studio9写真コンテスト8月のテーマは「灼」「爽」「道」。果たしてどの作品が最優秀に選ばれるでしょうか!今月も季節感の出たステキな作品をたくさんご応募いただきました。
2015年9月のテーマも発表致しますよ!
2015年8月の優秀作品を発表します
前半は猛烈な暑さでまさに「灼」だったのに、中盤から一気に涼しく空き模様になってしまった8月でしたね。今月の応募は41作品。たくさんのご応募ありがとうございました!
本エントリーではその中でも特にステキな作品を10点をこちらでご紹介します!
なお、応募いただいた全作品は下記リンクからご参照していただけます。ここで紹介しきれなかった写真もたくさんありますのでぜひこちらも参考にしてみてください。
次回 2015年9月のテーマは「憩」「長」「紺」
9月のテーマは「憩」「長」「紺」です。過去作品のご応募もOKです。
また、6月から始まった「惜しい!あとちょっと」企画も継続しますよ!
応募方法などの詳細はこのページの最後でご案内します!
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それでは8月の優秀作品を一挙にご紹介していきましょう!僭越ながら私からのコメントも簡単に付けさせていただいております。
*PCでご覧の方は作品をクリックすると大きなサイズで見ることが出来ます。
最優秀作品
運命の分かれ道? / 温泉日和さんの作品
テーマ:「道」
Canon EOS X4 / Sigma 17-70mm F2.8-4.5 DC MACRO
23mm / F9.0 / SS 5~20秒 / ISO200
Avモード / JPEG / PhotoshopCC
工夫したポイント
ある日の夕方。ゴロゴロと空が轟いたので、急いでカメラをセットしました。
撮影を始めるものの、なかなか写野の中に入ってくれません。諦めようとした時、運良くイイ感じの場所に稲光が走ってくれました。これを皮切りに同じような場所に入れ食い状態で出現です。
撮影地は家のベランダで、激しい雷が怖かったのでレンズの先だけ窓から出して撮影者は屋内に隠れてシャッターを押していました。
雷が写るには写ったのですが、稲光1本(?)では淋しく、200枚撮影した中で適度に写っていた6枚を比較明合成してみたところ、扇上に広がる様子が表現できました。
撮影はいたってシンプルに済ませましたが、画像処理で少し工夫をしました。
JPEGで撮影しましたが、これだけ雷が写ってくれるのであればRAWで撮影して明暗部を画像処理でもう少し追い込めれば良かったと思います。特に白トビ部が惜しいと思いました。
比較明合成は単純な合成とはせずに、一枚一枚に調性レイヤーを掛けたり配合割合を変えたりしてあります。作為的な合成ですが、同一日、同一場所での”現象の合成”ということで、それぞれの位置関係は変えていません。小さく枝分かれした稲光がシャープになり過ぎていたので、ダスト&クラッチを配合して太く見えるように微調整を施しています。
雷の全体が捕らえきれておらず、もう少し広角か縦構図が良かったかもしれません。また、地上と空のバランスもイマイチでしたが、撮影場所の近くにある高圧線の鉄塔が邪魔なので、泣く泣く構図を崩しています。
全体をもう少し明るめにしたい気持ちと、背景にある真っ黒な積乱雲の気味悪さも表現したかったのでこのような色合いにしてみました。
稲光の枝分かれから道を想像するという、かなり強引なこじつけのテーマでの投稿です。ただ、雷は何処に落雷するか分かりませんし、感電や火災の原因にもなる危険な現象なので、そういう意味でこの稲光一筋一筋は人や物にとっての『運命の分かれ道』なのかもしれません。このような分かれ道の終点には遭遇したくないと改めて思った次第です。くわばらくわばら。
Blog:温泉日和(http://blogs.yahoo.co.jp/fk1842)
studio9より
