星空は難しくない!
ここしばらく立て込んでいて、更新頻度がぐっと下がってしまっていますが、今回は星空の撮影です☆
夏休みの帰省などで田舎に帰ったら、すごいキレイな星空! 写真に収めたいけどどうやって撮ったらいいのかよく分からない。。
そんな経験をされた人も多いかと思いますが、最近(ここ2~3年)の一眼レフやミラーレスカメラは高性能で暗いところでもキレイに撮れるようになっているので、凝った写真じゃなければキットレンズを使って結構お手軽に写真を撮ることができるんです!
夏休みは終わってしまいましたが、これから秋にかけては夜空も澄んでくるので、星空撮影に出かけて見ましょう!
後半に流れ星(流星群)の撮り方についても簡単に触れていますよ☆
キレイな星空を撮るために準備するもの
まずは夜空を撮るための道具を準備しましょう。大丈夫、高価な機材は必要ありません☆
さすがに天の川をキレイに撮るとかだと、もう少しちゃんとした道具が必要ですが、今回は星空入門編なのでまずは手持ちの機材でチャレンジしてみましょう☆
必ず準備するもの
- 最近発売されたカメラ
夜空は暗いので、高感度に強いデジタルカメラが必要です。高感度性能はここ数年、性能が向上し続けているので、新しければ新しいほどキレイな夜空が撮れます☆
イメージセンサーがAPS-Cサイズ以上の一眼レフならここ2~3年(2012年対比)に発売されたものならきっと大丈夫。例えば、キヤノンの場合ならKissX4、50D、7D以降のカメラ(←これらみんなセンサーが一緒)なら十分です。それ以前のカメラは使ったことないのでよく分かりませんが、一度チャレンジしてみてもいいかな?
ISO3200~6400くらいで撮ってみて、酷いノイズが出なければ大丈夫です。
高感度機能はイメージセンサーの大きさがすごく効いてくるので、APS-Cサイズよりも小さなフォーサーズ規格のカメラ(オリンパスのPENやパナソニックのG-シリーズ)はちょっと不利かもしれません。。といっても、フォーサーズ規格のセンサーも最近はずいぶん高感度性能が向上しましたから、ここ1~2年(2012年対比)のものならきっと大丈夫です☆
↑ちょうどオリンパスのPEN(マイクロフォーサーズ)を使えるチャンスがあったので実験しました。山梨の星が良く見える場所から撮りました。PEN E-PL5にキットレンズとごく普通の初心者向けキットです。
ややノイズが多い気はしますが、空の条件(下記参照)さえよければこれでも十分たくさんの星が写せますね!(PEN E-PL5, M.ZUIKO DIGITAL 14-42mm F3.5-5.6 II R, 14mm, F4.0, SS:20s, ISO3200)
でも、イメージセンサーの小さなコンデジはちょっと厳しいかと思います。。
イメージセンサーのサイズって何?って方はこちらをどうぞ!
例えばこのくらいの入門カメラでも十分撮れます。最近のカメラは本当に高感度に強くなりました。
フルサイズ機であれば入門用のものでも(条件さえよければ)天の川までしっかり写るでしょう。
- 標準レンズ
まずはキットでついている標準レンズで十分です。たぶん18-55mm F3.5-5.6とか、12-45mm F3.5-5.6といったレンズがついているはず。広角側のF値が4以下なら問題ないです☆上記のPENで撮った写真も普通のキットレンズ。
もちろん、これよりも明るい(F値の小さな)レンズ(F2.8とか)ならなお良しです☆
ただし、単焦点レンズの場合は焦点距離に注意。。いくら明るいといえども50mmとかだとちょっと長すぎるかも。35mm換算で、35mm以下のものがいいと思います。(フルサイズではないキヤノン、ニコン(NIKON1除く)、ソニー、富士フイルムのカメラは24mm以下(APS-Cセンサー)、オリンパス、パナソニックのカメラは18mm以下のレンズがオススメです)
F値とか感度とか、そういう専門用語よく分からないんだけど。。という方はこちらのエントリーがおススメです☆
- 三脚
ただ空を写すだけなら無くてもどうにかなるといえばなるのですが、あったほうが圧倒的にいいです。3,980円とかの入門用でOK。でも三脚は長く使うものですので、これから買うなら1万円くらいのワリとしっかりしたものを買うことをおススメします。
下記の花火の撮り方記事の中で三脚選びについてもう少しだけ詳しく紹介しています。
この3つ(もっというならカメラとレンズだけでもなんとか)があればなんとか撮ることが可能です☆
準備したほうがいいもの
- ライト類
意外と忘れがちですが、夜の撮影なので辺りは真っ暗。手元用のペンライトと移動時のヘッドライトが必要です。ペンライトなら100円ショップにも売ってますね。ヘッドライトもスポーツショップなどで2000円前後で売ってるはず。
最悪忘れたら携帯のライトで代用しましょう。
ヘッドライトは明るすぎるので、辺りに星を撮っている人が他にいたらむやみに照らさないこと。できれば赤いセロハンを貼るといいですね。
- レリーズ
カメラに接続してシャッターを切る道具です。カメラ屋に行けば2,000円前後で売ってるかな?メーカー、機種で差込口が違う場合があるので注意。夜景など三脚を使った撮影ではあると便利なのでひとつ持っておくことをおススメします。
自分のカメラに合った差し込み口のものを使いましょう。
普通のレリーズでもいいですが、タイマー付きのレリーズなら星の軌跡撮影やタイムラプス撮影に応用が可能です!
