小指の安住の地を求めて…
今年(2017年)の5月に発売され世界をアッと言わせたソニーのα9。今までキヤノンを使ってきた私もこれならばと手を出しました。使い勝手にいろいろ難があるもののカメラとしての性能は非常に高いものであり、最近はキヤノン機よりα9使うことが多くなってきました。
で、購入当初から私を悩ませていた問題の一つがグリップ時の小指あまり。小型、軽量である事が大きなウリのα9、α7シリーズですが、グリップも薄く、小さくなってしまったので、今までキヤノンの一眼レフを使って来た私にとってはグリップしにくいことこの上なし。だいたい、小型軽量というけど、レンズはキヤノン、ニコンのそれとほとんど同じか、むしろ重いくらいだからフロントヘビーになりやすいし。
大口径レンズを使う場合はシステム全体で見たら大して軽量じゃないんですよwそれなのにキチンとホールドできないことでかなりのストレスになっていました。α9に限らず、α7が出た頃から言われてたことですが。もうね、すぐ手が痛くなるの。
そんなわけでいろいろな方法を試していたのですが、ようやくこれでいけそう!というものが見つかったのでご紹介してみます。その方法はカメラ好きの方ならご存じのRRSというブランドのL字プレートを使うこと。
今回はこの辺りをレビューしていきます!α9の話ですが、α7RIIIでも使えます(たぶん底面形状が同じなα7 IIIでも大丈夫なはず)。また、ほぼ同型のα7Ⅱやα7RⅡなんかにも通用する話ですよ。
いままで小指余り問題で試したこと
まず始めに言っておくと、私の手は標準より大きめです。キヤノンの5Dクラスのグリップが最高にフィットするくらい。手袋だとLサイズがちょいきつめで、できればLLサイズが欲しいくらいのイメージです。
普通にα9をグリップすると完全に小指が余ります。人差し指はシャッター位置にあるので右手は中指と薬指しかグリップできない感じ。ボディの重さは673gで、よく使うFE 24-70mm F2.8 GMは886gなのでフロントヘビーになって、グリップできないわバランス悪いわでなんかの修行ですか?って感じ。
実際はグリップの厚み(カメラ横方向)も足りないのですが、今回の話はグリップの高さ(カメラ縦方向)の調整の話になります。
まずは今まで試したことをざっと紹介してみます。
RRSプレートのレビューのみ見たい方はスルーして次へ行って下さいw
バッテリーグリップ VG-C3EMを使った
本体購入時に一緒に買ったバッテリーグリップ VG-C3EMを使えば縦方向のグリップサイズが増加するのでかなりホールド感は良くなります。というかほぼ解決。
縦構図時も問題なく使えるしホールド性だけ考えればこれでほぼ解決なのですが、ちょっとデカくなりすぎるよなぁと。丸一日撮影するようなガチンコ撮影の時はこれでOKなのですが、もうちょいライトな使用の場合は外しておきたいというのが正直なところです。
カメラのサイズがデカくてもぜんぜん気にならないぜ!という方はバッテリーグリップを使えば小指あまり問題は解決です。
グリップエクステンション GP-X1EMを使った
もう一つはソニー純正アクセサリのグリップエクステンション GP-X1EMというグリップ部のみを大きくするパーツ。これを使ってもグリップ高が約20mm大きくなるので、ホールド性は飛躍的に良くなります。純正アクセサリだけあってボディとの一体感も高く、握りやすさはかなり良いです。
