだAPS-C中心のラインナップではありますが、画質の評判もよく、レンズのラインナップも豊富なのでここを選択するのもありかと思います。

独自機能や他メーカーでは中級機種以上にしか搭載していない機能を入門機にもつけていたりとなかなか気前の良いメーカー。全体的にコストパフォーマンスも高めです。

初めてならK-70 あたりが良いかと思います(16.7.22発売)。防塵防滴やGPS、WiFi、高度な手ブレ補正など中級機相当の機能で、価格は他社の入門機と同じくらい。

一眼レフとしてはかなり良いものを作っているのですが、メジャーカメラメーカーの中で唯一ミラーレスカメラをラインナップしておらず、ミラーレス機の売上げが一眼レフを凌駕している現在ではやや将来に不安が残るメーカーでもあります。

今後APS-Cやフルサイズセンサーのミラーレス機をどう出すかはまったく未知数。

まとめ

ということで、結局どれが良いんだよ!と思ってしまうかも知れませんね。始めに言ったとおり好きなものを選べば良いです^^

あえて個人的な好みで言うならば、一眼レフを使いたい!というならやはり安定のキヤノンかニコンを選ぶのが良いと思います。スポーツや乗り物といった動く被写体にも強みがあります。私のように別にプロになろうと思っていない時期に趣味でキヤノンを買ったら、そのままキヤノンを使い続けてプロになったりといったことが可能です(笑)

今後間違いなく主流になるミラーレス機なら今のところ本命はソニーでしょうか。私のカメラも2017年ごろから主力はキヤノンの一眼レフからソニーのミラーレスに変わりました。

ミラーレス専業の富士フイルム、オリンパス、パナソニックも2018年までにプロ、ハイアマ向けのフラッグシップ機をラインナップしてきており、どのメーカーを選んでもそのまま最後までステップアップしていける体制が整っています。

というわけで、結局どんな写真ライフを過ごしたいか、どんな被写体を撮りたいかによってあなたにとってベストなカメラはこれ!と決めることはできません。

周りに詳しく、信頼できる人がいれば相談して決めるのがベストでしょうが、そうで無ければいろいろ悩むよりもまずは「エイヤッ!」と買ってしまい、使いながら最適なモデルを選んで見るのも良いですよ。

現行品であれば売却も結構高値を期待できますし。はじめから正解を狙わなくてもOKです。

おまけ:最初のレンズは何が良い?

最初にカメラを買うときは大抵はレンズキットで買うと思いますが、普通のズームキットか望遠まで含めたダブルズームキットが用意されているのが一般的。機種によっては単焦点レンズがセットになっているものもありますね。

レンズの好き嫌いは本当に個人差のあるところで、人によって言うことがまったく違うこともあるのですが、個人的には普通のズームキットがおすすめ。

初めは普通のズームキット or Wズームキットがおすすめ

撮りたいものが決まっている場合は単焦点(ズームできないレンズ)を選ぶのもありですが、大抵は何を撮りたいか、撮れるか?が明確になっていないと思うので単焦点を選ぶのは2本目以降でも良いと思います。

キットのズームといえども侮る無かれ。キットレンズは使用する人が最も多いレンズでメーカーの顔とも言えるレンズ。かなり応用が利いてさまざまな用途に使えるように設計されてます。まずはキットレンズを使いこなすのが写真上達への近道かなと考えています。キットレンズはボケないと言われますが、大抵は使い方が良くないだけでキットレンズでもキチンと使えばかなりボケを楽しめるのです。

また、予算が許すなら望遠まで含めたダブルズームキットを買っておくと、動物園で写真を撮ったり、満月を撮れたり、イベントごとで活躍したりとより写真を楽しむ幅が広がると思いますよ^^

ではみなさん、よき写真ライフを!

-Review, カメラ・レンズ, カメラのギモン, 写真のギモン, 撮影の準備、計画

この記事を書いた人
中原 一雄
中原 一雄 / studio9管理人
studio9(すたじお・きゅう)の管理、運営をしています。中の人です。 「写真をもっと、あなたのそばに」をテーマに、カメラに使われるのではなく、カメラと友達になる方法を広めるために活動中のフォトグラファー。 中原 一雄のプロフィールページ

Copyright© studio9 , 2019 All Rights Reserved.