studio9写真コンテスト11月のテーマは「赤」「並」「落」。果たしてどの作品が最優秀に選ばれるでしょうか!今月も季節感の出たステキな作品をたくさんご応募いただきました。
2015年12月のテーマも発表致しますよ!
2015年11月の優秀作品を発表します
このところ有り難いことに新しい企画やお仕事のお話しを多数頂いており、11月、12月が光の速さで過ぎ去ってゆきます。。発表が遅くなってしまい申訳ございません!11月ぶんの発表です!!今回はちょっとクセのあるテーマでしたがたくさんのご応募いただきありがとうございます☆
本エントリーではその中でも特にステキな作品を10点をこちらでご紹介します!
なお、応募いただいた全作品は下記リンクからご参照していただけます。ここで紹介しきれなかった写真もたくさんありますのでぜひこちらも参考にしてみてください。
次回 2015年12月のテーマは「フリーテーマ」です
次回12月のテーマは1年の総まとめということで昨年同様「フリーテーマ」といたします!
また、かなり日程がずれ込んでしまったため、次回応募は12月、1月合算で行う予定です。
応募方法などの詳細はこのページの最後でご案内します!
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それでは11月の優秀作品を一挙にご紹介していきましょう!僭越ながら私からのコメントも簡単に付けさせていただいております。
*PCでご覧の方は作品をクリックすると大きなサイズで見ることが出来ます。
最優秀作品
煌めく洛陽(落葉)の中で / sunlightさんの作品
テーマ:「落」
撮影日時:2015/11/15 15:21
Nikon D610 / Nikon AF-S NIKKOR 28-300mm f/3.5-5.6G ED VR
32mm / F4.5 / 1/400s / ISO400 / +1.0EV
ホワイトバランス:晴天 / フラッシュ:ストロボ発光せず
ソフトウェア:Adobe Photoshop Lightroom 5.7 (Macintosh)
工夫したポイント
この秋は、なかなかタイミングに恵まれず、名所へ紅葉撮影に行くもこれと言ったオリジナリティのある作品が撮れずにいました。
この作品は、地元の公園で撮影したものです。
落葉というと少しもの寂しい印象がありますが、傾き始めた夕日を目一杯浴びて煌めく落葉の絨毯を目にした時、この作品のような絵面が頭に浮かびました。
敢えてピントをズラし、落葉の形が分からなくなる位に玉ボケを作り、広がる輝かしい絨毯を撮影したのですが、アクセントがなく、作品のインパクトが小さかった為、元気一杯に遊んでいる子供のシルエットを入れてみました。二人手を繋いで万歳のポージング。もの寂しい落葉の印象とは反対に明るく楽しい印象が残るような作品にしてみました。
作品全体を敢えてボカし、露出も明るめにすることで、幻想的な光景、秋の空気感が感じられるよう仕上げてあります。
studio9より
これはイチョウでしょうか。全体をボカしたことで夕日を受けた落ち葉のキラキラ玉ボケが宝石のようです。ここまでは割とよく見られるテクニックの一つですが、何といってもこの作品のすばらしいのは子供たちとその影を取り入れたことでしょう。
姉弟(?)で並んで腕をいっぱいに伸ばしたポーズは活力を感じますし、二人の身長よりも遙かに長く伸びた影は画面奥の木の影とも対比されて将来の成長を感じさせるようなメタファーにも思えます。画面全体がボケているにもかかわらずそこから得られる情報量はとても多いですよね。なんだか見るだけでポジティブな気持ちになる作品です。
後処理の所でも黄色のハイライトは調整がシビアですがよく調整されていますね。
sunlightさんには副賞としてAmazon商品券1000円分をプレゼントいたします☆
特別賞
Autumn leaf / Mk.Vさんの作品
テーマ:「落」
Nikon D800 / AF-S VR Micro-Nikkor 105mm f/2.8G IF-ED
105mm, F3.5, SS1/1250 ISO100
RAW / LightroomCC
工夫したポイント
テーマ「落」でやっぱり浮かんでしまった落ち葉のイメージ。
どう撮ろうか思案した結果、得意なマクロ撮影で表現しようと思いました。
もちろんただ撮るだけでは面白くも何ともないので、落ち葉にワンポイント加えられるシーンを探しました。
