ミラーレス、小型一眼に特化したこだわりデザインのEndurance
大容量の初代Endurance(2016年)、コンパクト&大容量のEndurance Ext(2017年)と「私が本当に使いたいカメラバッグ」をコンセプトに作ってきたEnduranceカメラバッグシリーズに、新たな仲間が加わりました!
ミラーレス、小型一眼に特化したこだわりデザインのスリングタイプバッグ、Endurance スリング カジュアル カメラバッグ です。(以後 Endurance スリング)
このバッグのコンセプトは「オフの日だって、カメラを持ち歩きたくなるバッグ」です。
仕事がお休みの完全オフの時にもお気に入りのカメラとレンズ1~2本を持って家族とお出かけ出来るバッグが欲しかったことがきっかけで開発しました。カメラバッグであることをまったく感じさせないようなデザイン、素材の選定も工夫しました。
小型とはいえ、写真に妥協はしたくないですから、フルサイズミラーレス+大口径ズームが余裕を持って収納でき、フルサイズ一眼でも収納できるサイズ感は確保してあります。
個人的には2歳になる子供とのお出かけ(お菓子とかおむつとか着替えとか小物が多い)の時に超便利な完全俺得のEnduranceです!
*本記事は私が設計したバッグを私が好き勝手にレビューしているものですが、カメラバック発売元のビーハーフさんにご提供いただいております。いつもありがとうございます!
オフの時でも使いたくなるカメラバッグ
がっつり撮影の時はEndurance、軽い撮影や打ち合わせの時はEndurance Extとカメラバッグを使い分けていた私ですが、オフの時に家族と出かけたり、子供と近所の公園に散歩に行くときにもっと気軽に使えるカメラバッグはないものか。。というのが開発のきっかけでした。
撮影はサブの要素で、お出かけすることがメイン。そう考えたとき、Endurance Extだとちょっとオーバースペックだよなぁと。お気に入りのカメラを入れつつ、財布やモバイルバッテリー、タブレット、子供の荷物などもキレイに収納できるちょうど良いバッグが欲しい。
そこで開発が始まったのがEndurance スリングです。
カメラに妥協はしないけど、もっとカジュアルでオシャレなバッグ
開発にあたって重視したポイントは以下のような感じです。
- ミラーレスや小型一眼で快適に使えるサイズ感
→ フルサイズミラーレスを使えるようにするよ - とはいえ、フルサイズ一眼もなんとか収めたい
→ カメラに妥協はしたくないのです - 子供とアクティブに遊べるスリングタイプ
→走り回ってもOK、抱っこ要求されてもOK - ちょっとしたオシャレスポットにっても違和感ないデザイン性
→ 妻にまたそのバッグで行くの?とは言わせないw - レンズは標準域2~3本入ればOK
→オフのお出かけで望遠振り回さないし - 財布や飲み物、着替えなども入る2気室仕様
→ カメラはサブ、お出かけがメインですから - サッとカメラを取り出せるサイドアクセス
→ スリングとの相性は抜群です - 最高の使いやすさを求めた最適なポケット配置
→ オシャレでも使い勝手が悪いバッグはイヤです
とこんな感じでしょうか。
持ち歩くレンズは最低限にし、とにかく気軽に使えること。
いままでカメラを持ち出すことを諦めていた場面でも諦めずに写真を楽しめること。
それを重視しています。
デザインや素材にもこだわりました!
今回のEndurance スリングはカメラバッグであることを完全に感じさせないデザイン性も重視しているため、デザイン、製造は国内のファッションバッグをメインで扱うメーカーに依頼。イタリアンレザーなどカメラバッグにあまり使われない素材を織り交ぜつつファッション製を高めたバッグにしております。
そんな感じで形になったのがこちらEndurance スリング でございます。
万能に使えるグレーと、フォーマルに合わせても良さそうなネイビーの2色展開。
ソニーα7系のミラーレスに最適で、私の小物の他に子供の着替えやおやつ、おむつにマグまでスッキリ入るのでもう最高です。家族とサクッと出かける時はほぼコレ使ってます。
旅行に行くときなんかも、大きな荷物はキャリーバッグに入れて、観光の時はこのバッグひとつで快適に行動するなんて用途にも向いていると思いますよ!
