Lightroomの動作が重くなったら試すと良い7つの事。Lightroom高速化!!

写真管理&RAW現像ソフトのAdobe Lightroomを使っているとなんだか動きがモッサリして遅いんだけど。。と思うことがあるかも知れません。そこで今回はLightroomを使っていて重いなぁと感じたときに試すと良い方法を7つ紹介してみます。

Lightroomが遅いんですが。。どうすればいいの?

みんな大好き Adobeの写真管理&RAW現像ソフトLightroomですが、超高機能なために使用する環境によってはちょっとモッサリしてるなぁと感じることもあるかも知れません。

基本的にはそんなに激重なアプリケーションではないのでここ2~3年に発売されたCPUにcore i5 や i7 が搭載されているPCならノートでもデスクトップならそこそこ快適に動くはずなんですが、管理する枚数が増えてきたり、かなり細かい現像などするとやっぱり重く感じることがあるんですよね。

そこで今回はLightroomが重く感じる原因とその解決策について私がこれまで使用してきた経験を元にご紹介してみます。

本日のコンテンツ

  • まずはどこが重い(遅い)のか切り分けよう
  • 1.メモリを増設する
  • 2.カタログをSSDに置く
  • 3.プレビューキャッシュのサイズを調整する
  • 4.1:1プレビューを事前に作る
  • 5.カタログを最適化する
  • 6.グラフィックプロセッサ連動をON/OFFにする
  • 7.CameraRAWキャッシュを増やす
  • まとめ
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まずはどこが重い(遅い)のか切り分けよう

ただLightroomが重いと言っても症状は様々ですのでまずは自分が感じている「重い」とはどこが重い(遅い)のかをよく考えましょう。症状によってもその対策は異なります。

完全に切り分けられるような単純な話でもなかったりするのですが、まずは以下のどの症状なのかチェックしてみましょう。だいたい以下の4つに分けられるのではないかと思います。

現像調整がモッサリしている

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写真の現像時に明るさを替える程度ならサクサク動くのだけど、様々な効果を重ねていったり段階フィルターやスポット修正を使い出すとモッサリするパターン。

写真の現像はLightroomのCamera Raw エンジンが関わってくる要素なのでこの辺りをいじると良いかも。基本的にハードのパワー不足が原因ということが多いのでここを補うことにしましょう。

写真の表示が遅い

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ライブラリーモジュールなどで多数の写真を次々送って表示しているときにテンポが悪いというパターン。これも良く聞きますね。

LightroomでRAWやJPEGを表示する場合はあらかじめ用意されているプレビューが使われます。よってこのプレビュー周りに手を入れるといいでしょうか。現像の話とは別だと思って考えた方が良いです。

写真の検索やメタデータの入力がもたつく

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写真をある条件で検索したり、フィルタリングする場合やキーワードやカラーラベル、レーティングなどメタデータを写真に付与していく時にもっさりしていると感じるパターン。特に10万枚を超えるような写真を管理しているとよくみられます。

Lightroomは「カタログ」というデータベースですべての写真を一括で管理しています。よってここがもたつくと言うことはカタログ周りが怪しいのかなと思います。

書き出し(現像)スピードが遅い

th17

調整したRAWをJPEGやTIFFに書き出すスピードが遅いパターン。

カタログで管理するLightroomでは納品や誰かに写真を渡すと言った外に写真を持ち出す場合以外はそもそも書き出しの必要がないのですが、頻繁に納品をするような人には重要なポイントかもしれません。

ただしここは小手先の調整でどうにかならない事が多いので、基本「レベルを上げて物理で殴る」が有効ですw

では上記の症状を踏まえながら効果が高そうな順番にご紹介していこうと思います。

ちなみに、一番効果があるのは「新しい高性能なPCを買う」ってことですがこれは無しの方向で。。(笑)

1.メモリを増設する

これから7つの方法をご紹介していきますが、一番効くのはコレです。上で紹介したすべての項目に関係します。メモリ増設しただけで多くの不満は解決出来るでしょうからメモリーの空きスロットがあるならまずはこれを試してみることをおすすめします。

メモリ大盛りは正義

Lightroomは現像時もカタログ使用時も書き出し時もあらゆる場面でメモリーを大量消費するため最低でも8GB、できれば16GBは欲しいところ。公式の必要システム構成となっているメモリー4GBではちょっとキツいです。