結果、朝露がついた落ち葉が面白く思えたので、被写体として選択。
パンフォーカスにせず敢えて絞り開放を使い、水滴にメリハリをつけました。
現像では明瞭度とシャープを使用し、カチッとしたイメージに。
さらに寒々しさを表現しようと、Lightroomにてブリーチバイパスフィルターをかけています。
Twitter : @MkV_jp
studio9より
まるでモニターに落ち葉が付いているのではないかと思うようなリアルな描写がすばらしいです。カチッとしている割にはコメントでも頂いているようにパンフォーカスにはせずボケも上手く利用しています。
落ち葉、朝露、それを照らす朝日と被写体自体は特別なものではありませんが、ここまでリアリティを出すのはなかなかできることではありません。ここまでのしっかりした描写を作り出すにはカメラだけではなかなか難しく、後処理でコントラストと輪郭の調整が重要になってきますね。いつもながら撮影から後処理までの一連の流れが良い相乗効果を生んでおりすばらしいです。
構図に関しても斜めに入った葉脈が画面に動きをもたらして水滴が今にも動き出しそうなイメージを与えているのではと感じます。
Mk.VさんにはAmazon商品券500円分をプレゼントいたします☆
優秀作品 テーマ:「赤」
続きまして、優秀作品の発表です!(順不同、投稿日順)
クリスマスカラーに包まれて / なかよしさんの作品
Olympus E-M10 / M.ZUIKO DIGITAL ED 14-42mm F3.5-5.6 EZ
F18, SS1.6sec, ISO1600
工夫したポイント
手持ちの夜景撮影ということでISOを1600に固定していましたが、スローシャッターにするなら、下げたほうが画質がよくなったかもしれないと反省。
道路際のポールのようなところにカメラを固定して手持ち撮影です。
かなりたくさん撮りましたが、思った位置に思ったような光跡を描くことができませんでした。
studio9より
スローシャッターを上手く活用されましたね。左から3台目のクルマからビームが出ているようにも見えて面白いです^^ そして驚くべき事に手持ちで1.6秒のシャッターを切っていること。普通の人なら三脚を持っていなければ1.6秒のシャッターを切るのは端から諦めてしまうことが多いでしょうが、諦めずに撮ったチャレンジもすばらしいです。
確かに僅かにブレて多少解像感は落ちていますが、最近のカメラ、レンズの手ぶれ補正は結構凄いので手すりやガードレールなどある程度カメラを支えるようなものがあれば1~2秒のシャッターは意外と切れてしまうものです。諦める前に撮ってみるというのは大事ですね。
いろはにほへと / Mobiusさんの作品
Adobe Photoshop Lightroom CC / Adobe Photoshop CC 2015
撮影日時:2015.09.11 - 13:09
NIKON D5200 / AF-S DX NIKKOR 35mm f/1.8G
35mm / F4.0 / SS:1/125秒 / ISO100 / WB:Auto
工夫したポイント
等々力渓谷公園の、日本庭園にて撮影。こちら、いろはもみじと言うらしく、葉の数が「いろはにほへと」と7枚あることから、このように呼ばれていると、管理人の方が教えてくれました。
・ 撮影時
管理人の方がいろはもみじの説明をするために、1枚取ってくださった葉を頂き、石畳の上において撮影してみました。
この頃からバリアングルモニターを活用し始め、低い位置でも狙った構図で、楽に撮れるようになりました♪
・ 現像時
見ての通り、こちらの写真はパートカラー処理を施してみました。
また、撮った日が9月中旬頃なのですが、当然その頃、都内でこんなにモミジが色付いている訳もなく、実は、葉の色をPhotoshopで変えて、このような赤に染めてあります。
処理方法を、ざっくりとではありますが、GANREFのレビューページに記してありますので、ご興味ある方はご覧頂けたらと思います。
http://ganref.jp/m/photo-mobius/reviews_and_diaries/diary/11795
赤く染め上げたいろはもみじを、パートカラーで強調しているため、テーマは『赤』で投稿させて頂きます。
Facebook: https://www.facebook.com/photomobius/
GANREF: http://ganref.jp/m/photo-mobius/portfolios/