ただし、無視できない欠点がいくつかあります。
三脚が使えない…
致命的なのはカメラ底部の三脚ネジ穴(1/4インチ)が塞がってしまうこと。このグリップエクステンションは三脚ネジを使って装着するのですが、GP-X1EM側にネジ穴が切られていないのでこれを付けた瞬間に三脚使用不可能になります。三脚使うたびにグリップエクステンションを外して、クイックリリースプレートを付けて三脚に装着(外す時も同じ)するのが超めんどくさい。
またBLACKRAPIDなど速射ストラップ系のアクセサリを使っているユーザーで底吊りしたい人も使えません。。かなりの制約が課されてしまいます。
GP-X1EMのネジを改造して三脚プレートを付けてみたりもしたのですが、安定性に難があり断念しました。
電池交換できない…
つづいて、GP-X1EMはバッテリー室の蓋をふさいでしまうので、そのままでは電池交換できません。交換するにはGP-X1EMのネジを半回しほど緩めてずらしてからバッテリー交換する必要があります。ネジ半回しでズレるので、実際に使ってみてそこまでストレスにはならなかったのですが、バッテリー交換に一手間必要なのがちょいイマイチ。
底面のバランスが悪い…
もう一つは、カメラの底面が非対称になってしまう所。これは軽量化を優先してそうなったのだと思うのですが、カメラを机などに置くときや収納時にバランスが悪いのでちょっと使いにくいです。ここはぜんぜん気にならないよと言う人もいると思う。
あと、お値段11,000円とただのグリップ拡張パーツとしては高いんでない?という声もちらほら。作りはとても良いものなのですが私もちょっと高いと思います。
ということでお待たせしました。
これらのデメリットを概ね解消できたRRSのL字プレートの紹介です!
RRS L字プレートを詳しくレビュー
RRSとは米国のアクセサリーメーカーReally Right Stuffの略称です。カメラの機種ごとに最適にフィットするアルカスイス互換の三脚プレートが有名で、世界中のカメラ好きから熱狂的な支持を得ているブランドです。カメラ好きなら一度は耳にしたことがあるブランドでしょう。他にも自由雲台や三脚本体なども販売しています。
このRRS、これまで米国の自社サイトからの直販オンリーという変わった販売体系をとっていたのですが、今年から国内でも銀一が販売代理店となって取り扱いを始めています(米国でもB&Hで取り扱いが始まってる)。銀一のHPだけでなくヨドバシなんかでも一部の製品は入手可能です。今年のCP+にも出展していたので一部のカメラクラスタがおおいに湧きましたw
α9専用のプレート(BA9-L Set)も先日国内取り扱いが始まったばかりですが、実際の所米国から買った方が送料含めてもだいぶ安いので今回はいつものB&Hで買いました。
国内で買うと36,180円(+送料)ですが、B&Hなら$200(+送料$12.41。あと後日送られてくる税金関係が1000~2000円くらいと思う)なので約25,000~26,000円くらい(1ドル=113円)とかなりお得です(国内で買った方がサポート体制は手厚いと思うけど)。B&Hでのお買い物の仕方については以前まとめた記事があるのでこちらでどうぞ。めちゃ簡単です。
追記:RRSのプレートはマジで高品質で良いのだけど、ちょっと高いよねという方は中華製のプレートもAmazonなどで買えます。執筆時には見つけられなかったのだけど見つけたので記事の後半に追記してます。2600円!
