富士山に登ってきました!
前回は朝の始め(Blue Hour)から御来光までをご紹介しましたが、今回は御来光からちょっと日が高くなってからの透き通るような青空を写真多めでご紹介します!
あと300mも登らなきゃ。。
前回は8合5勺(3,450m)で感動のご来光の様子をお届けしたワケですが、そこからぐんぐんと日は昇り、すぐに透き通るような青空が出てきました!
標高が高いから、青の色も濃いです。
EOS 5D Mark II / EF 24-105mm F4L IS USM / 28mm f10
4時59分。まずは御来光。雲海がオレンジ色に染まりました。
前回の最後にTone Compressorをかけた類似カットを紹介しましたが、こちらはTone Compressorはなし。RAW現像のみです。比べてみると、Tone Compressorをかけたほうが雲のディティールはしっかり表現できている感じですね。
でもRAWだけでもここまで持ってこれるということです。
EOS 5D Mark II / EF 24-105mm F4L IS USM / 60mm f10
5時8分。上記の写真から10分ほど経過。雲海がほんのりピンク色に染まってますね。
御来光も終わったということで、頂上を目指します!ここはまだ8合5勺。なんと頂上まであと300mも登らないといけないのです。。w
8合5勺から頂上までの道は御来光前から大渋滞して大変ですが、御来光が終わってからは比較的空いてきます。
メインの目的を達成してしまったので、あとはのんびり(ここまでものんびりだったけどw)頂上を目指すだけ。
EOS 5D Mark II / EF 24-105mm F4L IS USM / 24mm f11
9合目。もうあとちょっとなんだけど、その後ちょっとがしんどいのよね。。
それにしてもホントに空が青い。せめてC-PLフィルタくらい持ってくるべきだったと反省。。青みの彩度を上げ気味で現像しています。
Lightroom(Camera RAW)で空の青みを増すときは、"自然な彩度"を上げるといいです。これだけでかなり空が鮮やかになります。もっとポジフィルム(リバーサル)で撮ったような濃い青を表現したいなら、HSLの項目でブルーを中心に、アクア、パープルのチャンネルの彩度を上げ、輝度を下げるとOKです。
EOS 5D Mark II / EF 24-105mm F4L IS USM / 50mm f11
下界の雲海に、太陽が光のカーテンを作ります。
美しいですね。
EOS 5D Mark II / EF 24-105mm F4L IS USM / 80mm f11
なんだか熊野にある獅子岩っぽくないですか?あちらは海。こちらは空。
EOS 5D Mark II / EF 24-105mm F4L IS USM / 28mm f10
ようやく頂上!おつかれさまでした!
途中じっくりご来光を見たりした関係で、出発から8時間半。確かに疲れましたが、今までの富士登山の中では一番ラクだったかも。マイペースで登るっていうのが大事ですね!
EOS 5D Mark II / EF 24-105mm F4L IS USM / 28mm f10
これでラストにしましょう。頂上からの一枚。
日本で一番、宇宙に近いところから撮った空。気持ちいいほどの青空ですね!レンズフレアもいい感じに入ってくれました☆
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その後はビールで乾杯。気圧が低いせいか泡がとっても滑らか。山ビールは最高ですw
下りはただひたすら単調な砂利道を下り続ける、簡単なお仕事です。上からキレイな雲海が見れたってことは、下りは途中から雲の中って事なわけで、写真はほとんど撮りませんでした。頂上付近で撮っただけでおなかいっぱい。
それと、富士山の下りは特に砂埃が多いので、カメラにとっては非常に過酷な環境です。防塵カメラでなければできればバックの中に入れておいたほうがいいと思います。
レンズの中にチリが入ったり、カメラのダイヤルがジャリジャリするので大変。もちろん、そんな中でレンズ交換するのはやめたほうがいいです。
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ようやく念願の富士山御来光が見れたので大満足なのですが、どうやら今週末も富士山に登ることになりそう。。w
つくづくドMな私です。またいい写真が撮れたらこちらで紹介しますね。Twitterでも実況中継します♪
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