私はコレ使ってます↓
【ロワジャパン】【プロ専用/液晶LCD/タイマー機能付/撮影回数設定無制限】Canon キヤノン RS-80N3 TC-80N3 対応 シャッター リモコン コード レリーズ
無ければカメラ側の2秒タイマーでも代用できます。
- パーマセルテープ
スタジオなどで使われる紙テープのことです。一度ズームやピント決めたらそのまま撮り続ける方がラクちんなので、ピントやズームリングの固定用に使います。
ちょっと大き目のカメラ屋さんに1,000円~1,500円で売っているので、黒いものを一巻き持っていると何かと使えて便利です。無ければ医療用のサージカルテープやマスキングテープでも代用可(100均で入手可能。紙のものがいい)。ガムテープやセロテープは粘着力が強すぎたり、糊残りする可能性があるのでやめた方が無難です。。
重要なのは場所、時間、天気!
上に示したように、最近のカメラさえあれば、星空を撮るのにそんなに高価な機材をそろえる必要はありません。重要なのは星空がよく見える場所と時間と天気(運)です。
場所
当然ですが、出来るだけ暗いところに行くのが重要。市街地よりも郊外、郊外よりも山奥がいいです。
郊外の場合なら街灯が視界に入らないような広い公園なんかがおススメ。ただ、大きな街が近くにあるところだと、空は明るいので1~2等星の明るめの星がメインになります。
山奥なら条件の良い日に当たれば天の川なんかを写すことも出来ます☆できれば出来るだけ高いところがいいですね。高ければ高いほど星は良く見えますし、曇りの日でも雲の上に抜けることができるかもしれません。○○高原とか○○スカイラインとか標高1000m以上の場所に行けるとGOODです。
時間
時間も重要です。特にお月様。
もし満月の夜当たってしまうと、山奥でも月が明るすぎて明るい星しか写せません。。最良なのは新月の時。できるだけ月が欠けている時を狙いましょう。
また、月があまり欠けていなくても、月が地平線の下にあるならOKです。月の出、月の入りの時間を確認して条件の良い日に撮影します。
月齢、月の出、月の入りは国立天文台のHPから確認できます。
天気
こればっかりは運です。。晴れマークが出ていても曇ることもあるし、また逆のこともあります。撮影日の近くになったらできるだけいい子にしておくことが重要ですw
天気の予測の仕方、調べ方は新しい改訂版記事が詳しいです↓↓
カメラの設定とカンタン撮影手順
普通の星空を撮る時はカメラのマニュアルモード(M)を使います。マニュアルと聞くと難しく思ってしまうかもしれませんが、設定はワンパターンなので一度覚えてしまえば大丈夫です。また、後で現像(画像処理)をするとさらに星が良く見えるようになるので、出来るだけRAWで撮る事をおススメします。
1、カメラをマニュアルモード(M)にする。
オートや絞り優先、シャッタースピード優先モードではなかなか上手く撮れません。。
マニュアルと聞くとなんだか難しそうに感じますが、設定する値はある程度決まっているのでそうでもありません。ご安心を!