開梱の儀
安い送料選んだので注文してから10日ほどかかりました。今回運んできたのは郵便局。海外通販はサイズによってDLHが直接持ってきたり、佐川が持ってきたりといろいろです。
B&HはAmazon.comに比べるとしっかり梱包してくれるのですが、今回はわりと雑な緩衝材の中に商品入ってました。まぁ衝撃で壊れるようなもんでもないですが。
箱を空けたらこんな感じ。
中身はいたってシンプルです。プレートセット、六角レンチ、説明書のみ。プレートの重さは142g(六角レンチ含む)。
私、RRSは今回初めてだったのですが、なるほどこれなら一部から熱狂的に支持されることがわかります。手に取っただけで分かる作りの良さ。単純にモノとして出来が良いです。
底面と側面のプレートに溝がありますが、この溝はアルカスイス規格と同じなのでそのままアルカスイス互換の雲台に取り付けられます(実測で幅38.0mm)。で、そのぶんグリップ部が拡張されるのでホールド性も高まるというわけ。
底面には機能がぎっしり。こんな感じです。
カメラと同じく光軸に三脚ネジ穴があるし(三脚にはこのプレートが直接付くので普通は使わないけど)、別途ストラップも取り付け可能。ピークデザインのマイクロアンカーシステム使ってる人やハンドストラップ使う人もここをつかえばOKね。
QDソケット(QDホール)というのははじめて聞いたのだけど、調べてみると米軍の銃火器でよく使われるストラップホールの規格みたい。サバゲなどやっている人にはおなじみの穴なのかも。耐荷重とかいろいろ気になります。
側面はこんな感じ。
ここにもQDソケットが一つついており、カメラ側の端子を塞がないよう大きめの空洞が出来ています。側面のプレートは底部のネジを緩めることで位置を自由に可変でき(~22mm)、外すことも可能。(底面プレートだけの別売りも行われている)
カメラと接する側の部分はこんな感じ。
α9のボディと完全にマッチするように設計されているため基本的に他の機種で使うことは出来ません(α7RⅡとほとんど同じ大きさなのでもしかしたら合うかも?)。
電池蓋回りは後述するギミックのためにスポンジが配置されています。そして、RRSのプレートのもう一つ特徴的なところが、六角レンチ収納スペースがあると言うこと。プレートの取り付け、取り外しは六角レンチが必要不可欠なのですが、現場で困らないようプレート本体に六角レンチを収納出来るのです。
六角レンチを収納したらこんな感じになります。
赤い円で示したところに磁石が配置されており、六角レンチをスチャっと配置すれば使用時にも抜け落ちないというナイスなギミックです。磁石と絶妙な隙間に挟まっているだけですが、取り出すときは簡単に取れるし、普段使っているときもよほどの衝撃でもない限り落ちてしまうことは無さそうです。
カメラに取り付けてみる
さて、カメラに取り付けてみましょう。
追記:同じものがα7RIIIにも問題なく取り付けられました!
このプレートの良い所はグリップの形を変えずに電池交換できるギミックがあること。α9やα7系のボディはバッテリー室がボディの端ギリギリまで来ているので、単純にプレートに穴を開けるだけの構造だと、プレートを実際のボディサイズより大きく設計しないといけないみたい。
Amazonで売ってる安い類似品はバッテリー室まわりのプレートがボディからはみ出ています。小指の安住の地を求めているのにそれを置く場所がイマイチであると困ります。。3,000円くらいで格安だけど。
追記:格安プレートも買って試してみました!
↑この中でSmallRig製のやつはバッテリー室がはみ出しているのは同じですが、造りが良く拡張度も高いのでおすすめかと!6,500円くらい。
(追記終わり)
RRSのプレートは本体からバッテリー室の蓋を外して、プレート側に取り付ける機構を取り入れているため本体底面と同じサイズのプレートを実現しています。
プレート側に蓋を取り付ける
まずは本体側のバッテリー室の蓋を外します(バッテリーグリップ付けるときと同じ手順)。
続いてプレートを装着。カメラ本体の三脚ネジに固定するだけ。
きっちり、電池室のサイズの穴になりました。
外した蓋をプレート側に取り付けると装着完了!グリップサイズが変わらずに電池の出し入れもそのまま出来るナイスな機構です。これ、α7Ⅱ系のRRSプレートでも取り入れられている機構です。
・さまよいがちな小指の置き場所を考えてみた - どや顔カメラ通信
α9は防塵防滴に配慮された構造なので蓋開けてしまうと防塵防滴性が落ちてしまいますが、上の写真にもあったようにバッテリー室の回りにはスポンジが配置されているのでこれがパッキンとなり密封性を高めてくれます(プレート装着前と同じレベルかどうかは分からないけど気密性は結構高そう)
側面の各種端子類はα7Ⅱ系からかなり増加しましたが、全ポートがプレート付けたままアクセス可能です。手持ちのレリーズ付けてみましたがまだ少し余裕ありました。ケーブルの抜け落ち防止、端子保護用に別途CA-1というRRS純正アクセサリもあります。
α9のレリーズ端子(microUSB)は一番底部にあるのでレリーズ装着したまま側面プレート(縦構図)を三脚に取り付ける事も可能!