Lightroomの詳細な内部的な挙動はわかりませんが、事実として現像時重い処理をすればするほど使用するメモリーの量は明らかに増え作業によっては3~5GB消費することも。また、カタログに登録される写真の枚数が増えれば増えるほど平常時に消費されるメモリーのサイズも増えます。

もちろん写真の書き出し時も大量にメモリーが消費されますので、Lightroomで行う作業は「メモリーが多いことは正義」と覚えておきましょう。

書き出しスピードにも効果あり

書き出し時のスピードは数値化しやすいので一例をご紹介してみましょう。

条件として約2,000万画素のカメラで撮影したRAWに様々な現像処理を施したものを60枚、さらにLightroom6/CCで導入されたHDRやパノラマ処理を施したDNG(もちろん普通の現像もしている)を10枚の計70枚を長辺4,000pxの最高画質JPEGで書き出したときのメモリー容量別の書き出し速度の比較です。

作業環境はWindows10, CPU: core i7 2600K(OC), メモリ: DDR3-1600(8GB*1, 8GB*2, 8GB*4), Lightroom CC2015。

Lightroomの他にPhotoshopを起動だけしておき、ブラウザ(Chrome)でタブを10個くらい開いてたりメーラーやセキュリティソフトなど普段の常駐ソフトはそのまま状態です。私の平常時の使用環境に近い感じです(ホントはもっとごちゃごちゃソフト立ち上げてるけど。。)。

テスト結果

メモリー 1回目(秒) 2回目(秒) 平均(秒) 1枚あたり(秒)
8GB 480 507 493.5 (8分14秒) 7.05
16GB 297 314 305.5 (5分6秒) 4.36
32GB 298 322 310.0 (5分10秒) 4.43

このテストは書き出し速度しか見ていませんが、8GBと16GBではかなり大きな差が付いていますね。ちなみにLightroomでは書き出し速度は書き出す画像のサイズによっても大幅にかわりますので下記エントリーも良かったらどうぞ。

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8GBの現像中にPC内でどのようなことが起こっていたのかタスクマネージャーを見てみましょう。

Lightroomメモリ使用量

8GBでは書き出し中ほぼ100%のメモリーを消費してしまった。。

Lightroomメモリ使用量

書き出し時は平均3~4GBのメモリを消費していたがピークでは5GB以上のメモリを消費することに。。

結構重い現像処理を施しているRAWの写真やHDR、パノラマの写真は特に書き出し時にメモリーを食います。8GBだとほぼシステムのメモリーを食いつぶしている事が分かりますね。残りがゼロです。

PCはメモリー不足になると急激にパフォーマンスが落ちますからこのような結果になったのでしょう。

ただし増やしすぎても効果は無い

メモリー16GBでは同じ環境で最大負荷時システム全体で約9~10GBのメモリーを消費していたため8GBでは不足だったようです。10GBのメモリーを消費しても16GBならまだ6GBも余裕があります。32GBも16GBと同様十分なメモリーを使えたのでほぼ同等の結果となったようです。Lightroomにとって十分なメモリがあればそれ以上増やしてもパフォーマンスは上がりません。

この結果からもメモリ4GBでは全然足りなさそうと言うことがおわかり頂けたかと思います。ノートPCの場合16GBのメモリを選択するのはまだ少しハードル高めですが(私のノートPCもメモリ8GB)、デスクトップの方はぜひ16GBの搭載をおすすめします。

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2.カタログをSSDに置く

ここは「写真の検索やメタデータの入力がもたつく」人「写真の表示が遅い」人に関係しそうな項目。

Lightroomは「カタログ」というデータベースに写真のすべての情報(現像設定、使用したカメラ、露出設定、撮影日時、キーワードなど)をひとまとめに保管し、この情報を使いながら写真を管理します。

カタログが遅いとすべて遅くなる

つまりLightroomで行うあらゆる操作はこのカタログを介して行われる事になるため、カタログの動作が遅いとすべての動作が遅くなります。特にカタログの内容を大きく変更する写真の検索やキーワードなどメタデータの入力のパフォーマンスに大きく影響してきそうです。

もう少し突っ込むとLightoomのカタログで使用しているデータベースはSQLiteというRDBMSです。SQLiteを含む一般的なデータベースはSSDで運用することでHDDの数倍のパフォーマンスが出ることが良くあります。もちろん条件によりまちまちなのですがLightroomのカタログがSQLiteである以上やはりカタログはSSDに置くべきかと思います。

