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ツリー用のイルミネーションでキラキラ玉ボケグラスを撮ってみた!

投稿日: by 中原 一雄

前回のエントリーではツリー用のイルミネーションで玉ボケカップを撮ってみましたが、今回はちょっと応用してグラスでチャレンジしてみます。今回もブツ撮りの小ネタを交えつつ進めて行きます!工夫して楽しく撮ってみましょう☆

玉ボケグラス

透けてるカップでキラキラを作る

前回のエントリーではクリスマスツリー用の電飾を使って、お家でファンタジックな玉ボケカップの撮り方をご紹介しました!

- お家で!クリスマスツリーの電飾を使ってファンタジックな世界を撮る方法!

今回はその応用編。後ろの透けないカップから、透けるグラスを使ってみました。

しかも、足がくびれているワイングラス。1.グラスから玉ボケがはみ出ないように撮りつつ2.ガラスの透明感を出すには?? というのが本日の内容です。

玉ボケの作り方など基本的な部分は前回と同じですので、初めての方はまずは前回記事をご参考ください。

それではいってみましょう!

玉ボケをはみ出さないようにする工夫

前回のコーヒーカップは比較的ずんぐりした形のものを用意したので玉ボケがはみ出るようなことがありませんでしたが、今回はワイングラス。足が細いので玉ボケがはみ出てしまいます。

普通に撮るとこんな感じ。

はみ出た写真

見事にはみ出ました。。

このはみ出しを抑えるにはどうすれば良いでしょうか?

一番原始的な方法は奥の電飾の位置を細かく調整してグラスの形に収まるようにしてあげることです。しかし、細い脚にかからないように調整するには、一人で撮っている場合などは何度も往復して微調整する必要があります。

また、アングルを変えたり、F値を変えてボケのサイズを変えるなどするとまたはみ出る可能性がありますね。。

冒頭の写真では電飾位置の微調整は行っていません。もっと手軽に行う方法があるのです。必要なのは黒の画用紙一枚です☆

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種明かしをすると、実はこんな感じで下の部分を黒で隠してしまっているのです。

画用紙で隠す

画用紙で隠す

上記写真は奥の廊下の電気をつけた状態で撮影しているので画用紙の境界が見えていますが、本番は奥の部分も暗くしている(全体の背景が黒)ので、画用紙の境界線が見えなくなるのですね。

こうして撮ったのがこちらです。

下を画用紙で隠す

どうでしょう?奥の部分(今回は廊下)の電気を消して撮影すれば、パッと見ただけでは境界が見えませんよね^^ こうしてあげれば多少アングルを変えてもOKですし、F値も変更し放題です♪

背景が黒の場合には様々な場面で使えるテクニックなので覚えておくと便利です。

境界線がどうしても見えてしまう場合

撮影環境(主にライティング)によっては黒画用紙の境界線が見えてしまう場合があります。この場合は主に3つの解決策が考えられます。

その1:マイナス補正する

境界線がわずかに見えているくらいなら全体を暗くしてごまかしてしまいましょう。微妙な黒の明るさの差は人間の目にはわからないものです。これだけでも結構目立たなくなるはず。

ただし、根本的な解決方法ではありませんのでこだわり派や、境界線がしっかり見えている人は次へ。

その2:画用紙が明るく、背景が暗い場合

この場合は黒画用紙に光が当たってしまい、背景の明るさとバランスが取れていないことが原因です。なるべく黒画用紙に光が当たらないようにグラスに当てる光の向きを変えてみましょう。ライトの傘に画用紙でひさしを作るのも良いです。

また、カメラ側に光があれば画用紙にも光が当たってしまうので、カメラ側の照明もOFFにすることを忘れずに。

グラスと黒画用紙の距離を離すのも効果的です。

その3:画用紙が暗く、背景が明るい場合

この場合は奥の電飾側が明るいことが原因です。奥の部分は電飾以外の明かりがつかないように工夫しましょう。グラスと電飾との距離が近いと、電飾の明かりで境界線が見えてしまうこともあるので、その場合は電飾の明かりが画用紙まで届かないように距離を離します。

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これで、玉ボケグラスが出来ました! 。。でもなんだか物足りない部分があります。。

透明なグラスなのに、グラス部分を完全に隠してしまっているので奥のカラフルな電飾部分が全く透けて見えない点です。これではグラスと玉ボケをただ合成した写真と大して変わりません。もっとグラスの透明感を出したいところです。

ガラスの透明感を出してみる工夫

冒頭の完成写真と、上記のグラス部分を画用紙で隠した写真を並べて比べてみると一目瞭然。右側の完成写真の方がガラスの透明感というか、透け感があってより玉ボケとマッチしている感じです。

比較写真

この透け感を出すために必要なのは1本のハサミ。これだけです。

勘が良い方はもうお気づきだと思いますが、グラス部分の背後だけ画用紙をくり抜いてみました!

ズラしてみるとこんな感じ。

くり抜いたらこんな感じ

キッチリ切り抜かなくても大丈夫。ハサミでざっくりと大体の形にくり抜きます。写真のように画用紙をセットしたまま適当に切りました^^ やや小さめに切り抜くのがポイント。面倒なら細い脚の部分は無視しても大丈夫です。

こうすればグラス部分だけは後ろのカラフル電飾の光が当たるので、うっすら透けた感じでよりリアリティが出ますね!

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ということで、これらの工夫を施した完成写真がこちら(冒頭と同じ)。

ガラスのワイングラス

玉ボケをはみ出さず、ガラスの透明感を出して撮影することができました!

良い感じです。

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えっ?そんな面倒なマスキングするくらいなら電飾の位置を微調整して撮ったほうが楽じゃないかって??

物事の答えは一つとは限らないということで一つよろしくお願いします(汗

 

ブツ撮りのセッティングは大変奥が深いものです。ぜひみなさんも色々工夫しながら撮影を楽しんでみてください♪

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この記事を書いた人
中原 一雄
中原 一雄 / カメラマン・中の人
普段はカメラマンとして活動しながらstudio9(すたじお・きゅう)の管理、運営をしています。「写真をもっと、あなたのそばに」をテーマに、カメラに使われるのではなく、カメラと友達になる方法を広めるために活動中のフォトグラファー。 中原 一雄のプロフィールページ

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