あまり頻度は高くないと思うけど、縦構図のままヘッドホン端子やLANケーブルを取り付けたい場合は底面のネジを緩めて、側面プレートの隙間を広げてやればOKです。
これでもかなり剛性はあるけど、不安なら別売りのスペーサー(CRS)を噛ませることも可能です。互換品ならこんなのもあります。
さらに側面プレートは正面右側の三角環にも干渉しないよう配慮された形状です。
背面はこんな感じ。カメラの光軸を示すマークが2つ付いています。六角レンチは液晶モニター下のスペースに収納されて簡単に出し入れ可能。もちろん液晶画面のチルトへの干渉もありません。
小さな部品ながら無駄のないかなりよく考えられた構造で感心してしまいます。
三脚に取り付けたイメージはこんな感じです。カメラに良くフィットした構造なのでガタつきなどは一切ありません。
素晴らしい。
グリップエクステンションと比べたメリット、デメリット
今まで使っていた純正のグリップエクステンション GP-X1EMと比べてみましょう。
横並びにするとこんな感じです。
グリップの拡張具合はRRSの方が11.5mm、グリップエクステンションは20mmでホールド性は張り出しの大きなグリップエクステンションに軍配が上がります。
ただ、RRSの方もちょうど小指1本分拡張したので小指余り問題はかなり良くなっています。実際に手にしたらこんな感じです。
小指の安住の地が出来ました!グリップエクステンションに迫るホールド感です。
重さはグリップエクステンションの73gに対して142gと倍増していますが、ホールド感が良くなればこの程度の重さの違いは誤差の範囲内でしょう。
また、底部のベースプレートのみ重さは93g(六角レンチなしで84g)なので単純に小指あまりだけを解消したいだけなら側面プレートは外して(もしくはベースプレートのみ購入して)しまえばグリップエクステンションとほぼ変わらない重量となります。
グリップエクステンション使用時の欠点だった三脚ネジ穴も確保されているし(プレートそのまま三脚に装着できるので普通は使わない)、そのまま電池交換もでき、底面もフラット。さらにストラップ装着用の専用穴もあるのでハンドストラップや底吊り系ストラップを愛用している人にも使いやすいと思います。
デメリットは?
まだ使用して短時間しか経過していませんが、多少のデメリットもあります。
まずは、小指を置く場所が確保できたのは大変いいことなのですが、グリップしたときの手の腹の部分と背面右下のプレート部分の角(メディアスロット側)との当たりが強いかなといったこと。
痛いほどではないですがもう少し丸みを強めてくれればさらに心地よいホールド感が得られたのではないかなーといったところ。さらに欲を言えば底面プレートの厚みをあと3~4mm増してくれればより安定感があったのではないかなー(私の手でギリギリ収まる感じ)。
ちなみに、このプレートを付けた状態で純正グリップエクステンション付けられないか試しましたが、ネジ位置が違うので無理ですw ズレても良いならなんとか付けておくことはできますが。
寒いときに辛そう?