2、レンズをマニュアルフォーカスモード(MF)、手振れ補正をOFFにする。
星空は暗すぎるのでオートフォーカス(AF)は効きません。。また、三脚を使うと誤作動の可能性があるので手振れ補正はOFFにします。メーカーによってレンズ側でOFFにするものと、ボディー側でOFFにするものがあります。
AFのまま撮影すると、せっかく手動でピントを合わせてもシャッターを押した瞬間にピントがずれてしまうため、必ずMF(マニュアルフォーカス)にセットしておきます。
キヤノン、ニコンの一眼レフはレンズにスイッチがあるものが多いですが、ミラーレスカメラなどはカメラ側のメニューの中で「フォーカスモード」や「AF方式」といった項目で「MF」にセットします。
MFでピントを変える場合はレンズについているピントリング(ズームレンズの場合はズームリングとピントリングの2つ付いているので注意)を回します。キットレンズの場合はレンズの先端を回すとピントを調整できるものもあります。
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3、レンズを一番広角側にセットして、ズームリングを固定
ズームレンズの場合、焦点距離を変えると、ピントの位置が微妙にズレてしまうことがあるので、慣れないうちは一番広角側に固定してしまった方が便利です。
広角(12mmや18mmなど数字の小さい側)にセットしてパーマセルやマスキングテープでズームリングを固定してしまいましょう。
上図は50mmになってますが、実際は一番小さな数字に合わせます。
余計な部分はあとでトリミングすると割り切っちゃいましょう。
4、ISO6400、F値 最小、シャッタースピードは15秒にセット
*追記:設定値は場所や月齢などによって結構変わります。より詳細な設定は新しい改訂版の記事のほうが詳しいです。↓
MFモードにしてズームを固定したら、ISO6400、F値は一番小さく、シャッタースピードは15秒くらいに仮設定します。
キットレンズを使ってる人なら「ISO6400, F3.5, SS15s」というような感じの設定になるはず。
通常はカメラのダイヤルをカチカチ回すか、十字ボタンを上下すればF値かシャッタースピードのどちらかが変わります。もう一方が変わらないよ。。と言う方はカメラに付いている「+/-」ボタンを押しながら回すと上手くいくかも。
*15秒は通常「15"」と表示されます。「15」は1/15秒のことですのでご注意ください。
月が出ていたり、市街地、地平線付近はこの設定だとちょっと明るすぎるかもしれません。そんな時はISO感度を3200や1600(またはそれ以下)に落とします。
2012.12.20追記
先日、初めて都内(葛飾区)で星を撮ってみましたが、新月にもかかわらずISO1600でもぜんぜん明るすぎる結果に 。。
東京の空の明るさを甘く見てました。。(汗
大きな街の中で撮る場合は 感度がISO400~200でもいいかもしれません。
参考として下の写真は ISO200で撮った都内からの夜空です。やや暗いですがこれでもオリオン座がしっかり写ってますね!(写真をクリックして拡大すると良く分かります!)
EOS 5D Mark II / 20mm F1.8 EX DG ASPHERICAL
20mm f4.0 / ISO200 / SS19s
*この写真を連続合成して軌跡にした写真は以下のエントリーで紹介してます♪
⇒自動の比較明合成で簡単に星の軌跡の撮影をする方法![SiriusComp]
5、三脚にカメラをセットして、ピントを無限遠(∞)にして撮ってみる。
ここでは、辺りに明かりが無く、星しか見えない状況を想定しています。遠くに街明かりがある場合は、ライブビューで遠くの街明かりにピントを合わせてしまっても良いです。
レンズのピントリングを一番左か右側にある、無限遠(∞)マークにセットして一枚撮ってみます。シャッターを押すときは2秒タイマーを使うか、レリーズを使います。
そんなマークが無いよ!と言う方は、どちらかまで回して(回り止らない場合でも通常は1~2回転回せばOK)撮ってみます。間違った方向に回した場合はボケボケでなにも分からない状態なのでその場合は逆に回して再チャレンジ。
キヤノンのレンズだと、カメラ側から見たときに反時計回り、ニコン、タムロンのレンズだと時計回りに回すと無限遠になります(一般的には)
条件が良ければ、たぶんこんな感じの空が撮れるはず☆
天の川も若干見えてますね!
