Lightroomのプリセットをバックアップ、同期して複数台のPCで使う方法

カテゴリー:RAW現像、レタッチ / 写真のコツ / 写真管理
一度使ったら止められない写真の統合現像ソフトAdobe Lightroomのさまざまなプリセットを2台以上のPCで使用するために、バックアップしたり同期させて使う方法をご紹介します。デスクトップとノートで使い分けている人にはおススメの方法です。

複数のPCでプリセットを同期して使いたい

一度使ったら止められない写真の統合現像ソフトAdobe Lightroom、どんだけ便利なのかはコレまでいくつか記事にしてきたので下記のリンクあたりをご参照ください。

– 【発売開始】Adobe Photoshop Lightroom 5 最速レビュー!![LR5]
– ここまで出来る!!魔法の現像ソフト Lightroomのスゴイ使い方10選!
– Lightroomで実現する!写真管理を超高速化させる15のポイント!

で、使い込んでくるとメインはデスクトップなんだけど、外出時はノートPCで作業したいということがあると思います。たとえば私は出張などで写真を撮る場合、出先でノートPCにバックアップを兼ねて写真を込みこみ、セレクトやざっくりと現像まで済ませておいて、帰ってからきちんとしたモニタで最終調整というワークフローでLightroomを使ってます。

メインのデスクトップPCのカタログはノートPCで扱うのが大変なくらい肥大しているため、デスクトップとノートのカタログは別。でもプリセットは同じ環境にしたい!みたいな要望です。

ちなみに、デスクトップもノートも同じカタログを使っている場合(外付けHDD繋ぎ変えて使ってるとか)はプリセットの同期は簡単です(後述)。大変なのはカタログが別のとき。

今回はまったく違うカタログを使っていても、複数台のPCでプリセットを共有して使う方法をご紹介します!

また、1台だけのPCでも環境設定はそのままではバックアップされないため、環境設定を安全にバックアップするという使い方もできます。

本日のコンテンツ

  • 複数台のPCで同じプリセットを使って作業する2つの方法
  • Lrの環境設定をクラウドにバックアップする
  • Lightroom環境設定フォルダの中身について
  • クラウド上のプリセットを同期させる

ちょっと上級者向けのお話になるかと思いますが、困ってる方はぜひお試しください。便利なLightroomがさらに便利になります☆

*今回の内容はLightroomの環境設定フォルダなどに少し手を加えるため、作業前はバックアップを取っておくことをおススメします。また、なにか問題が生じましてもstudio9はいかなる補償もできませんのでご注意ください。
***重要(追記)***
今回ご紹介するシンボリックを使ったクラウド経由での方法(方法2)を使う場合、クラウドとの同期フォルダを勝手に変更をするとLightroomが立ち上がらなくなる場合があります。十分注意して作業を行って下さい。
本現象の回避、復帰方法は後述。


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複数台のPCで同じプリセットを使って作業する2つの方法

PhotoshopなどAdobe製品のバージョンがCC (Creative Cloud)になってから、Photoshop、Illustratorなど主要なアプリケーションは環境設定をクラウド経由で同期できるようになっています。これがすごい便利なんです。

が、残念ながらCreativeCloudファミリーに片足だけ突っ込んでいるLightroomは環境設定の同期ができないんですよね。。

Lightroomでも環境設定の同期がしたい!というのが今回のテーマです。

環境設定といっても共有したいのは現像や書き出しのプリセットなので、今回はLightroomで用意されている種々のプリセットやテンプレートを同期しながら使う方法をご紹介します。

ややヘビーユーザー向けですが、個人で使う場合でも、会社や大きなプロジェクトで使う場合でも、理論的には何台のPCからでもLightroomの環境を同期しながら使える方法です。

*通常ライセンスの場合、1ライセンスに付きLightroomをインストールすることの出来るPCは2台までで、同一人物しか使えません。また、2つのLrを同時に起動することもライセンス違反なので注意しましょう。
– 購入したソフトウェアは何台までのコンピュータにインストールできますか(Adobe)

まずはバックアップ

今回紹介する方法はLightroomの環境設定やプリセットに関する変更を伴うので万が一のためにバックアップを取っておきましょう。

編集 > 環境設定(macの場合は Lightroom > 環境設定 たぶん)の中のプリセットタブにある、「Lightroomプリセットフォルダーを表示…」をクリックすると環境設定やプリセットが保存されているフォルダが表示されます。

環境設定

環境設定フォルダを表示

「プリセットをこのカタログと一緒に保存」にチェックが入っていなければ、Windows7なら、

C:\Users\<ユーザー名>\AppData\Roaming\Adobe\Lightroom

の中に、Macなら

Macintosh HD/ユーザ/<ユーザー名>/ライブラリ/Application Support/Adobe/Lightroom

の中に入っているはず。(参考) 環境設定ファイルとその他のファイルの保存場所

これを丸ごとコピーして分かりやすい名前で保存しておきましょう。例えば元の「Lightroom」をコピーして「Lightroom.backup」とか分かりやすい名前に。