もう一つ懸念しているのはこれから冬の時期、金属プレートだと素手で持ったときにかなり冷えるのでは?というところ。普通に冷えるくらいならいいのだけど、氷点下20~30℃のガチ冬山なんかだと大変そう(私には関係ないけどw)
ただ、夏場なんかはプレートがヒートシンク代わりになって廃熱にはプラスに働いてくれるかもしれませんね。
他のグリップ拡張アイテム
J.B. Camera Designs Sony α9専用プログリップケース
α9専用と謳われているグリップ拡張アイテムとしては他に、オエンタルホビーで販売されているJ.B. Camera Designs Sony α9専用プログリップケースくらいなもんでしょうか。
こちらは単純にグリップを拡張するだけのアイテムで、電池蓋のギミックもないためかなりゴツい感じですが、写真を見る感じ、RRSのプレートより厚みもありそうなので手が大きい人ならしっかり握れそう。樹脂製なので冬でも快適そうですね(逆に熱こもったりするかも)。三脚ネジ穴もついてます。
現在入荷待ちの所を見ると、みなさん小指の行方に困っている様子が分かりますw
オリエンタルホビーからはα9用の木製カメラベースも出てるのでこれでも多少はグリップ性良くなるかも。
中華製激安プレート (17/11/11追記)
途中にも紹介しましたが、Amazon安いL字プレートが出回ってきたので早速試してみました。
購入したのは上記のα9用のロゴを変えただけっぽい、α7RⅢ用(装着したのはα9のボディ)。RRSのプレートと比べれば安っぽいものの、ガタつきはなく、L字プレートとしてはちゃんと機能します。
バッテリー室まわりはただ穴をあけただけの構造なのでシンプルなのですが、電池蓋と干渉しないよう小指が収まる部分に角のある切り欠きが存在するため当たりが強く、結構不快です。。(無いよりはマシかも)
角の部分を削ってやればもう少しマイルドになるかも。とりあえず黒のパーマセルをまいて角を柔らかくしたら多少マシになりました。あと、RRSより底面プレートの厚みが3mmほど薄いので、ホールド性を高めるという点ではRRSの方が圧倒的に優れてます。
でも、シンプルな構造なので軽いです。なんと78g。側面を外して底面だけなら53gと純正グリップエクステンション(73g)より軽い。バッテリー室まわりはかなり肉薄なので衝撃が加わったら変形しそうではある。
価格がRRSの約1/10であることを考えればとても良く出来ているという感じですが、快適に撮影したいというならやっぱりRRSかなぁと言ったところ。ノーマル状態でも小指あまり気にならないよ!という人ならアリだと思います。
追記:切り欠きがないINPON製のプレートも出ましたね!
α7II、α7RII用の切り欠きが無い格安プレートを出していたINPONからα9、α7R III用のL字プレートが出ましたね!(α9専用と書いているけど、α9とα7RⅢは底部のデザインほぼ同じなのでα7R IIIでも使えるはず)
バッテリー蓋開閉のスペースを確保するためRRSのようにジャストサイズではないものの、小指の引っかかりは私が試した安プレートよりも良さそうです。縦位置で使用する時の安定性も良さそう。予算的にRRSはちょっと。。という場合はINPON製を試してみても良いかも。
追追記:さらに完成度の高いのがSmallRigからも!
2018年5月にSmallRigからもL字プレートが出ましたね。こちらは小指あまり解消を完全に意識した極厚プレートで作りも良い感じです。下記リンク(の後半)に詳細を書いてますので参考にどうぞ。
RRSプレートより格段に安いです(約6,500円)。
格安L字プレートの詳細は下記レビュー記事でどうぞ!
まとめ
ということでα9を使い始めてからの小指あまり問題への苦悩と対策、RRSのナイスなL字プレートの紹介をしてみました。
ハッキリ言って、ソニーが設計時にもっとホールド性の高いグリップを開発してくれればそれで済む話なのですが、α7の頃からずっと言われてて、プロ向けのα9が出るぞといったときにそこ改善されるか期待してたのですがスルーされたことを考えると、今後もグリップ形状の改善はしばらく見込めなさそうです。(個人的にはマイクロフォーサーズのEM-1 MarkIIの方がよっぽどホールド感良いと思う)
他にもUI、UXにはいろいろ難があるα9ですが、冒頭にもいったとおりカメラとしての機能は素晴らしいものがありますので、キヤノンから良いフルサイズミラーレスが出ることも期待しつつ、ぐっと我慢して使っていこうと思います。
とりあえず、RRS製品は良いよ!ということで。
ボールヘッドなど国内で実機を触りたい人は銀一のショールームに行くといろいろ触れるみたいです(ヨドバシやビックカメラでも一部置いてあるので試せそう)。