ソフトフィルターを使用していた写真ですが、別に付けなくてもOKです。(ソフトフィルターを付けると明るい星が滲んでふんわりした感じになります)
EOS 7D / EF-S 15-85mm F3.5-5.6 IS USM / 15mm f4
ISO5000 / SS25s / WB 白熱電球 / ソフトフィルター使用
ピクチャースタイル 風景(コントラスト+4)
ちょっとノイズが酷いようなら、ISO3200、シャッタースピードを30秒にして撮り直し。明るすぎるなら、ISOを徐々に落としていきます。
6、無限遠(∞)からピントの位置を微妙に変えて何枚か撮ってみる。
レンズによってはただ無限遠側いっぱいにリングを回すと行き過ぎでピントが微妙にずれていることもあります。。明るい1等星がモヤっと玉ボケのようになっているならピンボケの可能性が高いです。
よりキレイに撮るなら微妙にリングを元に戻しながらずらしてみて一番良く映るピントの位置を探りましょう。(レンズにもよりますが数ミリ程度動かす感じ)
明るい星が見えているならライブビューで確認することもできるかも。
初めてで、とりあえず撮れればいいという人はここは飛ばしても大丈夫です。
7、ピントをテープで固定する。
ベストなピント位置が分かったらピントリングもテープで固定してしまいます。
8、準備完了!バシバシ撮る!
なんだかいろいろ設定しないといけないような気がしますが、慣れれば10分もかかりません☆まずはこの手順を覚えてしまいましょう☆
ピントもズームも固定されているので、あとは撮りたい方向にカメラを向けてシャッターを押すだけです。
撮るときのコツ、困った場合は?
月が出ていない、田舎の暗い空なら上記の設定のままでも結構たくさんの星が写るはずですが、その他いくつかコツを書いてみます。
まったく星が写っていない。。
上記設定(ISO6400、F3.5くらい、SS15秒)で暗くてぜんぜん星が写らないことは無いはずです。最低でも1等星(カシオペア座、オリオン座、北斗七星など)は写るはず。もう一度設定を見直してみましょう。
意外と15秒と1/15秒を間違えて設定している場合が多いです。カメラで「15」と表示されている場合は1/15秒なことが多いです。15秒の場合は通常「15"」と表示されます。
ピントが全然合っていなかったり、レンズキャップ付けっぱなしという笑えないミスもありかもw
明るすぎて星が写らない。。
満月の夜や市街地、大きな街がある方角の空は上記設定では明るすぎるかも。。そんなときはISO感度を3200や800に少しずつ落としていきましょう。
参考までに、満月のような明るい月が出ている場合はISO800~1600程度、都内など大都市周辺ならISO800~400でもいいかもしれません。
たとえば下の写真、真夜中に撮ったのですがほぼ満月だったので昼のように写ってしまいました^^;
これでF2.8、ISO1600、SS15sです。(F4.0ならISO3200相当)
もちろんベースの空が明るいので、星はあまり写らなくなります。。
もう少したくさん星を写したい!
シャッタースピードを遅くします。広角側なら30秒くらいまで伸ばしても大丈夫。それ以上(バルブモードを使わないと設定できない)にすると、地球の自転運動により星が点ではなく、線として写ってしまいます。。
ISO感度は6400以上に設定するのはやめた方がいいです。。現時点でISO6400以上に耐えられるカメラは一部の高級機種のみなので。
もちろん都市部で光害がある場合は同時に空自体も明るくなってしまいます。。
星が点ではなく、線になってる。。
上でも述べましたが、シャッタースピードを遅くしすぎていませんか?点として写すならシャッタースピードは15秒程度、長くても30秒までにします。
または、望遠側で撮影していませんか?望遠側で撮ると、ちょっと星が動いただけでも線として写ってしまいます。なるべく広角側で撮るのがいいです。
EOS 7D / EF 70-200mm F4 IS USM / 173mm f4 / SS25s
上記と同じ25秒のシャッタースピードで撮った写真ですが、望遠レンズで撮るとこんな感じで線になってしまいます。。
ノイズだらけで写真が汚い。。
残念ながらお使いのカメラの高感度性能はあまり高くないようです。。ISO感度を下げるか、明るい(F値の小さな)高価なレンズを使うしかありません。。
ISO1600程度でも明るい星なら十分写りますよ☆
RAWで撮っていてLightroomなどの編集ソフトが使える場合は、1~2段分のノイズ低減が望める場合もあります。
カメラを真上に向けられないんだけど。。
三脚に普通にカメラをセットしたままだとハンドルがぶつかって真上(天頂)にカメラを向けられません。そんな時は、三脚にセットする方向を逆にしてみましょう。真上に向けることができるはずです。花火の撮影なんかでも使えるテクニックです。
おススメのホワイトバランスは?
