studio9写真コンテスト9月のテーマは「遷」「黄」「夜」。先月を上回る62作品のご応募をいただきました。今月も趣向を凝らした力作揃いですよ!
10月ぶんのテーマも発表致します!
9月は62作品の応募
いよいよ3ヶ月が経過したstudio9の写真コンテスト。9月は先月を上回る62作品の応募を頂きました!今月も趣向を凝らした力作が揃っております。
その中でも特にステキな作品を10点こちらでご紹介します!
なお、応募いただいた全作品は下記リンクからご参照していただけます。ここで紹介しきれなかった写真もたくさんありますのでぜひこちらも参考にしてみてください。
テーマ:「遷」「黄」「夜」
◆studio9の写真コンテスト 2014年9月投稿作品
---
アルバム提供:30days Album
10月のテーマは「食」「芸」「動」
10月のテーマは「食」「芸」「動」の3つです。
10月と言えば「秋」。秋と言えば食欲の秋、芸術の秋、運動の秋ということで、この3つをテーマとさせていただきます。今回もこれらのテーマをちょっとでも連想できれば(こじつけでも^^;)OKですよ!
今月もどんな作品が集まるのかが楽しみです^^ 応募方法などの詳細はこのページの最後でご案内します!
---
それでは9月の優秀作品を一挙にご紹介していきましょう!僭越ながら私からのコメントも簡単に付けさせていただいております。
*PCでご覧の方は作品をクリックすると大きなサイズで見ることが出来ます。
最優秀作品
テーマ:「夜」
Impact Red - 夏の終わりを告げる花 - / Mk.V さんの作品
Nikon D800 / AF-S VR Micro Nikkor 105mm f/2.8G IF-ED + TC-14E II
/ 150mm, F5, SS1/400, ISO100
RAW / Lightroom5,PhotoshopCC
工夫したポイント
近所の河原の彼岸花です。
見慣れたフィールドがある日突然、一面赤色に染まって毎年びっくりします(笑)。
まるで「夏は終わったよ」と語りかけている様に感じました。
そんなインパクトのある赤を強調したくて、暗がりをバックに一輪だけ咲いている花を探しました。
露出アンダーで撮影し、HSL調整および円形フィルター等でコントラストを強調しています。見た瞬間に自分が感じた、インパクトのある赤を感じて頂けたら嬉しいです。
連絡先:Twitter(@MkV_jp)
---
studio9より
季節的に彼岸花の投稿もいくつかいただきましたが、なかでも目を引いたコチラの作品を最優秀作品に選ばせて頂きました。
河原で撮影されたようですが、まるでスタジオでライティングして撮ったような作品ですね。お花には光が当たり、背景は日陰の暗い場所を探し、エクステンダーを付けて背景を限定し、アンダー目で撮影とよく計算して撮影されていると思います。撮影段階で完成イメージが出来ていないとなかなかここまでは出来ないと思います。
お花撮影は一般的には明るめに撮るのが基本ですが、彼岸花のような強い色の花はアンダー目で撮ってもカッコいいですよね。彼岸花はそろそろ終わりの時期ですが、秋薔薇なんかでも同じような効果を試せると思いますよ!。
Mk.VさんにはAmazon商品券1,000円分をプレゼントいたします☆
特別賞
テーマ:「遷」
時を刻んで / すず さんの作品
Canon EOS Kiss X6i / EF 100mm f2.8L マクロ IS USM / 100mm, F4, SS1/200, ISO200 / スピードライト580EX
RAW / Lightroom5
工夫したポイント
日常生活において身近にあるものを面白く切り取ってみようと思い、いくつか撮っていた中で個人的に気に入ったものがこちらの写真です。
被写体はごく一般的にある砂時計を撮影したものです。撮影する前は予想していなかったのですが、マクロレンズで拡大してみるとサラサラの砂だと思っていたものが、キラキラした丸いビーズのように見えたので「おぉ、これは面白い」と自分の中でちょっと驚きと発見がありました。
工夫したポイントとしては、
・マクロレンズでできるだけ近寄りマニュアル設定で砂時計の砂を大きく写したこと
・できるだけ低ISO感度で画質を保ちつつ、砂を写し止めたかったのでスピードライトを装着してフラッシュ撮影したこと
・実際はもう少し絞り込みたかったのですが、絞るとフラッシュの光量が大きくなるため擬似的なシャッタースピードが稼げず砂がかなりブレてしまうのでF値は開放に近いF4としたこと
・撮影後は、トリミングを行いさらに被写体を拡大させて、砂を輝かせるために若干の彩度と輝度を持ち上げたこと
などです。