また、いち早く表示されるべきプレビューもカタログと同じ場所に保管されるため写真の表示も速く感じるのではないでしょうか。

実際のところカタログの場所をHDD ⇒ SSDにしたところで劇的に(数倍)体感速度が上がると言ったことは無いですがかなりサクサク使えると言った感じはします。

写真はHDDでもカタログはSSDへ

容量が大きめのSSDでOSのドライブと同じ場所(Cドライブ)にカタログを保管しても良いですし、私の場合は別にカタログ専用のSSDを用意してそこで運用しています。

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最近はPCI-Expressに取り付ける驚異的な読み書き速度を有したM.2規格のSSDが出てきてたりするので、ちょっと気になっているこの頃。リード2,000MB/s、ライト1500MB/sとか凄くないですか。(一般的なSSDの4倍くらい速い)

作業用ドライブにSSDを入れるという手も

理想を言えばRAWなどの写真もSSDが良いのですがコスト的にこちらはまだHDDの方が良い気はします。ただし最高のパフォーマンスを求めるなら作業用SSDにRAWを置いて作業し、現像が終わったらHDDに移すといった使い方もありかも(私はやってません。今のところ写真はHDDでもそんなにストレスないです)。

3.プレビューキャッシュのサイズを調整する

これは「写真の表示が遅い」人向きの設定。コストかからないので手軽にできます。

Lightroomでは主に軽い「標準プレビュー」と重い「1:1プレビュー」という2つのプレビューをカタログに紐付ける形で有しています。ここでは軽い「標準プレビュー」が関係します。

Lightroomではプレビューを見ている

写真を表示するのにいきなりRAWを読み込むのは大変なので、Lightroomでは軽いプレビューをサクサク表示させながら裏でRAWを読み込むというような動きをしているのですね。

つまり本来軽いはずの「標準プレビュー」が重ければ、次々と写真を表示させるのに時間がかかってしまうわけです。

「標準プレビュー」のサイズは 編集 > カタログ設定(Macは Lightroom > カタログ設定)の中の ファイル管理タブ から設定可能です。

Lightroom高速化

標準プレビューは画質に影響しないので軽くする

Lightroom6/CCではここの標準プレビューサイズがデフォルトで「自動」となっており、お使いの画面の解像度に応じた値になっています。通常はそのままでも良いのですが、標準プレビューはあくまで仮表示用の最終的な画質には全く影響しないものですので、写真の表示が遅い場合はここを軽く設定してあげるのが良いかと思います。

私のモニタは横2,560ピクセルですが、実際はそこまで必要ないかと感じているので2048ピクセルで運用中。1680pxでもいいくらい。まったく不便を感じません。FullHD(1920×1080)のディスプレイの方ならここを1680pxや1440pxにしてしまっても良いかも知れません。

また、MacのRetinaディスプレイなど高解像度モニターを使っている方は画面サイズに対してここの設定が大きすぎるんじゃないかと。私のMacBookProは13インチなのにここが「自動(2560px)」となっていたので1,440pxに落として使ってますが特に違和感ないです。

また、仮表示用ですので画質も「低」にしてしまってもいいかも。

サイズが大きくなるとカタログフォルダが肥大する

プレビューはカタログと紐付いてカタログと同じフォルダに保管されるためここを大きくしすぎるとカタログのあるドライブを圧迫する恐れがあることも覚えておきましょう。特に容量が限られるSSDにカタログを置いている人は注意。

読み込み時に標準プレビューを作ってしまう手も

標準プレビューは通常写真の読み込み後に、Lightroom上でその写真にアクセスするまでは作成されません(それまではカメラ内で生成されたサムネイルが使われるので、RAWを読み込んで最初にアクセスするとサムネイルの色がちょっと変わったりしますよね)。

標準プレビューの作成自体はそんなに時間がかかるわけでは無いのですがより快適に作業したいなら読み込み時のファイル管理タブ、プレビューを生成で「標準」を選んでおくのも良いでしょう。(デフォルトは「最小」になってるはず)

Lightroom高速化

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4.1:1プレビューを事前に作る

上では標準プレビューについて紹介しましたが次は「1:1プレビュー」について。ここは「写真の表示が遅い」人「現像調整がモッサリしている」人に関係しそうな項目。

大きなプレビューです

ライブラリーモジュールで写真を見ていく場合は基本「標準プレビュー」を用いて見るのですが、拡大して等倍表示する場合はこの「1:1プレビュー」が使われます。また現像時も1:1プレビューが使われる(はず)です。