それぞれの好みではありますが、個人的には電球モードや(白熱)蛍光灯など寒色系のホワイトバランスがおススメです。
青くて深い空の感じになります。RAWで撮れば後から変更可能です。
おススメのピクチャースタイルは?
ピクチャースタイル(ピクチャーコントロール)は風景やビビット系にして、コントラストを最大にしてしまうのがおススメ。前回エントリーのしっかりセッティングですね。
空と星の明暗差がしっかり出ます。これもRAWで撮ればあとから変更可能。
三脚を持っていない!
たまたま旅行先で凄くキレイな夜空に出会ったけど、三脚を持っていない。。って事もありますよね。そんな時は地面やクルマのボンネットにタオルなどを敷きキズがつかないようにして、レンズを真上に向けてて置きます。
撮れる方角は限られますが、一応撮ることは可能です。
天の川を撮りたい!
このような天の川も憧れますよね。実は今回の撮り方でこのような天の川も撮影可能です。
ただし、天の川は非常に暗い星の集まりなので、空自体が真っ暗で空気が澄んでいるという条件が必要です。具体的には空にまだ月が出ていない時間(新月がベスト)で、良く晴れた日が条件。
山奥で都会の光害に影響されない場所でチャレンジしてみましょう。目視で天の川よく見えていれば必ずカメラにも写ります。
○○星雲、○○銀河を撮りたい!
残念ながら今回の方法では撮れません。。これらを撮るには望遠レンズを使わないといけないので、星の動きを止めるために赤道儀という専門の道具を用意しなければならず、かなり専門性の高い撮影となります。。
流れ星も撮りたい!
年に数回ある流星群は流れ星を撮るチャンスでもあります。今年(2013年)はペルセウス座流星群の当り年でしたね。
流れ星を撮るのもこちらのエントリーに書かれている方法と同じです^^ 星を撮る場合は15~30秒ほどシャッターを開けっ放しにするのですが、その間に流れ星が流れれば星と一緒に流れ星が写る。ただそれだけ。星を撮るときのオマケみたいなものです。
↑ちょっと小さいですが普通に撮っていたらたまたま写りました(笑)
この記事の方法でたくさん撮っていればきっと流れ星も写るはずです!
ちょっと専門的な話になってしまいますが、流れ星の明るさはシャッタースピードに影響しません。明るく撮りたいならF値を小さくするか、ISO感度を大きくすると良いです。
星の軌跡を撮りたい!
今回とは違う設定にする必要があります。それほど特別な道具は必要としないのでそのうち特集します☆
特集しました!!
月はどうやって撮るの?
実は月の撮影は星を撮るよりずっと簡単です。こちらに詳しくまとめたのでご参照ください^^
星座のこととか全然知らないんだけど。。
スマホをお使いの方なら、超便利アプリがあるので大丈夫。Android携帯をお使いの方ならGoogle Skyというアプリが無料で使えます。空に向けてスマホをかざすだけでその方角に現在出ている星や星座を表示してくれます!
便利な時代になったものです。iPhone向けにも同様のアプリがあるはず。
**追記**
現在iPhoneをメインで使用中です。無料なら「星座表」、有料の高性能アプリなら「Star Walk 2」がおすすめ。「Star Walk 2」は天の川を探しやすいです☆
このあたりも改訂版の新しい記事にもう少し詳しく書いています。
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今回の設定だけでも結構キレイな星空が取れることが分かりましたが、ここからRAW現像していくとさらに星を浮き上がらせることができます♪
次回はそんな星空のRAW現像の方法についてご紹介します!
上記のカメラで設定しただけの写真がこんな感じになります☆(今回の写真だとちょっと変化が感じにくいかも。。汗)
☆☆続編をアップしました!☆☆
上の写真は使いませんでした。。スミマセン(><)