等倍表示で見るとピン甘なところも沢山ありまだまだ熟考の余地はあると思いますが今月のテーマの一つが「遷」ということで、時を刻む砂時計の写真を提出させて頂きます。
---
studio9より
普通の砂時計がこんな写真になるとは。。着眼点が面白いなぁと思いました^^
すずさんは7月にもストロボを使った作品を応募していただきましたが、この作品も非常に効果的にストロボを活用されていますね。
ストロボ光メインで撮影する場合、カメラのシャッタースピードはあまり関係なくなり、「シャッタースピード≒ストロボ閃光時間」となり、ストロボの閃光時間は非常に短いためマクロ域でもこのように砂粒が止った撮影ができるわけです。
たぶん室内で撮影されていると思いますが、ストロボを使わなければ低感度でこのような写真を撮るのはほぼ不可能です。
私も砂時計を買ってきて撮影したくなりました(笑)。
すずさんにはAmazon商品券500円分をプレゼントいたします☆
優秀作品:テーマ「遷」
続きまして、優秀作品の発表です!(順不同)
大切な時間 / ayrton さんの作品
Canon EOS 6D / SIGMA APO 70-200mm F2.8 EX DG OS HSM/ 200mm, F4, SS1/800, ISO100
jpeg / Lightroom4, Photoshopelements11
工夫したポイント
Photoshopで加工したため、EXIFが消えてしまいましたが、夕方4:00頃の撮影です。
この日は、小学生のサッカーの大会があり、みんな日中の応援の疲れもあり、まったりと後片付けをしていた中での一コマです。大会終了後に応援に来ていた選手のお兄さんが、リフティングをしていました。
ただ単に、リフティングをしているだけにも関わらず、とてもいい笑顔を見していて、きっと彼にとって、今はサッカーが一番大切なモノなのだと見ている側にも伝わってきました。
そんな現場の空気を盛り込むため、夕焼け始めた斜光を強調できるように、撮影では、横から太陽が当たる角度を選んでシャッターを切りました。
撮影のアングルとしては、Studio9さんのコンテンツを参考にさせて頂き、3分割構図で被写体を配置してみました。少年が右を向いていたので、写真の右側に空間を作る様、左1/3を意識して少年を配置。上下は、地面の面積より頭上の空間が少し広めになるように意識しました。
撮影後のレタッチでは、メインの少年をシンプルに引き立てたかったので、Lightroomで、
・露出を-0.2程度落とし、日の当たり方を強調
・周辺光量を落とし、少年にスポットライトが当たっている感じを強調
・日の光を赤~オレンジで強調するため微調整
しています。
また、背景にある建物のすぐそばに別の少年が映っていたため、Photoshopのスポット修復ブラシで消し、映っている人物をメインの少年のみにしました。
反省点としては、さらに少年を浮き立たせるために、絞りを開けるべきだったかもしれませんが、咄嗟の撮影でそこまで気が回りませんでした。
---
studio9より
写真は時間の流れを止めて見るものですが、この作品を見ているとなんだかゆっくりとした時間が流れているように感じます。
グラウンドでリフティングをしている少年というシンプルな場面ですが、日の当たり方や少年の表情、効果的な後処理なども合わさって魅力的な作品になっていると思います。現像時に周辺光量を落とした事がノスタルジーを感じさせるように効いていますね。
元写真は別の少年も写っていたとのことですが、この場合は修正ブラシで少年一人にして良かったかと思います。コンテストによっては修正ブラシはNGというのもありますがstudio9のコンテストでは消してしまってもOKです☆(できれば今回のように消したよ!と教えていただくと見ている方もなるほど と思えます)
背景のボケ具合はこの場合、「学校」ということが重要なので、個人的にはこのくらいしっかり見えていても問題ないかと思います^^
---
Going home / a8comachi さんの作品
OLYMPUSPEN EP-3/42mm,f5.6,SS1/100,ISO1250
Aモード,日陰,露出補正±0,仕上がりモードNatural,文字入れアプリ phonto
工夫したポイント
studio9でのワークショップで教えて頂いた写り込みを利用しました。
時間帯は夕方でしたがこの時は雲が多めだった為、あまり夕方の雰囲気が出にくかったので、どうしたものかなと考えていると自動販売機に写る電車を見て先生に教えて頂いたことを思い出し、チャレンジしてみました。フィルターのようにうっすらとグリーンとオレンジが入っているのはお茶とオレンジジュースのペットボトルです…笑