Endurance スリングの主な特徴
ざっと概要を説明しましたがもう少し詳しい特徴を紹介していきましょう。
街中で使っても違和感ないデザイン性
今までの初代のEnduranceやEndurance Extは「カメラバッグだけど街でも違和感ないデザイン性」を重視していましたが、今回のEndurance スリングは「カジュアルバッグなのにカメラが入る」くらいのイメージでデザインされています。
街の中はもちろん、結婚式やパーティー、ちょっとしたレストランに持っていっても違和感ない感じを目指しました。
女性にも使いやすいサイズ感、軽さ
小柄な女性だとEndurance Extでも結構大きいと感じる事もありましたが、これならあまり違和感なく使えるはず。重量は約750g。Endurance Extから約500g軽量化しました。
ちゃんとしっかり機材が入る設計なので、普通のスリングタイプのものよりは大きめだとは思いますが。
ミラーレス、小型一眼特化
ミラーレスや各社の小型一眼レフ(EOS Kissシリーズなど)を快適に使えるような設計にしています。
かといって、ちっこいキットズームや単焦点しか入らないということにはしたくなかったので、ボディに付けた状態でF2.8クラスの大口径ズームが収まる収納力は確保しています。
少し使い勝手が悪くなりますが、EOS 5D MarkIVのようなフルサイズ一眼もレンズ付きで収納可能。
マイクロフォーサーズで小型のレンズメインで使うならボディ+レンズ3~4本程度の収納力はあります。
カメラの収納例はこの後詳しくご紹介します
カメラを取り出しやすいスリング&サイドアクセス
ベルトを肩から外さなくても、スルッと前に回すだけでバッグが目の前におりてきて、そのままサイドアクセスからすぐにカメラを取り出せる設計です。
撮りたい!と思った時にすぐ取り出せてシャッターチャンスを逃しません。
2気室&使いやすいポケット類
ここは初代からのこだわりで、写真を撮るときに必要なのはカメラやレンズだけではないよね?という思いが強くありますし、今回のバッグはお出かけ用バッグですから、身の回りの小物類をスッキリ収められる専用の荷室を独立で用意しました。
財布やメモだけでなく、ちょっとした着替えまで入る容量を確保しています。
ポケットもいっぱいあるよ
また、ただのファッションスリングバッグにならないよう、バッグの容量を最大限に生かすために最適なポケット配置にもこだわりました。外観からは気付かないような場所に撮影小物などをスッキリと収めることが出来ますよ!
こだわり素材
チャックの引き手やロゴなどにはイタリアンレザーを採用して高級感を高めてます。
普通のバッグ屋さんに置いてあっても違和感ないでしょ。
本日から発売開始です!
そんな新カメラバッグ、Endurance スリング カジュアル カメラバッグは本日から発売開始でございます!
お値段はグレー、ネイビー共に12,980円。
EnduranceカメラバッグシリーズはEnduranceオンラインショップ(Amazon、楽天、Yahoo!ショッピング)限定での販売となります。(量販店などでの実機展示はございません*) *現在、リコーイメージングスクエア(新宿)でのみEndurance Ext, HG, スリングの一部のモデルを展示、販売しております!
この後詳しく紹介しますが、一般的なスリングタイプのカメラバッグよりも細部まで使いやすさを考え抜いた高機能で、素材的にもかなり良いモノを使用しております。
これから暖かくなる時期、カメラとのお出かけにぜひお使い下さいませ!
小型だけど妥協しない収納スペース
ここからはバッグの機能詳細をご紹介していきましょう。多機能なので写真いっぱいです。
まずは気になる機材の収納例から!
