3000円以下で作る!格安ピクチャーレールを自作してみよう![DIY]

カテゴリー:プリント / 写真のコツ / 工作してみた
撮った写真はパソコンの中で見るだけでなく実際に飾って楽しむのも良いですよね。写真立てに飾るのもアリですが、ちょっと大きな写真を飾りたい場合はピクチャーレールを使うのが便利。そこで今回は3,000円以下で作っちゃう格安のピクチャーレールの作り方をご紹介します。

写真のある生活を楽しもう!

写真は撮って数枚をFacebookやTwitterにアップして終わり。といった撮り方をしている人も多いかも知れませんが、撮ったお気に入りの写真はお部屋の中に飾って楽しみたいものです。

風景の写真でも家族との写真でも上手く撮れた写真はちょっと大きめにプリントして飾ってみるのも良いですよ。もちろん好きな写真家さんの写真を買ってきて飾るのも良いと思います。

ただ、A4を越えるような写真の場合、写真立てでは置ける場所が限られてしまいます。そこで活躍するのがピクチャーレール。レールにワイヤーをつり下げてそこに写真を飾るという展示方法です。

一度設置してしまえば位置の変更や写真の差し替えが簡単でとてもオススメな展示方法。そこで今回は家庭で手軽に楽しめるよう、3,000円以内でピクチャーレールを作ってみましょう。自作するといっても特にひねりはありません^^; 簡単にできますよ。

本日のコンテンツ

  • ピクチャーレールを作る準備と注意
  • ピクチャーレールの設置方法
  • つり下げワイヤーを作る
  • まとめ

*今回の内容は私が実際に使っているものではありますが壁の強度など家によってマチマチかと思います。DIYなので自己責任の下でお楽しみ下さい。

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ピクチャーレールを作る準備と注意

かつてピクチャーレールは市販の専用のものを買うと数万円みたいな結構高価なものでしたが(カメラと比べれば安い?)、最近は家庭用の手軽なものが数千円レベルで販売されているので自作しよう!といいつつまぁ専用のものを買ってもそんなにバカ高くはならないはずです^^

例えば2mくらいの長さならレールだけで3,000円くらいで売ってますね。

ただ、2mを超えるような長さはまだ高め。そこで今回は2mを越えて3mくらいの長さのピクチャーレールをつり下げワイヤー含めて3,000円で作ってみようと思います。3mだと8~10畳程度のリビングにちょうど良い長さかと思います。

キーアイテムはカーテンレール

今回のピクチャーレール作成においてキーになるのはレール本体。もっと身近に代用できるものがあるじゃないですか。そう、カーテンレール

写真をつり下げるのか、カーテンつり下げるのかの違いなだけで基本機能に違いはありません^^;

しかもごくごく普通のシングルタイプのカーテンレールってめちゃ安いんですよね。

ただ1本だけのシンプルなレールですがホームセンターに行けば3mくらいのが1,000円程度で売っています。ニトリのオンラインショップ覗いてみたら761円。一般的な3mのピクチャーレールは5,000~10,000円程度ですから格安です。

カーテンレール ニトリ

*専用のピクチャーレールに比べて強度は落ちるでしょうから重厚なフレームを使ったものや高級絵画などはかけないで下さい。ちゃんとネジ止めすればトータル5kgくらいは大丈夫だと思います。

壁 or 天井に穴を開けることにはなります。。

これはどんなピクチャーレールを使うにしても避けられませんが、壁か天井に数カ所ネジ止めする必要はあります。私は3mm程度のネジで留めてますが画鋲よりは大きな穴が空くことはご承知置きを。

ウチは賃貸ですが、穴は後で塞げばいいやということで余り気にせず使ってます^^; 市販の穴埋めキット使えば2~3mmのねじ穴ならほぼ完璧にキレイになります。何なら木工ボンド付けたティッシュを詰めて整えても結構キレイになりますよ。

壁に何度も画鋲で穴を開けるより、隅の目立たないところに数カ所ちょっと大きめの穴を開ける方が長い目で見れば建物へのダメージは少ないんじゃないかなと思います。

どうしても壁に穴を開けたくないならホチキスを使う壁美人を使って板を設置してその上からピクチャーレールという手もあるかなと思います。

また、壁や天井がコンクリートの場合は普通のネジは入らないので対策が必要です(普通の家は問題ない)。

ピクチャーレールの設置方法

そんなピクチャーレールならぬカーテンレールの設置方法ですが、簡単です。ただ天井か壁にネジで設置するだけ^^;

一応流れを書いておきます。

1.カーテンレールの不要物を除去

カーテンレールを買ってきたらブラケットなどが付いてくるかも知れませんが使うのはレール本体だけです。他は必要ありません。

また、3mのレールともなるとランナー(中のスルスル動く部品)が20~30個付いてると思いますが、使うのはせいぜい6個とか8個くらいかと思うので不要な部品はあらかじめ除去しておきましょう。真ん中付近に付いているマグネットランナー(磁石がついてるやつ)もいりません。