その二つが差し色となり、夕刻の演出に一役かってくれました。構図は家に帰るというタイトル通り、こちらに向かってくる電車ではなく、手前から向こうへ「帰っていく」電車を狙いました。文字をあえていれたのもメッセージ性を強める為です。
憂鬱なことがあった人、ため息をたくさんついた人、いつもと変わらない日々の繰り返しでうんざりな人…今日という一日を頑張った人々を乗せて電車はそれぞれの大切な人、場所へと送り届ける。お疲れさまと明日への小さなエールと共に…。
---
studio9より
独特の色合いとちょっとゆるめの解像度が良い味になりました。特殊フィルターや多重露光をしたわけでなく、自動販売機に写っている景色を撮影した作品です。お茶とオレンジジュースの色が夕景にマッチしていますね。
街にはこのように様々なものに景色が映り込んでいるので、これを見つけられるようになるとスナップが3倍くらい楽しくなります^^
電車のように向きがあるものはどっち向きに撮影するかで結果が大きく変わってきますが、この作品はこの点もよく考えられていてステキです。
文字入れについてもなんだか元気をもらえるようで効果的だと思いました。
優秀作品:テーマ「黄」
お伺い / tko さんの作品
PENTAX K-3/sigma17-70 f2.8-4/70mm f4 1/1600 ISO 100
RAW / LightRoom5.6
工夫したポイント
大阪駅前グランフロントにて、風車にメッセージを書くイベントにて撮影。
飼い主さんが兎を風車の前に置いてスマホ撮影しているところ、許可得て撮影参加。正面からは多くの方が撮影していたので斜めからになりましたが、なにより風車からの顔の出具合と目線が合うまで、動きが読めないだけに結構我慢することに。
おかげで手(足)と目の位置は良い感じになったと思います。
実は現場は日陰でかなり暗く、LRでコントラスト・シャドウなど全体をプラス調整しました。
より黄色を乗せる感じでWBは「曇天」、兎の体の白さと目の赤さ、そして風車を含む全体を明るくするため明瞭度はマイナス、彩度はプラス補正をかけています。
---
studio9より
画面全体を黄色の同系色でまとめられて色彩的に非常にまとまりのある色になりました。ウサギの目線もしっかりもらえてとても可愛らしくなりましたね^^個人的にちょこんと小さな足がツボです^^ 街の中に白いウサギがいるという滅多にないチャンスをモノにしました。
黄色はカメラにとっては白の仲間なので、普通(露出補正ゼロ)に撮るとかなりアンダーに写ります。画面一杯に黄色が入っている場面なら+1.0~1.7EVくらい大幅にプラス補正すると良い明るさになると思います。
---
Yellow on Yellow / さめ さんの作品
Nikon D800E / AF-S NIKKOR 28-300mm f/3.5-5.6G ED VR / 190mm, F11, SS1/250, ISO320
RAW / Camera Raw8.6l
工夫したポイント
黄色い花弁と花芯が特徴的なこの花を、可愛らしく表現してみたくてファインダーをのぞきました。ナナメの構図を意識して主題の奥に副題になりそうな花、少し横につぼみの段階の花を配置しました。三脚が使えない場所だったので手持ちで連写撮影し、花芯がぶれていないものを現像用に選びました。
この写真からはわかりませんが、背景の花が真っ赤でちょっぴり目障りな印象だったので、まず、背景を白黒にしてみました。手順としては、photoshop で範囲選択→色域指定→スポイトで花弁の黄色をクリックします。そうすると黄色の色域である花弁と花心が選択されます。その後、選択範囲→選択範囲の反転で背景を選択します。イメージ→色調補正→白黒を選ぶと背景が白黒になります。
白黒背景の中に黄色い花が浮かび上がる写真も悪くなかったのですが、最初に目指していた可愛いイメージとは方向性が違うと感じました。そこで、思い切って Camera Raw の色温度をプラス補正してみました。そうすることで白黒だった背景が暖かみのある黄色に変わりました。最後に背景の色味に合わせて花の彩度とコントラストをマイナス補正しました。
結果的に黄色単色のモノトーン風に仕上げることで、可愛らしく表現できたのではないかなぁと思います。
連絡先:Facebook (https://www.facebook.com/shinya.sameshima)、Instagram(http://instagram.com/same2u_2k4)
---
studio9より
しっとりと優しく、でもどこか力強さを感じる作品ですね!Photoshopを使って俗に言う「特定色残し」という方法で黄色以外の方法をモノクロに変換したとのことですが、さらにモノクロ部分にも黄色を入れ込むことで全体のまとまりが出ています。