studio9より
真っ赤なモミジを特定色残しで仕上げていて良くできているなぁと思っていたら、コメントをみてびっくり。なんと元のモミジはまだ青かったのですね。確かに撮影日時をみるとまだ赤くなるはずも無い季節です(笑)
赤など自然界にあまり無い色を残すのは比較的簡単なのですが、緑となると話は別で自然の中で写真を撮ると別の場所にも何かしら緑が入ってしまうので処理のレベルがアップします。今回はPhotoshopのレイヤーマスクを使って葉の部分だけ色を変えたということでなかなか上手くできています。
今年のように紅葉の色づきがイマイチな場面でも使えるテクニックなので覚えておいて損は無いですね。
優秀作品 テーマ:「並」
続きまして、優秀作品の発表です!(順不同、投稿日順)
Rice Field in Summer / わったさんの作品
EOS KissX7i / EF-S18-135mm F3.5-5.6 IS STM
135mm, F5.6, 1/200sec, ISO250
Lightroom5.7
工夫したポイント
航空機から撮影した千葉・成田近郊の夏の水田風景です。鮮やかな黄色と緑で整然と並ぶ田んぼが、パッチワークのような美しさを出しており、新鮮な発見でした。
studio9より
飛行機から35mm換算約200mmの望遠で切り取った田んぼの風景。余計なものを一切省き田んぼだけ!という大胆さがステキです。一つ一つの区画非常にリズム良く並んでいてまさに「並」にぴったりのテーマですね。斜めのラインが連続している所がポイントかと思います。
田園風景という切り口で考えるなら彩度がちょっと高すぎるかなという印象がありますが、自然の幾何学模様を切り取ったアートとして考えるならこのくらい強い現像をしても良いと思いますし、個人的にもこのくらい強い色にして良かったのかなと思います。
飛行機の窓からだと映り込みの問題も生じがちですが、クリアでよく撮れていると感じました。昔ならこのくらいの低空での撮影はできなかったので規制緩和のお陰でもありますね^^
オレンジの世界 / ERIさんの作品
Canon EOS 6D / 15mm, F6.3, SS1/160, ISO500
RAW / Lightroom6
工夫したポイント
立ち並ぶ大木のなかでの撮影をしました。広角の魚眼を使用し沢山の木に囲まれているように心がけしました。
Lightroomにてオレンジが引き立つように色相を調節し、明るさのバランスをとるため、地上付近の露光量を+1にしています。
studio9より
魚眼レンズの特徴を良く抑えて撮影された作品ですね。画面全体に紅葉の密度を感じます。
魚眼レンズは画面中央が膨れ、外周にいくにつれて密になっていくように写る特徴があります。膨れる中央部には密度の高い紅葉を配置し、外周に密度の低い紅葉を配置したことで画面全体が密に見えるのではないかと思います。
特殊レンズは写りのクセを理解して撮影に臨むと効果的に使えますね。
優秀作品 テーマ:「落」
続きまして、優秀作品の発表です!(順不同、投稿日順)
落ち(ない)葉 / kbtr_さんの作品
iPhone6 / 標準カメラアプリ/ 4.15mm, F2.2, ISO32
工夫したポイント
右上にかかる落ち葉の違和感の正体は、写真を逆さまにしてみるとわかります。だまし絵のような一枚です。
雨上がりの晴れた日に近所の公園で大きな水たまりを見つけて撮りました。
風景を鏡のように綺麗に反射していたのを見て、水面に映った風景を主役にしようと思い、そこから写真を逆さまにするアイデアを思いつきました。画面内の水面に映る風景と本物の風景との違いを限りなくゼロに近付けるためにInstaflashProで照明EQと彩度を調整しています。更にAdobe Photoshop ExpressのReduce Noiseを使って水面の質感を滑らかにしています。
カメラを持っていないので、普段からiPhone6 + レタッチアプリを使って写真を撮っています。画質で劣るぶんアイデアで勝負です(笑)
instagram:@kbtr_ (https://www.instagram.com/kbtr_/)
studio9より
久しぶりのiPhoneからの入選です。なんとも不思議な世界ですが、2枚の写真をそれぞれ調整しアプリで合成(多重露光)した作品ですね。
2枚の写真の選び方や重ね方も良くマッチしておりセンスを感じます^^ 調整に使用しているInstaflashProは私も常用しているアプリですが非常に細かな調整が可能で重宝しています。