1:1プレビューはその名の通りオリジナルの画素数と同じサイズのプレビューです。4,200万画素のカメラで撮ったRAWの1:1プレビューは4,200万画素になるわけです。(ファイルフォーマットはJPEGです)

1:1プレビューの作成は普通にRAWからJPEGに書き出しするようなもんですから結構大変です。拡大表示しようとしたら写真の下で「読み込み中」といってクルクル回るやつでてきますよね。あれは 1:1プレビュー準備中なう。 ってことです。

Lightroom高速化

ということで等倍観察や現像をサクサク進めたい場合は1:1プレビューを事前につくっておくのも有効です。

読み込み時に作ってしまう

写真の読み込み時に作る場合は上の標準プレビューと同じく、読み込み時のファイル管理タブ、プレビューを生成で「1:1」を選べばOK。

Lightroom高速化

ただし、1:1プレビューは標準プレビューよりも格段にサイズが大きいですからカタログフォルダが肥大化します。不要な写真にも作成されるためよほどでないかぎりおすすめではないかも。

読み込み後に必要なだけ作る

読み込み後に作ることも可能です。これからある程度まとまって現像するぞって時にライブラリーモジュールで対象の写真を選択し、ライブラリ > プレビュー > 1:1プレビューを作成 で狙ったものだけ事前に作って準備しておくことが可能。

Lightroom高速化

こっちのほうがおすすめ。

1:1プレビューは定期的に消す

1:1プレビューはあまりにもサイズが大きいので作業が終わったら消しちゃうのがいいです。とはいえ手動で消すのは大変なのでデフォルトでは作成されてから1週間後に自動で削除されるようになっています。

Lightroom高速化

これが上の3.で紹介したカタログ設定 > ファイル管理の中にある「1:1プレビューを自動的に破棄」の意味です。1日後とか30日間保持といった内容も選べます(私は1週間以外ほとんど使ったことないです)

まぁ事前に作るのも便利ですが、個人的にはほとんど手動で作ることはありません。全部等倍で見るということは滅多にしないですし、現像時も1:1プレビューがなければ繋ぎに標準プレビューを表示してくれるのでそれほどストレスにならないからです。

5.カタログを最適化する

ここは「写真の検索やメタデータの入力がもたつく」人「写真の表示が遅い」人に関係しそうな項目。

上で紹介したとおりLightroomのカタログはあらゆる情報が入ったデータベースです。ここに写真を読み込むたびに情報が蓄積されていったり、新たなメタデータを足したり、逆に情報を削除したりしているとデータベースの中身がグチャグチャになってきたりします。

こうなってしまうとカタログをガンガン使うような操作は軒並み遅くなってしまうので定期的にカタログの最適化をしておくのが良いでしょう。

バックアップをちゃんとしていればしなくてOK

デフォルトでは週に1回やってくるカタログバックアップのお伺いの時にカタログの最適化へチェックがついているので、普段からバックアップをマメにとっていれば気にすることはありません。バックアップをとってなかった。。と言う人はそもそも論外なのですが、普段のパフォーマンスの面でも損してるかも。

Lightroom高速化

最適化頻度は通常はバックアップと同じ週に1回もやっておけば十分でしょう。(「バックアップの前に整合性をテスト」もチェック付けておくとよい)

最適化だけ行うことも可能

強制的に最適化させる場合は ファイル > カタログを最適化 で行えます。

Lightroom高速化

写真の枚数が少ないウチはほとんど効果を感じないと思いますが、10~15万枚越えた辺りから効果を顕著に感じることがあります。特にいろんな写真にキーワードなどメタデータを加えた後とか。

タダでできるので知らなかった方はやってみましょう。

6.グラフィックプロセッサー連動をON/OFFにする

ここは「現像調整がモッサリしている」人に関する項目です。

Lightroom6/CCから現像モジュールで作業している間のレンダリングにGPUのパワーが使えるようになりました。編集 > 環境設定(Macは Lightoom > 環境設定)の中にある パフォーマンスタブ で設定可能。

Lightroom高速化

結構相性がある??