特定色残しをすると主題のインパクトが増しますが、やや強すぎる印象になることもあるので、モノクロ部分も同系色でまとめるというのは良いアイデアかと思います。
マット系の上質な紙にプリントしたいですね^^
---
朝の月とレモン色のコスモス / あいぷち さんの作品
Canon EOS Kiss X5/EF-S55-250,EF50mm f/1.8 /50mm,250mm/ F1.5.F5.6
PIXLR EXPRESS(Web App)
工夫したポイント
休みの朝、単焦点レンズを持って近所を散歩しながら黄色いコスモスを見つけて撮影。
まだ、昨日の月が青空に残っていて、コスモスとコラボさせようと思いました。
持っていたレンズではダメだと思い、翌日もお休みだったため同じ時間に今度は月を撮りました。
多重露光はどうやって撮るのかわからないのでいつも利用しているwebのアプリで重ねました。
朝の雰囲気を出したかったのですが、ふんわりした写真も好きなのでこの雰囲気でいこうと思いました。
---
studio9より
昼間の月とお花の重ね合わせ。どちらもふんわり優しいイメージの被写体なので良くマッチしていますね。私たちの生活にもっとも身近な天体の月ですが、地上にある被写体とセットで撮ろうとするとなかなか上手くいきません。
見た目では大きく見えているのに、写真にすると豆つぶくらいの大きさにしかならないんですよね^^; あいぷちさんはコスモスは50mm、月は250mmの望遠でそれぞれ撮影し、重ねることで記憶に残っているような大きな月を作り出しました。
最近はカメラ内で多重露光(写真の重ね合わせ)できるものも増えてきましたが、そんな機能はないし、画像処理ソフトも持っていないよと言う方は、今回使用されているPIXLR EXPRESSを使ってみるのも良いかも知れません。WEBブラウザ上で写真の加工ができるWEBアプリケーションです。便利な時代になりましたねー!
---
優秀作品:テーマ「夜」
あれっ?停電?? / のり さんの作品
Nikon D800 / AF-S NIKKOR 28-300mm f/3.5-5.6G ED VR / 55mm, F20, ss30秒,ISO 100
RAW / Photoshop CC
工夫したポイント
ライトアップを切り替える時の一瞬のライトダウンが、あたかも東京タワーだけが停電になったかのようで・・・
見えなくなってしまった東京タワーを浮き上がらせる為に、コントラストと彩度を上げて色温度を高くしてます。
---
studio9より
テーマが夜と言うことで夜景の作品もたくさん応募頂きましたが、こちらの作品を選出させて頂きました。夜景と言えばキラキラとしたネオンをイメージしますが、普段明るいものが消えているという情景も印象的で良いですよね。
闇の中に暗いものを浮かび上がらせるのは大変ですが、コントラストを上手に調整して東京タワーが目立つようになっています。
東京タワーは通常、毎週金、土曜日の20時にライトアップ切り替えのため一度消灯しますので、真っ暗な東京タワーを見たい方は週末出かけてみましょう。撮影日が5/3ということですが、実はこの日はstudio9のワークショップで東京タワーを訪れていて、ちょうどこの写真を撮った瞬間に私たちは東京タワーの足下で写真を撮っていました^^ なんだか不思議な感じですね。
---
Fireworks / koichi さんの作品
Canon EOS 70D / SIGMA 18-250mm 1:3.5-6.3 MACRO HSM
工夫したポイント
9月に行われた地元近くの秋花火大会にて撮影
普段の花火撮影に合わせて三脚・レリーズを使用
そんな中ずっとやってみたかった福田式撮影に挑戦しました。
本物の花のように撮りたかったので
レリーズを押しながらずらしておいたピントリングを
花火が開くにつれて回しピントを合わせていきます。
撮影時にこだわった分今回lightroomでは
RAWで撮ってJPEG変換のみのノーレタッチです。
---
studio9より
露光間フォーカシングを使った花火撮影の一種で通称福田式と言われている撮影方法ですね。幻想的で一瞬、どうやって撮ったの??と思うかたも多いかも知れません。
原理自体は単純で、はじめはおもいきりピンぼけにしておき、花火が開いた瞬間からMFでピントを合わせていくとこのような不思議な写真になります。ただ、原理は単純でも、実際撮るとなるとピントを合わせるタイミングやキチンと最後にピントを合わせるといったような技術が必要になります。
今回の作品は徐々にピントが合っていく感じがとてもスムーズで独特の円錐形の火花の形が美しいですね^^ ただ、EXIFを見せて頂くとF4.5 / ISO400 となっていたので花火撮影にしてはかなりオーバー露出かと思います。。^^;(もしかするとそれも狙いかも?)