一眼レフに比べてiPhoneが不利な場面というのは確かにありますが、基本的なカメラとしての機能は全く同じです。30mmの単焦点レンズがついた小さなカメラです。シビアな状況でなければiPhoneでもこんなにステキな写真が撮れちゃうんですね。
落葉の上で / kusinadaさんの作品
OLYMPUS STYLUS1s / F2.8 ,SS1/125sec ,ISO400
RAW/OLYMPUS Viewer 3、Photoshop cs6
工夫したポイント
家の近くで落葉の上に佇むアマガエルを発見。クローズアップレンズを付けて接写。
背景をぼかしたかったのでf値は最小で手持ち撮影しましたが、体のぶれでなかなかピントが合わず苦労しました。アマガエルの緑と落葉の色がいいコントラストになったと思います。
studio9より
小さなアマガエルにしっかりピントが合っており、全体の配色、構図もとてもバランスが良いと感じました。
配色をみるとアマガエルの緑と右奥の緑が良くマッチしており画面にまとまりが出ているかと思います。また、アマガエルの目線方向にゆったりとしたスペースがあり、見ていてとても安心できる構図です。
逆光気味でカエルの体にテカリ(ハイライト)が入っているのも質感が出ていますね。
重なり、一粒 / uuyさんの作品
EOS 5D MarkIII / Tamron SP 90mm F/2.8 Di MACRO 1:1 VC USD
F3.5, 1/400s, ISO2500
工夫したポイント
今年は撮影に行ける日の天気が悪く強行で雨の中の撮影でした。
長浜市の鶏足寺での撮影でしたが良くあるアングルは撮影しましたがあえて雨の中を利用して重なり合う紅葉からの水滴を撮ってみました。薄暗い中での設定に苦労しました。
studio9より
濡れた紅葉から滴り落ちた水滴を見事に写し止めましたね。
コメントにもあるように雨の日は基本適に薄暗いですから、滴り落ちる水滴を止めて撮るのは至難の業です。かなり多くの方が挑戦してみてはあぁだめだー。。ブレるー。。という経験をしたことがあるでしょうか。1/400s, ISO2500という設定は他の方にも参考になると思います。水滴は落ちた瞬間からどんどん加速していくので落ち始めの速度が出ていないタイミングで撮るのもポイントですね。
大きな画面で見ると比較的よく分かる水滴ですが、ここは思い切って左上の部分だけにフォーカスしてトリミングしても面白かったかもしれません。
星は足元にも / つっちーさんの作品
Canon EOS 6D / EF24-105mm F4L IS USM
80mm, F4.0, 1/80sec, ISO:3200
RAW現像:Adobe Photoshop Lightroom
工夫したポイント
通勤途中の駅のイルミネーションを撮影したものです。毎年豪華になっていくものの、方向性が大きく変わることはないので飽きてしまい「今年は撮りに行くことはないかな」と思っていましたが、雨の日の帰宅時に濡れた地面への反射がとてもきれいなことに気づき、日中雨が降り夜には止んだ日を狙って、三脚を持って撮影に臨みました。
人通りの多いところだったので、水たまりが穏やかな状態かつ人の影が被らないで撮影できるタイミングがなかなかなく、苦労しました。
現像ではコントラスト上げ、真ん中に映っていた星を少し右下に来るようトリミングを調整しています。
studio9より
非常にキレイな映り込みです。イルミネーションというと多くの人はイルミネーションそのものに夢中になりますが雨上がりになると地面にもう一つの世界が広がっているのですよね。
水面に反射したイルミネーションは直接撮るよりも柔らかく、水たまりのフチには滲んだ光が写るので雨上がりはイルミネーションと非常に相性の良い状況ではないかと個人的には思っています。ポイントである星がきっちり三分割構図を抑えているので構図的にもバランスが良いです。
ただ、せっかく三脚を使ったのであれば感度をもっと下げてクリアな状態で撮れているとさらに良かったのかなと思います。
今月の『惜しい!あとちょっと!』
*あくまで私の独断と偏見によるものでこれが絶対と言うわけではありません。参考程度にふーんと見ていただければ幸いです。
*ここに挙げた作品だけが入選の次点というわけではありません。解説するうえで撮影者や読者の方に分かりやすい作品を主に取上げていく予定です。
ではいってみましょう!