両端どちらかを開けて不要なランナーを抜いておきましょう。

150922_IMG_1868-studio9

2.ランナーに極小S字フックをつける

ランナーには直接つり下げワイヤーを引っかけられないので極小のS字フックを付けておきます。

1センチくらいのものがホームセンターで20個くらい入って200円程度で売ってるはず。

私はニッサチェインという会社のP-137というS字フックを使いました。サイズは11mmで確か20個で150円とかそんなもん。

AmazonにはP-137は無さそうですがより丈夫なステンレス製のP-237がありますね(P-137は鉄製)。これと同じサイズです。

ピクチャーレール 自作

フックを付けたら落ちてこないようにランナー側の開口部(上側)をラジオペンチなどで潰しておくと良いです。当然ですがワイヤーかける方は潰してはいけません。

3.壁 or 天井 に設置する

カーテンレールを直接天井か壁に設置します。通常は天井の隅っこにネジで留めればOKですが、壁の方が丈夫そうなら壁でもOK。

壁の場合90°ずれますが、S字フックが付いているので特に問題ありません。

本当なら石膏ボード(壁材)の奥に木材などが入っているところにネジ止めするのが良いのでしょうが、そんなに重いフレームを使わないなら最初から開いている4~5カ所の穴から3mm程度のネジで留めればレール全体で数Kgの重量は余裕で持つかと思います。

私は直径3.1mm、13mmのさら木ねじで止めてます、レール買ったときに付いてきたネジでも良いと思います。

ピクチャーレール 自作

3mともなると一人で設置するのは大変なので片方を誰かに支えてもらいながら2人でやった方が良いです。あと、マグネットドライバーのほうが圧倒的に使いやすいです(100均にありますね)。

石膏ボード(壁材)は脆いのでネジを回しすぎてボロボロにしないように注意。初めにも言いましたがこれだけだとそれほど強度は無いので重厚なフレームなど重量のあるものをたくさんかけるのはオススメしません。

重いものをかけたい場合はそれなりの施工を。

はいこれで完成ですw

DIYっぽいのはS字フックを取り付ける時くらいですかね^^;

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つり下げワイヤーを作る

レールだけなら3mの長さでも1,000円以下で出来てしまいました。

あとは写真を紐でつり下げるだけなので、機能性や見た目をあまり気にしないならテグス(釣り糸)とクリップなんかを使えば材料費ほぼタダで写真をつり下げることができます。

これでもお家の中の普段使いなら良いかなと思いますが、ここは本格的なつり下げワイヤーを作ってみたいと思います。

0.買った方が安いかも?

元も子もないのですが、つり下げワイヤー1個とか2個だけなら買った方が安い気もします。1mのワイヤーと可動フックが付いて1個700~800円くらいです。

レールと同じくらいの値段で結構高いのですが、バラで部品だけ買っても劇的に安くなることはないかもしれません。

たくさん本数を作りたい or オリジナルのサイズで作りたい場合は自作した方が安上がりです。

1.安い可動フックを探す

つり下げワイヤーが高い原因はフレームを引っかけるためのワイヤーフリーフックと呼ばれる可動フックが高いことです。ここを他の部品に代替できれば良いのですが、なかなか上手い部品が思いつかないのでネットで安く見つけるのが良いかなと。

ピクチャーレール 自作

可動フックは好きな高さに固定できるのでサイズが違う写真や絵画を飾るときに便利です。

1個287円(執筆時)。かなり安いです。今回6個ほど実際に買ってみましたが悪くないです。このSタイプは直径1mmのワイヤー用(耐荷重8kg)。

ピクチャーレール 自作

ただし送料が720円もかかってしまうので、3個以上買わないとお得感が出ないかも。このDIYパートナーというお店、楽天にも出店してるのでそっちからならメール便使えるかな?

ワイヤーは滑りやすく、結んだり出来ないのでフックは他の部品で代替しにくいです。テグス(釣り糸)を使うなら結んだりするのも容易なので他の部品で代替することは出来そう。

ワイヤーは1mmのものを

ワイヤーは1mmのものを買えばOK。強度も十分です。

ピクチャーレール 自作 ワイヤー

ホームセンターとかハンズに~100円/1m くらいで売ってます。直径1mmのテグスはなかなか売ってないですが、釣具屋さんでナイロン釣り糸買ってきても良いかも。直径1mmは40号(1.05mm)です。30号だと0.9mmくらい。

1本あたり長くても1mあれば十分。今回は私の部屋に合わせて50cmくらいで作ります。

2.引っかけ用の輪を作る

自分で作るのはレールのS字フックに引っかけるための輪を作ることだけです。

ワイヤーは結ぶことができないため専用のワイヤースレーブ(かしめ)を使います。ワイヤースレーブにワイヤーを通して輪を作り、ペンチでギュッとスレーブを押しつぶすだけ。