小型のカメラならレンズ4本くらい入っちゃう
冒頭からコンパクトとか小型とずっと言っていますが、普段フルサイズ+大口径レンズを使う私から見たコンパクトですので、その辺の普通のコンパクトと謳われるバッグよりかなりたくさん機材収納出来ると思いますw
例えば、EOS Kiss X9とキットの標準ズームをメインに収納すると、単焦点や小型ズームならあと3本くらいは収納出来ちゃう容量です。
収納部のサイズは横21センチx縦20センチx奥行き12センチ(いずれも手元のメジャーで測った概寸)で、奥行き方向を深くしているため、一般的な標準域のレンズなら立てて収納可能です。
マクロフォーサーズならレンズ4~5本いけそう
レンズが小さいマイクロフォーサーズならボディ+レンズ4~5本くらいは入りそうです(レンズ5本だと仕切りが足りないですが。。仕切りは大1、小2です)。オリンパスのOM-D E-M5 MarkIIにパンケーキズームを入れたらこんな感じで小物ポーチまで機材用荷室に入ります。
フルサイズミラーレスもいけちゃうよ!
昨年から使い始めたフルサイズミラーレスのソニーα7、α9系のカメラもしっかり収納可能。個人的にはα7R III+FE 24-105mm F4Gの組み合わせでお出かけする時に最高です。
フルサイズの場合、レンズがでかいのでさすがにフードと一緒に収納するには厳しいですが、フルサイズミラーレスでも単焦点なら3本程度、ズームでも2本はいけちゃいます。
5Dクラスの一眼レフもなんとか入る
メインの用途として想定はしていないのですが、EOS 5D MarkIVのようなガチのフルサイズ機もレンズ付きで収納可能です(バッテリーグリップ付きでは無理です。もちろん1D系も)。単焦点程度なら交換レンズももう1本くらい入る感じです。
コンパクトとはいいつつ、5D+24-70mmF2.8でもジャストで入ります。
デカいカメラはサイドアクセスは使いにくくなる
ただし、EOS 5Dクラスのカメラの場合、サイドアクセスからの取り出しはかなり厳しくなる点にはご注意ください。(無理ではないけど引っかかりが多くてサッと取り出せない)。
大きなカメラはフロントアクセスからの取り出しを推奨します。小型一眼レフやα7系くらいのサイズ感ならサイドからでもサッと取り出せますよ。
レンズだけなら70-200mmF2.8クラスも入るよ!
カメラは常にストラップで持ち歩き、レンズだけバッグに収納するスタイルなら70-200mmF2.8クラスのレンズもすっぽり収まります。
ボディはカメララップでくるっと包んで上部荷室に入れ、下部荷室にガチレンズを入れるといった使い方もあり。本気の散歩撮影スタイルならこんな使い方をするのも良いですね。
ゴリラポッド程度なら三脚も入る
今回のバッグは三脚持ち歩きを想定していませんが、ゴリラポッド(縮長30センチ程度)ならサイドポケットに収納可能です。
ここは500mlのペットボトルのペットボトルも入れられます(内部に機材が入っているとちょっときつめ)。
一般的なトラベル三脚はキツいと思います。。
使い心地を考えたあとちょっとの切れ込み
ただ機材を入れられるだけではカメラバッグではありません。出すことも快適でないといけないですよね。機材へのサイドアクセスだけでなく、フロントからアクセスするときの使い勝手を考えて、正面左側のみ下部のチャックの切れ込みを深くしました。
当初なかった切れ込みですが、試作品でテストを繰り返しながら、この数センチの切れ込みがあると機材へのアクセスがとても快適になることが分かったので採用しました。試作のすべての段階で私が実際に使ってテストしています。
その他、機能詳細
その他、細かなポケット類などを紹介していきましょう。
いっぱい入る上部荷室
まずは上部荷室。
500mlのペットボトルが縦に入るサイズがあり、フロント側にはカギやメモ帳、カメラの小物が入るポケットも用意してあります。
私はここに子供の着替えとかおむつ、飲み物、お店で買ったものなどを入れてます。ある程度広さがあるのでインナーバッグ入れたら上にも機材収納出来ると思いますw
上部と下部は繋げてひとつのバッグにすることも可能です。
背面側に隠しポケットも
バッグの背面側には上部荷室と同サイズの薄マチの部屋が用意されています。