今月の投稿作品の一覧を始めに見たとき、まず目に留まるくらいのすごいインパクトでした。まるでSF映画のワンシーンのような迫力です。工夫したポイントでご本人も仰っているとおり、惜しいポイントもいくつかありますが、このような貴重なタイミングをしっかりものに出来るというのは日頃から臨戦態勢を整えておく必要がありますし、素晴らしい事だと思います。
雷が落ち始めたときに、パッと比較明合成をしよう!と切り替えたのは非常に良かったですね。普段、天体系の写真を撮られているからこそかと思います。やはり惜しいのは白飛びでしょうか。RAWで撮っておくのはもちろんですが、ここまでの技術をお持ちなら撮影モードもAvではなく、Mの方が良いかも知れません。稲妻の撮影は花火の撮影と同じくF11~16、ISO100くらいが良いかと思います。稲妻の明るさはシャッタースピードには関係しないので、SSでは背景の明るさを調整すると役割分担をするとさらに精細な稲妻になるかと思います。
ともあれ、このようなすごいシーンに居合わせ、それを収めるというのは素晴らしいことですね。
温泉日和さんには副賞としてAmazon商品券1000円分をプレゼントいたします☆
特別賞
復興へ… / Rokusukeさんの作品
テーマ:「道」
Nikon D800 / SIGMA 35mm f/1.4
IR: 35mm f/5.6 ISO-200 SS30" / Color :35mm f/5.6 ISO-200 SS1/1600
Lightroom6/PhotoshopCC
工夫したポイント
IR写真をモノクロ化したものと、カラー写真の合成写真です。
Lightroom6でそれぞれの現像をおこなった後に、Photoshopにて合成しています。
IRモノクロ写真と合成することで、不思議な階調を出しています。
タイトルを「復興へ…」としたのは、ロケ地は三陸復興国立公園の一部である、葦毛崎展望であり、私自身被災者の一人だからです。
葦毛崎展望台へ続く道が復興へ繋がる道であれば、と思いつけました。
連絡先:nyamac44アットマークgmail.com
studio9より
IR(赤外)写真とカラー写真の合成ということで、ステキなアイデアかと思いました。普通のデジカメ写真とは異なりリバーサルフィルムで撮ったような色の濃さです。
IRの方は長時間露光されているので、紫外・可視光をカットするIRフィルターを付けての撮影かと思いますが、長時間露光のおかげで雲の表情などゆったりとした時間を感じられます。また、IR写真は青空が非常に濃く出てくるので、これが通常のデジタル写真には無いような階調を感じる原因かと思います。
構図的には岬の先端を左下に寄せた3分割構図がセオリーかと思いますが、今回のような日の丸気味の構図でもタイトルのメッセージ性もあってかそれほど違和感を感じませんね。
RokusukeさんにはAmazon商品券500円分をプレゼントいたします☆
優秀作品 テーマ:「灼」
続きまして、優秀作品の発表です!(順不同、投稿日順)
灼熱の薔薇 / ERIさんの作品
EOS Kiss X5 / 50mm / F2.8 / ISO100
工夫したポイント
焼けつくような赤をイメージ。赤色を強く出すため、コントラストを-1にし全体を少し暗くし色の濃さを+1で調整。
studio9より
表面の水滴もあってか、とても生っぽい質感が素敵だと感じました。
ややアンダー目の露出で濃いめの色にしたことが、真っ赤なバラの情熱的な質感を出すのに奏功したかと思います。バラは露出やコントラストの付け方で様々な表情を付けられるので面白い被写体ですね。
真夏の夜の精 / Mk.Vさんの作品
Nikon D7000 / AF-S VR Micro-Nikkor 105mm f/2.8G IF-ED
105mm / F13 / SS1/60 / ISO800
RAW / LightroomCC
工夫したポイント
テーマ「灼」で浮かんだのは夏の代名詞"蝉"でした。
そして蝉を一番印象的に撮るには、羽化シーンしかないと考えました。
被写体として選んだのはアブラゼミ。理由は翅が透明でない事。
成虫になると翅は茶色なりますが、羽化直後は美しいパールホワイトです。
その翅の美しさを表現したいと思いました。