ピクチャーレール 自作 ワイヤー

↑大きさは7mmx4mmほど

市販のつり下げワイヤーの輪っかは大きすぎると思ってるのですが、自分で作れば小さく出来ます。

ピクチャーレール 自作 ワイヤー

ワイヤースレーブ(かしめ)も1個あたり10~20円くらいです。

12円のばら売りのやつは上で紹介した激安ワイヤーフリーフックを売ってるお店のものなのでまとめて買えば送料かかりません。写真は12円のワイヤースレーブ。

ワイヤーはキレイに切る

ワイヤーは針金と違って切れにくいですし、無理やり切ると端がほつれます。。

ピクチャーレール 自作

↑端がほつれてしまった例

こうなってしまうとワイヤースレーブにワイヤーが入っていかないので、端がほつれないようペンチで一気に切断するようにしましょう(女性の力だと難しいかも)。安いニッパーだと1mmのワイヤーでもキレイに切断するのは難しいと思います。

ほつれるとワイヤーフリーフックも入っていきません。

どうしてもキレイに切れない場合はワイヤーカッターという軽い力でキレイに切れる専用工具もありますがこれだけのために買うくらいなら既製品買った方がいいかも。。

不安な場合はちょっと大きめのスレーブでも?

前述のとおり少しでも端がほつれるとスレーブにワイヤーが通せなくなります。輪を作るにはスレーブに2本分ワイヤーを通さねばなりません。

上手に切れれば直径1mm用のワイヤースレーブでキレイに収まりますが、不安ならもう1サイズ大きめのものを買っても良いかも。ただしその場合はスレーブをキチンと強くカシメてください。
*今回の写真で使っているものは1mm用のスレーブです。

3.ワイヤーフリーフックを通す

輪っかが出来ればワイヤーフリーフックを通すだけです。

上手にワイヤーが切断できていれば特に難しい事はありません。

ピクチャーレール 自作 ワイヤー

もちろんフックを通してから輪っかを作ってもOK。

最後に反対側の末端を処理しておきましょう(上と同じスレーブOK)。万が一の落下防止にもなるしここからワイヤーがほつれていく心配もありません。

ピクチャーレール 自作 ワイヤー

ということで完成するとこんな感じ。

慣れれば1本数分でできます。必要な本数をじゃんじゃか作りましょう。

ピクチャーレール 自作 ワイヤー

市販品のワイヤーの長さはだいたい1mくらいですが、私の家の環境では長すぎるので50cmくらいにしています。この辺の長さを好きなように決められるのもDIYの良いところですね。

フックにも因ると思いますが、上部のネジを緩めて押し縮めるとフックが自在に動き、ネジを締めると固定されます。

レールに引っかけて写真を飾る

あとは輪っかの部分をS字フックの部分に引っかけるだけです。

ピクチャーレール 自作

フレームを引っかけたらこんな感じ。

ピクチャーレール 自作

普通のピクチャーレールよりもスリムなのでむしろこっちの方が目立たないんじゃ?とも思ったり。

ちなみに使ってるフレームはイケアのNYTTJAというものです。以前、記事(カメラマンの私が2014年買って良かった写真関連アイテム11選!)でもちょっと紹介したのですがA4(21×30 cm)サイズが249円というバーゲンプライス。奥の3枚はA3、手前の1枚はA4です。

IKEA NYTTJA
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IKEA NYTTJA

IKEA HPより

枠もシンプルだし家庭内でカジュアルにつかうなら個人的には十分かなと思っています。欧米は家に写真を飾るという文化が根付いているのでIKEAは手頃なフレームが色々あって楽しいです^^

まとめ

ということで格安で作るお家用ピクチャーレールの紹介をしました!

かかった材料費はカーテンレールが761円(ニトリ、ネジ付き)、つり下げワイヤーも自作するなら材料費は1本500~600円程度なので3,000円でギリギリ作れそうな感じですね。特にレールは市販品の数分の1の値段です。

レールを設置しておけばいつでもフレームごと写真の差し替えが簡単にできるので、写真を飾る面倒くささがなくなります。

また、お家に飾って人に見せても良い写真を撮らなきゃ!ということで撮るモチベーションがアップしたりするかも。写真は撮るのも面白いですがこうしてプリントを飾ってみるのもいいですよ。

写真が身近にある生活はそれだけでなんだか豊かになったような気もしてきます。

写真好きの方は次のステップとして写真を飾ってみるということにもぜひチャレンジしてみて下さい。プリントしてフレームに入れれば巨匠の作品で無くとも、自分で撮った作品でもきちんと馴染んでくれるはず。肩肘はらずカジュアルに始めるのがポイントです。

ただし、プリントにはプリント沼といわれる深い沼もありますのでうっかりハマってしまわないように十分ご注意を。。(笑)

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この記事を書いた人
中原 一雄
中原 一雄 / studio9管理人
studio9(すたじお・きゅう)の管理、運営をしています。中の人です。 「写真をもっと、あなたのそばに」をテーマに、カメラに使われるのではなく、カメラと友達になる方法を広めるために活動中のフォトグラファー。 中原 一雄のプロフィールページ

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