SW270Cで作る写真編集環境
BenQといえば日本では数年前まで格安モニターやゲーミングモニターを作るちょっとマイナーなメーカー。といったイメージでしたが2016年にカラーマネジメントモニターSW2700PTを発売してからというもの写真好きにとってはカラーマネジメントモニターのメーカーというイメージが強まってきてますよね。
そんなBenQから8月に新型カラーマネジメントモニターSW270Cが発売となり、銀一さんでSW270Cをつかった写真編集環境構築のセミナーをやってきましたので簡単にレポートしてみたいと思います!
写真編集に必要な機能が全部入っている
今回のセミナーはSW270Cが登場してからはじめて一般の人が実機を見られる機会ということもあり(販売はすでに始まってるけどね)平日の昼間にもかかわらず大勢の方にお集まりいただきました。場所はいつもお世話になっている銀一スタジオショップのセミナールームです。
カラーマネジメントモニター SW270Cとは?
今回のメインテーマでもあるBenQの新しいカラーマネジメントモニターSW270Cの詳細ついては既にstudio9でレビューをしておりますのでそちらをご覧いただくとして、ザックリ言えば、
- 広色域
- ハードウェアキャリブレーション対応
- 画面ムラ補正済み
- 16bit 3DLUT
- 10bit表示
- USB-C映像出力&給電
- モニターフード付属
- 専用OSDコントローラー付属
みたいな感じで写真編集に必要な機能全部のせのスゴいやつなのです。それでいてお値段10万円ちょっきりくらいとコスパも抜群。これはBenQさん頑張りましたなぁーというモニターです。
良いモニターを使いこなすために正しい知識を身につけよう
セミナーの内容的にはSW270Cの特徴やメリットを紹介するのはもちろんですが、高機能なカラーマネジメントモニターをキチンと使いこなすための知識についても説明しました。カラーマネジメントモニターは買って電源入れて「はい、キレイですね!」というモニターではないのです。
良いものを買ってもそれを使いこなせないと意味無いですからね。
このディスプレイを使う方なら「カラーマネジメントとは?」くらいのことはもう知ってるよ。。と思う方も多いと思いますが、このへんは大事なので毎回喋ってます。
ほかにも、作業環境の整え方(照明とか)、運用に際してよく躓くポイントなんかについても軽く触れましたよ。
短くなったキャリブレーション時間
ずっと喋るのもアレなんで、実際ににハードウェアキャリブレーションを前で行うデモンストレーションも行いました。
BenQのカラーマネジメントモニターは今までキャリブレーションに10分くらいと結構時間が掛かっていたのですが、SW270Cでは大幅に短縮されてだいたい5~6分で終了しちゃうのです。
キャリブレーション自体は1~2ヶ月に1回くらいの頻度でOKなので、多少遅くても大きな問題になることはないのですが、やっぱりサクッと終わることは良いことですね。歴代のSWシリーズを使ってきた私としてはすごく嬉しいポイントだったりします。
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みなさま積極的にご質問などもしていただき、終了後に自分のPCを繋いで確認してみる方もいたりと、みなさんかなりSW270Cに注目されている様子でした。
まとめ
ということで、BenQさんと行った久しぶりのカラーマネジメントモニターのレポートでした。
基本、関東で年に数回不定期で行われるセミナーですが、先日大阪に別件のセミナーで行ったときは「ぜひ大阪でもカラーマネジメントセミナーを!」という方も多かったので、ぜひBenQさんに関東以外でも開催して!と言ってみてくださいw(ユーザーの声が一番効きます
ちなみに、SW270Cは10月25日(金)のPhoto EDGE Tokyo 2019のBenQブースにて展示される予定ですよ。平日ですが結構遅めの時間までやってますので興味ある方は足を運んでみてはいかがでしょうか?
ベンキュージャパン BenQ27型カラーマネジメントモニターSW270C(WQHD/IPS/AdobeRGB99%/DisplayP397%/HDR/US...