カメラの内蔵ストロボをマスターにし、外部ストロボを右手やや後方から発光させる2灯ライティングで撮影。
輝く翅を表現したかったので、内蔵ストロボをマイナス補正、外部ストロボはプラス補正かつ光を拡散させる目的でディフューザーを使用しています。
構図は「誰もいない夜、ひっそりと羽化している」感じを出したかったので、左に寄せ気味にし右側に大きく空間を取りました。
現像ではハイライト側の階調に留意。
翅脈の美しさを強調する為、HSLにてシアンとグリーンの彩度及び輝度を調整しています。
連絡先:Twitter(@MkV_jp)
studio9より
私もこの夏、何度か蝉の羽化を見かけましたが、こんなに美しいものだったろうか?と思うほど美しいですね。
ポイントは何といっても外部ストロボを使用した多灯ライティングかと思います。特に被写体の斜め後ろに配置した外部ストロボが羽化したばかりの羽根や、抜け殻の透明感を一層美しくしているのかと思います。
また、地味ですが枝への光の当たり方も後からのストロボが立体感を出すのに一役買っているのではと感じます。
私も来年の夏は挑戦してみたいなぁと思いました^^
一瞬の夏 / billyさんの作品
Nikon Df / Ai Nikkor 85mm f/1.4s
85mm, F1.4, SS1/320 ISO6400
RAW / Lightroom CC2015
工夫したポイント
京都 宇治川の鵜飼。
光源は篝火のみというシビアな条件下、鵜の動きにターゲットを定め追いかけた結果、ピントがきた数少ない中の一枚です。
火の粉と水しぶきが混じり合い緊迫感は出せたかなと思います。
鵜と水面を強調するため、段階フィルターを使用し手前部分のコントラストと明瞭度を高めています。また、ハイライトを下げて過度に明るくなっていた部分(炎、舟の縁)を調整しました。
studio9より
夜間、篝火のみという非常に暗い状況で上手く臨場感を出せていると感じました。
鵜の動きを止めるためにはシャッタースピードを速める必要がありますが、絶対的な明るさが足りないというジレンマを感じる場面ですが、感度やF値とのバランスをとりながら上手くシャッタースピードを選択されています。
感度6400、F1.4ですから一昔前には撮れなかった写真ですね。
背景の火の粉や水しぶきの玉ボケも緊迫感を出すのに一役買っているかと思います。ここは単純に感度を上げるだけでは達成できず、85mmF1.4というレンズのなせるワザかと思います。
熱帯夜 / wasabiさんの作品
NikonD5300
ススキ:18-140VR 56mm / ISO100 / SS1/125s / f/10
月:TAMRON 70-300VC 300mm / ISO100 / SS1/125s / f/13
LightroomCC / photoshopCC
工夫したポイント
このテーマですぐに思いついたのが赤い百日紅の花を炎のように撮る。
しかしただ撮影してもイメージどおりには撮れなかったのでより炎らしくするためにスピードライトに赤いフィルターをかけて当ててみました。
何もしないよりはイメージに近づきましたが炎とはなんか違う・・・
しかしこれは使えるなと思いいろんなものに赤い光を当ててみました。いくつも撮る中で気付いたのが、ボケてないとただ赤く光る被写体になってしまうと言うこと。そこでメインの被写体にピントを置き赤く光る部分はぼかすとイメージに近い感じになりましたので月にピントを置き手前のススキをぼかしたのがこちらの作品です。
元の画では月が小さくバランスが悪かったのでブルームーンの時に撮った満月を赤っぽく現像しPhotoShopで合成。月がハッキリしすぎて硬い感じだったので全体にガウスぼかしをかけたレイヤーを重ねやや柔らかい雰囲気に。
少し現実離れした感じですが真夏の夜の月見を表現してみました。
studio9より
赤い光を手前の被写体に当てるという発想は面白いですね。個人的に、夜間天体撮影をしていてヘッドライトの赤い光がうっかり画面に入り込んでしまった。。とネガティブな印象がある赤い光ですが、こうやってポジティブに使いこなすのも良いですね!
