レンズフードとかキャップがどれだか分からない問題
レンズが増えてくると直面するのがレンズフードがどれも同じに見えて間違いやすい。。という問題。カメラあるあるですよね。あとは径が微妙に違うレンズキャップも間違いやすいです。77mmだと思ったら72mmだったとか。
そんなときに便利なのがテプラなどに代表されるラベルライターです。これがあればいろいろなものにラベリングできて機材管理が便利になるんですよね。
そこで今回はラベルライターで機材をラベリングすれば便利になりますよ!ということをご紹介したいと思います。タイトルにテプラとありますが私が使ってるのはブラザーのP-TOUCHなのでP-TOUCH CUBE PT-P300BTの活用の仕方も含めて紹介します(キングジムさんごめん)。
ほとんどP-TOUCH CUBE PT-P300BTのレビューみたいな感じです。
機材はテプラやP-TOUCHでラベリングしよう
手元にレンズが増えてくるとレンズフードがこんな感じになってくるんです。
もうね、パッと見ただけだとどのフードがどのレンズに対応するのか分からないのです。
レンズとレンズフードは通常一対一の関係なので、メーカーもフード側にどのレンズに対応するのか書いてくれれば良いのに「EW-88C」とか「ALC-SH141」みたいな型番しか書いてないんですよね。フィルター径も書かれていないのでどのレンズに適合するかすぐには分からないのです。
そんなときに超便利なのがテプラ(キングジム)やP-TOUCH(ブラザー)のようなラベルライターです。これ一台あれば細々した小物の管理がめちゃ便利になるんですね。分かりづらかったレンズフードもラベルを付ければこの通り。
これなら現場に間違って持って行ってしまう心配がありませんね。
ブラザーのP-TOUCHが手頃でオススメ
ラベルライターといえばキングジムの「テプラ」の知名度が圧倒的に高く一般名称化している感じがしますが、ブラザーやカシオからも類似のものが出ています。
まぁどれを使っても良いのですが、私が使ってるのはブラザーの「P-TOUCH CUBE PT-P300BT」なのでこちらの紹介を簡単にしてみましょう。
手軽に使えてコスパ高い
PT-P300BTの一番のお気に入りポイントはスマホとBluetooth接続してワイヤレスでラベルを作れること。しかも5,000円程度とコスパも良いです。
会社とかだとパソコンに繋いでエクセルからデータ流し込んで連続印刷みたいな機能もあると便利だと思いますが、個人で使うなら機能よりも作りたいと思ったときにすぐ作れる手軽さの方を重視しました(面倒くさがり屋なので線を繋ぐのがキツいw)。
別売りアダプターでAC駆動も出来ますが、単四電池(6本)でバッテリー駆動もできるので場所を選ばずどんなときにも使えるのが素敵です。
お値段高くなりますが、幅広テープに対応してリチウムイオンバッテリータイプの上位版(PT-P710BT)もあります。
フォントがたくさんあり、絵文字や画像も印刷できる
ちょっと前のラベルライターは使えるフォントが数種類しかなく、どれもダサい。。みたいな感じでしたが、PT-P300BTはアプリに内蔵するフォントのほか、スマホのOSに入っているフォントも使えるので数十種類のフォントが使えます。欧文フォントはかなりの数があります。
iPhoneなら「ヒラギノ丸ゴ」とか使えちゃいます。ステキ。
絵文字も一般的なものが結構用意されていて、カメラアイコンは数種類使えます。もちろん段組も可能。
解像度は粗いですが画像の印刷もできますよ。
互換テープが安いよ
この手の製品あるあるなのが交換消耗品(テープ)が高いというやつですが、ラベルライターはどのメーカーでも互換テープが打っているのでランニングコストも低く抑えられます。
PT-P300BTは12mmテープまでの対応で幅広テープには非対応なのですが、カメラ機材を含め日常の小物ラベリング用途であれば12mmまででほぼ対応出来ちゃいます。(カメラ機材は9mmを使えばだいだいOK)
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とこんな感じで、カメラの小物をラベリングするならエントリー機のPT-P300BTで十分に使えちゃいます。
ラベリングすると便利なカメラ小物たち
レンズフードの他にラベリングすると便利なものといえばレンズキャップです。これもパッと見で径を判断するのは難しいです。裏側に径が書かれているのでレンズフードよりはマシですが。。
例えば私はこんな感じでラベリングして運用中。
いつレンズが生えてきても良いようによく使うフィルター径のラベルはあらかじめ数枚作ってストックしています(笑)
バッテリーもラベル付けておくと良いよ
あとオススメなのはバッテリー。
バッテリーの場合は外観で間違うことはあまりない気がしますが、同じバッテリーを使い続けるよりローテーションして使った方が安定するのでバッテリーを識別するためにもラベリングしておくと良いでしょう。
私の場合はざっくりと「購入年月」を書くだけ。本体と一緒に付いてきたものや同時に買ったものはどの本体に付いてきたのかもラベリングしておくようにします。
こうしておけばローテーションしやすいし、他に比べて劣化が進んでいるものを識別して撮影に挑むことができますね。
テープを貼る場所に注意しよう
バッテリーにラベルを貼るときは、抜き差しで引っかかって剥がれてしまわないように注意しておきましょう。
カメラのバッテリーで剥がれたことはないですが、Godox V1のバッテリーはかなりキツいので一発で剥がれました。
おすすめは裏の注意事項ラベルの上。注意事項をラベルで見えなくするのはイマイチですが、ここは一段低くなっているのでシールを貼っても剥がれにくいです。もしくは端子と反対側の側面でしょうかね。
バッテリーにテープを貼るときは剥がれるリスクがあることは覚えておくと良いでしょう(某カメラメーカーの貸出機のバッテリーには普通にテプラ貼ってるけどw)
色つきテープも使って残量管理も
私の場合、電池の購入日とは別に電池残量用の目印テープもバッテリーに貼ってます。100均で買った赤と青のテープを両側面に貼っておき、バッテリーケースの挿入方向で「青:残量あり、赤:残量なし」のルールで運用。
ちなみに、キヤノンLP-E6ならラベルを使わなくても付属のオレンジケースで残量管理することも出来ます。
バッテリーケースにも
私の場合、普段使うバッテリーが4種類くらいあるのでバッテリーケースにもラベリング。100均で粘着テープ付きのカラーフェルト買ってきて、透明のラベルをその上に貼り付け。
色と名前で管理出来ます。フェルトの上にシールだと剥がれるかな?と思いましたがかれこれ1年くらい問題なく使えてます。
まとめ
ということで、機材が増えてきていろいろ困っている人はラベルライターを買ってラベリングしちゃいましょうという話でした。
最近のはPCレスで、スマホでちゃちゃっとラベル作成出来てしまうのでズボラな私でもなんとか使えます(それでもまとめてラベル作りがちだけど)
字が綺麗な人は手書きでも全然OKなんですが、手書きはキツい。。という人はぜひ試してみてはいかがでしょう?
撮影準備もしやすいですし、機材の取り間違えが少なくなり快適ですよ!