お使いのグラフィックプロセッサー(CPU内蔵も可能)が対応していればここにチェックを付けることで、現像時に重い効果を適用させてもカクカクせずにリアルタイムに画面に効果が表示されます。

私の環境でもチェックボックスを付けることで確かに現像時のヌルヌル感は体感できたのですが、現像モジュールで次々写真を替えながら現像していくと写真の遷移時に短時間ですが写真が表示されないことが多発しました。。

そもそもLightroomの現像エンジンは軽いのでここにチェック入れなくても今までそんなにカクカクすることはなかったため現在はチェック外して運用しています。(MacbookPro の内蔵グラフィックでも同じ事が発生)

Lightroomとグラフィックプロセッサーの相性によるものなのかな?と思います(GTX 470という結構古いグラフィックボード使ってます^^;)。

相性が良い人はそのままチェックを付けっぱなしの方が良いパフォーマンスを期待できると思いますが、現像時に写真の遷移が上手くいかない。。と言う人はチェック外してみると良いかも。

書き出しスピードはアップしません

この項目はあくまで現像時のリアルタイムなレンダリング性能が向上するだけですのでRAWから書き出す時間は今のところ変わりません。将来書き出し時にもGPUのパワーが使えるようになるといいですね。

7.CameraRAWキャッシュを増やす

いよいよ最後ですね。ここはたぶん「現像調整がモッサリしている」人「写真の表示が遅い」人に関する項目かとおもいます。。

よくわかりません(笑)

CameraRAWキャッシュっていうのは実のところ私も何に効くのかよく分かってなくて、世の中的にCameraRAWキャッシュを増やせば高速化する!という言葉だけが一人歩きしているような感じです。個人的にここの設定で効果を感じることはほとんどないです。。

CameraRAWキャッシュの設定は 編集 > 環境設定(Macは Lightoom > 環境設定)の中の ファイル管理タブの中にあるのですが、ここで場所とサイズを決められます。デフォルトでは1GB割り当てられていますが私はなんとなく10GBで運用中。

Lightroom高速化

このCameraRAWキャッシュはBrigeとも共有しているもので、公式のヘルプを見ているとこんなことが書いてあります。

現像モジュールで Raw 画像を表示または編集を行うと、最新の状態で高品質のプレビューが生成されます。このプレビューはオリジナルの画像データを基にしており、適用されたすべての変更がプレビューに随時反映されます。この処理は、Camera Raw キャッシュ内のデータを扱う場合、ある程度処理が高速化します。オリジナルデータのキャッシュが残っている場合、初期段階の処理はスキップされます。

パフォーマンスの最適化(Adobe)

ということで恐らくRAW現像中に内部で生成される中間ファイルのようなものをキャッシュとして保持しておき、次にアクセスする場合素早く作業が再開できるといったものなのではないかと思います。

ちなみにキャッシュになっている.datファイルを特殊な方法で展開してみると全部で13個ほどの画面がバラバラのJPEGが出てきてきます^^; 写真の色も浅くてLogっぽいかんじ。

Lightroom高速化

まぁ余裕があれば気休めに増やしておいても良いかな?くらいな感じでしょうか。

できるだけ高速なドライブに

キャッシュはその性質上頻繁に読み書きがなされるものですのでCameraRAWキャッシュの保存先もSSDなど高速にすればするほど良さそうです。公式のヘルプにも高速なドライブへの指定がおすすめされてます。

まとめ

ということでLightroomが遅くなった場合の対処法について7つご紹介してみました。

冒頭でも言ったとおりLightroomは多機能なためどこが遅いのか?を明確にしなければせっかく対策をしても効果を感じにくいことがあります。

メモリの増設やSSDの採用などハード面での改善がやはり効果が高いですが、Lightroomの環境設定をチューニングするだけでも改善することもありますのでお試し下さい。

ここに紹介した方法はどれも安全な方法ではありますが、万が一のことも考え作業前はカタログなどバックアップをとってから行うことをおすすめします。

Lightroom使い始めの人にはちょっと分かりづらい所だったかも知れませんが、カタログって何なの?等という方は過去エントリーも参考にしてみて下さい。

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この記事を書いた人
中原 一雄
中原 一雄 / studio9管理人
studio9(すたじお・きゅう)の管理、運営をしています。中の人です。 「写真をもっと、あなたのそばに」をテーマに、カメラに使われるのではなく、カメラと友達になる方法を広めるために活動中のフォトグラファー。 中原 一雄のプロフィールページ

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