とても夏の夜な感じが出ていてステキです。
月は100mm程度では豆粒程度にしか映らないので別途合成するという考えも良いと思います。
優秀作品 テーマ:「爽」
続きまして、優秀作品の発表です!(順不同、投稿日順)
空に伸びる / かのさんの作品
EOS Kiss X7 / EF 50mm F1.8 STM /
50mm / F1.8 / 1/4000s / ISO100
工夫したポイント
初投稿です。
よく通る公園の蓮です。すっきりと伸びる茎が美しかったのでしゃがんで見上げてみたところ、蓮の花と蕾がリズムよく並んでいたので撮影しました。
鮮やかな青と緑にしたかったので赤みを減らし、彩度を強めました。蓮の白色が綺麗に出るように気をつけました。
studio9より
シンプルで素晴らしい構図だと感じました。蓮の花や蕾の配置が絶妙ですね。
下からローアングルで撮ることによって背景が青空になっているのも爽やかなイメージがします。こういう場面はうっかり上から撮ってしまいがちですが(悪くはないですが)、下から撮るには背景を意識しながらでないとなかなか難しいですよね。
また、なにか独特の質感を感じるのはグリーン寄りの色味と、F1.8で撮影し空が大きくぼけているからなのかなと思います。
優秀作品 テーマ:「道」
続きまして、優秀作品の発表です!(順不同、投稿日順)
帰路 / Shotaさんの作品
Canon EOS 70D / EF-S 18-135mm f/3.5-5.6 IS STM
100mm f/5.6 ISO-1600 SS 1/8
Lightroom CC
工夫したポイント
江戸川区花火大会の撮影に行った帰り、片付けの途中にふと振り返ると満月と土手を帰る人が重なって印象的でした。
夏っぽさを出したく、人よりもさらに手前に生えていた草をシルエットにして、草→人→満月という三層構造にして手前ほど大きくボカしたかったのですが、手持ちのレンズでは、これが限界だったようです。
構図は3分割構図を意識した位置に月を持ってきたかったのですが、思いの外月の登るスピードが速く、納得のいく人影が撮れた時にはだいぶ上に寄ってしまっていた点が残念でした。
studio9より
月とシルエットで写真を構成するためには露出のバランスが非常に難しいのですが、この作品はうまくバランスをとっていると感じました。月にかかった雲が光を柔らかく拡散してくれたのも良かったのだと思います。
低い視点から茂み越しに人々がどこかへ向かっていく様子は何か、怖さというかミステリアスといったメッセージ性を感じます。
月の位置はこのくらいの高さでちょうど良いかなと個人的には思います。
出会いと別れの道 / uuyさんの作品
EOS 5D MarkIII / EF 24-105mm F4L IS USM
105mm / F7.1 / 1/40s / ISO20000
工夫したポイント
三脚無しで撮影になってしまいましたがなんとか形に出来ました。飛行機の冷たさを光の反射で少し暖かく見えるようにして見ました。
PS滑走路にまっすぐ着陸するパイロットの方に感動しました。
studio9より
一瞬、何が写っているのかな?と思ってよく見てみると、なるほど飛行機でした。
カラフルな誘導灯とスタイリッシュなシルエットが非常に格好良いなと感じました。高度に設計された建造物の形は本当に美しいです。
F値をギリギリまで大きくして点光源から光芒(光条)を出している点もステキです。感度は驚きの20000。ちょっと前では考えられないような感度でも最近では実戦で使えるレベルにまでなったことに技術の進化を感じます。
SLやまぐち号/ジオラマ / kusindaさんの作品
OLYMPUS STYLUS1s
64.3mm / f2.8 / SS1/250sec / ISO160
RAW/OLYMPUS Viewer 3、Photoshop cs6
工夫したポイント
1昨年の豪雨災害で一部不通になった山口線が全線復旧して1周年ということで、いつもと違うヘッドマークのSLやまぐち号を国道の陸橋から撮影しました。
田園風景をのどかに走るSLをイメージして、OLYMPUS Viewer 3のアートフィルタージオラマと仕上がりVividを適用しました。
そのままだとSLのナンバープレートが見にくかったのでphotoshopでシャドウ部分を少し明るく調整しました。
studio9より
とても上手にジオラマ効果を活用されていると感じました。STYLUS1sのセンサーサイズは1/1.7インチですから、64.3mmは35mm換算で約290mmの超望遠域。
狭い画角による圧縮効果とジオラマ効果がマッチして、SLがおもちゃのようにコンパクトに写り、メルヘンチックな印象を感じました。
煙を吐く様子や周りの緑とも相まって軽快さも感じますね。
今月の『惜しい!あとちょっと!』
6月から始めてみた新企画、『惜しい!あとちょっと!』
もうちょっとだけ工夫してみたら入選だったかも。。という作品を2~3点取上げて私が個人的に感じた改善ポイントを紹介してみようと思います。
*あくまで私の独断と偏見によるモノでこれが絶対と言うわけではありません。参考程度にふーんと見ていただければ幸いです。
*ここに挙げた作品だけが入選の次点というわけではありません。解説するうえで撮影者や読者の方に分かりやすい作品を主に取上げていく予定です。
ではいってみましょう!