A5ノートがすっぽり入るサイズ感。サイドアクセスする体勢で取り出しやすくなるよう斜めに開け口を作った内部ポケットも付けてます。タブレット(8インチ程度)やカメラのメンテナンスアイテムなどはここに入れておくと便利。
下部荷室背面にも隠しポケットが
機材収納が可能な下部荷室にも背面側にサイドアクセス可能な隠しポケットが付いています。
マチは薄めですが3層構造のポケットで、財布やカギなど入れるのがおすすめ。カメラを取り出すのと同じように買物の時もバッグをスルッと前に持ってくればパッと出せます。個人的にかなりお気に入りのポケットです。
普通のスリングバッグにはまずないでしょ、ダブルサイドアクセス。
8インチタブレットならここにも入りますよ。
機材荷室いっぱいに入れているときはここのポケットのマチも薄くなっていく点にご注意下さい(2つ折り財布程度なら入るけどね)。
サイドやフロントにも小物収納可能
機材サイトアクセスの部分にも小物ポケットがあり、内側にもSDカード類が収まる程度の小さなポケットを用意しています。
フロントアクセス部分にもポケットだと意識させないデザインのポケットを用意しています。
グレーカードとかカラーチェッカーパスポート(ガチ撮影やんけw)みたいな薄いものなら入ります。スマホなんかも入りますよ。私のiPhone7 Plusがちょうどジャストで入る感じ。
こだわりの素材
チャックの持ち手やデザインアクセント、ロゴにはイタリアンレザーを使用しており、さりげなく高級感を出しています。
チャックはYKKを使用しております。
バッグに使われる生地も通常のカメラバッグに使われるようなザラッとした感じではなく、手触りの良いものを採用。このあたりは完全にファッションバッグです。
重くても体にピッタリフィット
重量級の機材を入れてもしっかり安定するようにサブストラップを備えているため、ワンショルダーながら体への安定はとても良いです。使わない時はサブストラップがダラっとしないよう、収納用のバックルも付けました。
底面の補強や背面のムレ防止パッドなど重量のあるカメラを入れて使うときのこともちゃんと考えておりますよ。
まとめ
ということで、Endurance第三弾となるEndurance スリング カジュアル カメラバッグの紹介をしました!
バッテリーグリップ付きカメラやパソコン、三脚などは入りませんが、普通の人が撮影に必要な機材はほぼすべて収めることができるのではないかと思います。
ホントにカメラを持ったお出掛けが楽しくなるバッグですよ!
しっかり撮影するならEnduranceかEndurance Ext。軽めに撮影するならEndurance スリングという感じで使い分けられるととても快適な写真ライフが送れること間違いなしです。
新しいカメラバッグ選びの際にはぜひご検討くださいませ!
Amazon、楽天、Yahoo!のネット直販のみで販売中
Endurance スリング カジュアル カメラバッグは本日から発売開始でございます!
お値段はグレー、ネイビー共に12,980円。
EnduranceカメラバッグシリーズはEnduranceオンラインショップ(Amazon、楽天、Yahoo!ショッピング)限定での販売となります。(量販店などでの実機展示はございません*) *現在、リコーイメージングスクエア(新宿)でのみEndurance Ext, HG, スリングの一部のモデルを展示、販売しております!
バッグの仕様
サイズ(外寸):約(W)225x(D)155x(H)435mm
容量:約9L
重量:750g
材質:ナイロン100%(表地1) ポリエステル100%(表地2・裏地) 牛側(付属)
カラー:グレー、ネイビー
アフターサービスなど
Enduranceに関するお問い合わせ(販売に関する事やアフターサービスなど)は発売元のビーハーフが承ります。下記の専用ブランドサイトからお問い合わせ頂くとスムーズです。私宛にお問い合わせ頂くと内容によってはすぐにお答えできないことがあるかも知れません。
使用のご感想などは私宛に頂くともれなく大喜びします^^
提供、取材協力:ビーハーフ株式会社(http://www.be-half.jp/)