EOS7D / EF 70-200mm F4L IS USM / 100mm f8 / -2~2EV*3 HDR
工場×HDR
最近流行りのHDR(ハイダイナミックレンジ)撮影ですが、もうホント工場萌えとの相性が抜群です☆
ハイダイナミックレンジ合成(ハイダイナミックレンジごうせい、英語:high dynamic range imaging、略称:HDRI、HDR)、とは、通常の写真技法に比べてより幅広いダイナミックレンジを表現するための写真技法の一種。
例えば風景のダイナミックレンジ(最も明るい部分と最も暗い部分の明暗の比)は広く、しばしばコントラスト比100000:1を軽く超える。フィルムやCMOSイメージセンサなどの一般的な記録手段のダイナミックレンジは狭く、せいぜい11段、すなわちコントラスト比2000:1程度しかない。[1]。 また、一般的なモニタのコントラスト比も1000:1程度である。[2]そのため、現実の風景などの持つ広いダイナミックレンジをそのまま記録、表示することができない場合がある。
ハイダイナミックレンジ合成は、一般的な記録手段を用いてその問題点を軽減するための、幅広いダイナミックレンジを記録、表示するために開発された画像合成手法である。
- Wikipediaより -
純粋な意味でのHDRというのはウィッキーさんにあるような上記の意味ですが、ここでいうHDRというのは純粋な意味でのHDRではなくて、トーンマッピングという”味付け”まで含めたHDRです。
工場萌え写真作成ワークフローで紹介した2.HDR ですね。
HDRをすることで、明るいところと暗いところも飛んだり潰れたりせずに、より細かいディティールが表現できるようになります。
もう少し感覚的にいえば、HDRをすることでモノの形状をグっと強調した表現ができるようになる といった感じです。
なので、工場のような無機的な入り組んだ被写体には相性抜群。一方で、人物とか食べ物とか、有機的な被写体に適用するとどこか不自然な感じに仕上がりになることが多いです。
上記の写真も適正露出と±2EVの3枚をHDRして作成しました☆
ここ1~2年でHDRはずいぶんメジャーな存在になってきて、一部のカメラでは、後で画像処理せずともカメラ内でHDRできたり(SONYとかPENTAXとか)、複数枚の写真を使わなくても1枚の写真から擬似的にHDRっぽい写真を作れるようなエフェクトを搭載したカメラ(Olympusのドラマチックトーンとか)もありますね。
デジイチ以外でも機種を選べば普通のコンデジやiPhoneでもHDRができるようになりました。まずはこれらでHDRをお手軽に試してみるというのもアリですが、ちゃんとHDRするならやっぱりPCで専用のソフトを使ってやりたいです。
私が使っているのはPhotomatix Pro 4というソフトで昔からあるHDRソフトの大御所?的なソフト。ややとっつきづらいですが、慣れればいろいろな設定が出来るのでオススメです♪(他のソフト使ったことないですが。。)
値段も日本語版が8,500円、英語版は99$。
日本語版と英語版ではバージョンが同じであれば機能は同じですが、本家でバージョンアップしてても、日本語版はめったにバージョンアップされません。。(つまりバグの修正がされない。。)
今日現在で本家最新版は4.11(2011.7.16update)ですが、日本語版は4.0(2011.3.31update)のまま。。
本家の英語版は99$(円高の今なら8000円以下!)で頻繁なアップデートと、Lightroomプラグインのおまけも付いてきます(最近気づいた。。笑)。
本家は儲ける気があまりないのか、普通ならお金を出してアップデートしなければならないメジャーアップデート(PhotomatixPro 3 → PhotomatixPro 4)とかも今のところタダです☆
HPには最低でも1年以上のアップデート保証 みたいなことが書いてあって、私の場合PhotomatixPro 3を1年半前くらいに購入しましたが、いまだにタダでアップデート出来ています♪
なので、アルファベット見ただけで死にたくなる人以外は問答無用で英語版を買いましょう。英語できなくてもググれば導入の仕方を丁寧に教えてくれるHPがいろいろ出てくるはずです。
導入の仕方は他の方に譲るとして、これから何回か、工場HDRするときの私なりのPhotomatixの使い方についてご紹介していこうと思っています。
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次!⇒ もっと幸せになるためのPhotomatixの使い方。
☆ ⇒ 普通の工場萌えから一つステップアップするためのフォトショップの使い方。
★ ⇒ 夜の工場撮影をするときにおさえておきたい8つのこと。
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