Milky Way / izakiさんの作品
Canon EOS 5D Mark III, F2.8, SS 15秒, ISO6400
RAW現像/Lightroom
夜の阿蘇山。
遠くなのにやけに明るい街の明かりと、大きく欠けているのにやたらまぶしい月を避けて写角を設定するのが難しかったです。
本当はもう一週間待って、新月&流星群を撮影したかったけど、週間予報では雨の予報で・・・
実際にこの写真を撮影した翌日からずっと雲が阿蘇を多い続けたのでした。夜空の撮影はなによりも「運」だなあと。夏の阿蘇は思った以上に寒かったのも良い勉強になりました。
ここが『惜しい!あとちょっと!』
街明かりや月が出ているという厳しい状況でしたが、星たちはしっかり写りましたね!ただ、Milky Wayというにはちょっと天の川が目立ってないかなという印象があります。恐らく中央を横に横切っているのが天の川かと思いますが、構図的にややもったいない切り取り方かなと感じました。
確かに街明かりや月明かりは星を撮るには邪魔な存在ではありますが、最終的にそれを避けて構図が決まらないのであれば、逆に月や街明かりを絡めて撮影するという考え方もアリだと思います。なにより星景写真は地面の様子を絡めた方が臨場感が出てきます。
例えば街明かりがどうしても入ってしまう場合でも画面に入れ込むと街の水銀灯の明かりが地平線にグラデーションを作ってくれることもあります。
たとえばこんな感じとかでしょうか。
また、月明かりも新月一週間前程度であれば明るくて星が見えなくなってしまうと言うことは無いかと思います(天の川はそらの明るさによってはやや厳しいかも)
こんな感じで月を積極的に構図に取り入れても面白いと思いますよ^^
また、街明かりや月明かりの周りの明るい部分の処理はLightroomのハイライトスライダーを下げると効果的です。
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ひまわりの道 / おしめさんの作品
Nikon D5500 / AF-S DX NIKKOR 35mm f/1.8G
35mm / f/1.8 / SS1/4000sec / ISO100
初投稿です!ちょうどシンメトリーになるようにひまわりが咲いていたので、あふれんばかりの夏を表現しました。
被写体にピントを合わせ、手前のひまわりは前ボケを。
5月に一眼レフを購入し、日々勉強しております!何か気付いたことがあれば、コメント頂けると嬉しいです^^
instagram : https://instagram.com/oshimeee/
ここが『惜しい!あとちょっと!』
ヒマワリ畑に青空、夏らしい雲ととても夏を感じさせる場面ですね!
ヒマワリと麦わら帽子を手に両手を空に向けて伸ばしている様子から楽しそうな様子が伝わってきます。
惜しいのは女性がヒマワリに埋もれてしまっていて、あまり目立っていない点かと思いました。
女性が畑の奥の方に埋もれてしまっている印象を受けるのでもう少し手前に来てもらう(or 近づく)などするとよいかも知れません。また、ポイントの大きく伸ばした腕の部分にヒマワリが被さってしまい分断された印象となっているのも埋もれ感が出てしまう原因かもしれません。
通路が狭く難しい場面かとは思いますが、女性とヒマワリの重なりがなるべくないポジションを探しつつ、もう少し下からローアングルで空を多めに入れてあげるような構図にするとより楽しさや爽快さが伝わるような写真になるのでは無いかと感じました。
まとめと9月のご案内
以上、41作品の中から10点を選出させていただきました。
8月は後半から天気が優れない日が続き、なかなか思うように撮れなかった方も多いのではと思います。「爽」のテーマが少なかったのもそのせいかな?
そんな厳しい状況の中でもたくさんの力作をたくさんご応募頂きありがとうございました!
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今月もこちらに載せられなかったステキな写真がまだまだありますので、もっと良く見たい!という方はオリジナルの投稿アルバムにもぜひ足を運んでみて下さい。
毎月ご応募頂いている方も、初めての方もご応募心よりお待ちしております!
**ご注意**
studio9の写真コンテストの必須項目は、「お名前(ハンドルネーム可)」「テーマ」「作品タイトル」「工夫した点」の4つです。どれか一つでも抜けているとせっかく良い作品でも審査対象外となってしまいますのでご注意下さい。
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次回 2015年9月のテーマは「憩」「長」「紺」
9月のテーマは「憩」「長」「紺」です。
相変わらず不安定なお天気が続いていますが、9月はどんな写真が撮れるでしょうか。徐々に夜が長くなってくるので夜の撮影にも適した季節ですね。
テーマはあくまで目安なので多少こじつけでもかすってさえいればOKです^^
もちろん過去作品のご応募もOKです。
作品のご投稿や応募要項は下記リンクからどうぞ!
また、次々回(10月)のテーマは昨年と同じく「食」「動」「芸」を予定しております!
写真コンテストの詳細、応募はこちら!
締め切りは9/30までです。
『惜しい!あとちょっと!』企画も続けますよ!
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