ボカす関係上、F値は大きくしたくないのでISO感度をさらに2~3段下げる(あるいはNDフィルタを使う)と花火の色がより美しく出たかな?と思います。
いってらっしゃい / shoki さんの作品
Canon EOSkissx7i / Canon EF-S18-135 IS STM / 135mm, F5, SS1/60, ISO100
Digital Photo Professional
撮影日:2014.9.15
カメラを買ったばかりでどこに行くにもカメラを持って行っていて、父がハワイ出張だったので福岡空港に送った時に撮った一枚です。時間は19時ごろ夏の終わりの夕暮れから夜の境い目くらい。
工夫したポイント
主題は飛行機ですが敢えて手前の有刺鉄線にピントを合わせ、飛行機の光やカラフルな誘導灯を玉ボケにし、写真全体がふんわりするように工夫しました。
均等に並んだ鉄線のちょうど真ん中に飛行機を配置することが出来たので写真の中がきれいにまとまったように見えます。
また、有刺鉄線は三分割、空の色は二分割になっているところも気に入っています。
また撮影後にDPPで彩度とコントラストをあげてよりカラフルになるようにレタッチしました。細かい傾きも調整しました。自分がカメラを持って1ヶ月で撮った一番お気に入りの写真です。
Instagram:@shoki_slf
---
studio9より
いつもは邪魔者として嫌われがちな有刺鉄線を上手に使って撮られました。飛行機の撮影と言えば高価な超望遠レンズで飛行機本体を狙うのが一般的ですが、入門機とキットレンズでも飛行機撮影を十分楽しめると再認識させてくれる一枚ですね^^
線と線のあいだに飛行機がはいるぴったりのタイミングで撮影出来たのもお見事。欲を言うなら誘導灯の玉ボケが左右中央に入る位置で撮影できるとさらに安定した構図になったかと思います。
とはいえ、カメラを初めて1ヶ月でここまで撮れるというのは立派です!
まとめと9月のご案内
以上、50作品の中から「遷」「黄」「夜」をテーマにした作品を10点選出させていただきました。
こちらに載せられなかったステキな写真もまだまだありますので、もっと良く見たい!という方はオリジナルの投稿アルバムにもぜひ足を運んでみて下さい。
作品自体がステキというのもありますが、投稿者の方につけていただいているコメントがとても参考になるものばかりです!本当に見ないと損ですよ!
テーマ:「遷」「黄」「夜」
◆studio9の写真コンテスト 2014年9月投稿作品
---
アルバム提供:30days Album
今月は多くの方から「工夫したポイント」をとっても詳しく書いて頂いた作品が集まり、私もじっくり読ませて頂きました。
3ヶ月続けてご応募、入賞されている方も多いですし、今回初参加という方もたくさんいらっしゃいました。10月分のご応募も心よりお待ちしております!
**ご注意**
studio9の写真コンテストの必須項目は、「お名前(ハンドルネーム可)」「テーマ」「作品タイトル」「工夫した点」の4つです。どれか一つでも抜けているとせっかく良い作品でも審査対象外となってしまいますのでご注意下さい。
10月のテーマは「食」「芸」「動」
10月のテーマは「食」「芸」「動」の3つです。
10月と言えば "秋"。秋と言えば食欲の秋、芸術の秋、運動の秋ということで、この3つをテーマとさせていただきます。今回もこれらのテーマをちょっとでも連想できれば(こじつけでも^^;)OKですよ!
今月もどんな作品が集まるのかが楽しみ。8月にご投稿いただいた方も、これから投稿してみようかな?という方も多くの方からのご応募お待ちしております!
作品のご投稿や応募要項は下記ページからどうぞ!
- studio9の写真コンテスト
締め切りは10/31までです。
30days Albumについて
投稿用アルバムの30days AlbumはGMOペパボ株式会社が運営する写真共有サービスです。
友達とパスワード付きのアルバムが簡単にシェアできたり、写真のストレージ機能が無料で使えるサービスです。私もワークショップ後に参加者のみなさんと写真を共有したりするのに使っております^^