落陽 / あめぐれさんの作品
テーマ:「落」
NIKON D5500 NIKON AF-S DX NIKKOR 16-85mm f/3.5-5.6G ED VR
16mm, F8.0, 1/4000sec, ISO800
Lightroom6.3
落ちる夕日とススキが綺麗な高原で撮った写真です。空と山とススキが3分割になるような構図で撮ってみました。山に落ちるギリギリの太陽とそれに照らされ金色に透けるススキを狙ってみました。
Lightroomでコントラストと彩度をやや大げさに調整し夕暮れ感を強調してみました。
Twitter: @ame_gure
ここが『惜しい!あとちょっと!』
ちょうど山に太陽が沈むかという瞬間で、太陽と手前のススキがセットで輝いておりドラマチックです。
場面としては非常に良く構図や設定(できればもう少し低感度で撮れれば良かったかも)もよく考えられているのですが、今ひとつ画面全体からの迫力が少ないのかなと思いました。
奥の太陽とススキの輝きがとてもすばらしいのですが、その間の山肌や太陽から離れた画面左側の要素が生かされずにもったいない感じです。撮影時に美味しい所だけもっと切り取ってしまうと言うのもありですが、構図はこのままでも良いと思うので現像でもう少しブラッシュアップしてみましょう。
山肌は画面の真ん中を占める大きな要素なので、この部分を主役の太陽とすすきが生きるように調整してあげるのが良いと思います。考え方は2つで、山肌を少し明るく持ってきて太陽からススキまでの光の繋がりを出してバランスをとる / あるいは山肌をより暗くして全体的にメリハリと緊張感を持たせる でしょうか。
例えばLightroomのシャドウスライダーを持ち上げて山肌をもう少し明るくし、全体的にコントラストが落ちてメリハリが無くなってしまった分、黒レベルを下げて締まりを出すといった感じでしょうか。太陽の周りの空も白く飛び気味で空の表情が分かりづらいのでハイライトスライダーもマイナス側に降り、全体のコントラストを見ながら白レベルを少し持ち上げてみました。
小さな画面だと違いがちょっと分かりづらいかもしれませんが、これで夕日に照らされた山肌の表情も出て存在感が出てきました(色温度も少し暖色系に振っています)
一方、中間の山肌を思い切って暗くして主題だけをフォーカスするという考えもありかと思います。ちょっとやり過ぎた感もありますが山をシルエット気味にしてあげることで太陽とすすきに集中させることができますね。
画面左の要素の役割が小さくなってしまったので4:3にトリミングしてます。
これらの調整はどちらもコントラストの調整です。コントラストは写真表現に与えるインパクトが非常に大きいので少しずつ練習してコントラストを自在に操れるようになるとステキです。
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まとめと12月のご案内
以上、50作品の中から10点を選出させていただきました。
今月もたくさんの力作をご応募頂きありがとうございました!
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今月もこちらに載せられなかったステキな写真がまだまだありますので、もっと良く見たい!という方はオリジナルの投稿アルバムにもぜひ足を運んでみて下さい。
毎月ご応募頂いている方も、初めての方もご応募心よりお待ちしております!
**ご注意**
studio9の写真コンテストの必須項目は、「お名前(ハンドルネーム可)」「テーマ」「作品タイトル」「工夫した点」の4つです。どれか一つでも抜けているとせっかく良い作品でも審査対象外となってしまいますのでご注意下さい。
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次回 2015年12月、2016年1月のテーマは「フリーテーマ」
次回の12月にテーマは昨年同様「フリーテーマ」です。
2015年のお気に入り写真をお好きな漢字1文字をテーマにしてご投稿下さい。今回のみ2015年内に撮影された写真のご投稿をお願い致します。(2014年以降、2016年の作品は無効となります)
テーマはあくまで目安なのでなんでもOKです。
また、今月は大幅に発表が遅れてしまい、1月も私自身がかなりバタバタしている予定なので次回コンテストは12月、1月合同開催(というか1月を1回お休み)とさせて頂きます。
2ヶ月合算&2015年のまとめとなるため副賞のギフト券の金額も倍増で特別賞も2~3作品選出させて頂く予定です!
作品のご投稿や応募要項は下記リンクからどうぞ!
写真コンテストの詳細、応募はこちら!
締め切りは【2016年 1月24日】 までです。
*本来の1月分応募は12月と合算、次回発表は1月末~2月頭、次々回は2月分よりコレまで通りスタートする予定です。
*締め切りを1/16から1/24に変更しました!
『惜しい!あとちょっと!』企画も続けますよ!
*あとちょっと!コメント不要の方はその旨投稿時のコメント欄にご記入下さい
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