フォルダをバックアップ

万が一おかしくなったら、「Lightroom」を削除して「Lightroom.backup」を「Lightroom」にすれば元に戻ります。

もちろん、写真やカタログは日ごろからバックアップしてますよね?(今回の操作で写真やカタログそのものがおかしくなることはないとは思いますが。。)

また、Windowsの場合は「AppData」は隠しフォルダ扱いなのでちゃんと表示できるようにしておかないとエクスプローラで辿ることができません。

(参考)Windows の隠しファイルや隠しフォルダーを表示する方法

カタログが同じ場合は簡単(方法1)

1つの同じカタログを複数台のPCで使う場合(外付けHDD内に写真もカタログも全部保存して、複数のPCに繋ぎ変えながら使う時とか、NASにカタログを保存(同時に同じカタログでは作業できない)して使うときとか)はプリセットの共有は簡単です。

Lightroomのカタログにプリセットを保存してしまう

編集 > 環境設定(macの場合は Lightroom > 環境設定 たぶん)の中のプリセットタブにある、「プリセットをこのカタログと一緒に保存」にチェックするだけ。

プリセットをカタログに保存

これにチェック(デフォルトではチェックついてない)するとカタログを保存しているフォルダ(分からなければ右の「Lightroomプリセットフォルダーを表示…」をクリック)に「Lightroom 設定」というフォルダが作成され、その中にプリセットが保存されます。

プリセットをカタログに保存

*Lightroom3から使い続けているので歴代のカタログが表示されてます。。^^;

これで、このカタログを使っている限りはどのPCでも同じプリセットが使えますが、ここから新しいプリセット(aとする)を作るとこのカタログにしか反映されません。新たにカタログを作った場合、そのカタログにはプリセット(a)が反映されないのです。。

ということで、この設定はどうしても1つのカタログにプリセットを紐付けたい時の設定となります。

普通の用途ならカタログは1つ作れば十分なのですが、私の場合テストをしたり、プロジェクト単位でカタログを作る場合があるので、できれば全てのカタログで同じプリセットを使えるようにしておきたいのです。

そんな場合は次の方法を試すと良いです。

環境設定フォルダをクラウド経由で同期させる(方法2)

***重要(追記)***
この方法を使う場合、クラウドとの同期フォルダを勝手に変更をするとLightroomが立ち上がらなくなる場合があります。十分注意して作業を行って下さい。
本現象の回避、復帰方法は本エントリーの最後に追記しています。

カタログは違ってもLightroomの環境は同期させて使いたい場合はバックアップのところで紹介した、元のLr環境設定フォルダを丸ごとオンラインストレージで同期させます。

PhotoshopCCの環境同期と同じ方法ですね。やや力技な感じもありますが、これをLightroomの手を借りずに実現します。

大まかな流れとしては、メインマシン(”マシンA”とします)の環境設定フォルダ(C:\Users\<ユーザー名>\AppData\Roaming\Adobe\Lightroom とか)をクラウドストレージに同期させ、サブのPC(”マシンB”とします)で同期されたフォルダを読み込む感じ。

同期の全体イメージ

環境設定フォルダがクラウド上に置かれるのでバックアップもされるし、理論上は何台のPCでも同じプリセットを共有することができるようになります☆

Lrの環境設定をクラウドにバックアップする

まずはクラウドストレージを1つ用意しましょう。自動でフォルダ同期ができることが条件。無料で使えるメジャーどころだとDropboxとかかな?最近私はDropboxよりも大容量なCopyというサービスに乗り換えたので、今回はCopyを使う前提でお話を進めていきます。

Copyの導入方法は私の個人ブログの方にまとめておきましたのでよろしければご参考ください。もちろんDropboxやGoogleDriveなんかでも同じことが出来るはずです(未検証)。

 20GBが無料で使えるDropboxライクなストレージ、Copy(コピー)が便利!

ここでひとつ問題があって、通常のクラウドストレージサービスは1つのフォルダでしか同期ができないため、このままではLightroomの環境設定フォルダを同期できません。。

シンボリックリンクを作成する

そこでLrの環境設定フォルダとクラウドストレージの同期フォルダ(今後は”同期フォルダ”とか”クラウド同期フォルダ”と呼ぶ)をシンボリックリンクという特別なリンクで紐付けます。シンボリックリンクの詳しい説明は割愛しますが、こうすることで環境設定フォルダと同期フォルダがあたかも直通のトンネルになったようになるのです。

ややレベルが高い操作ではありますが、Windowsの方は便利なフリーソフト「Dropboxifier」を使うのがおススメ。Dropboxの名前が入っていますが、実態はシンボリックリンクを作成管理するアプリなので、CopyはもちろんGoogleDriveや他のサービスでも使えます。

(参考) “Dropbox”を利用して任意のフォルダを複数PC間で同期させる「Dropboxifier」

Macの場合は手動でシンボリックリンクを作るか、「SymbolicLinker」というフリーソフトを使うと大丈夫そうです(未検証)。

(参考)コンテキストメニューからシンボリックリンクを作成できる「SymbolicLinker」の使い方。Dropboxでアプリの設定ファイル同期。[Mac]

DropboxifierをCopyに適用させる

今回はWindows7でCopy + Dropboxifierを使う前提でお話を進めます。

Dropboxifierは .exeファイル単体という男気溢れる形で配布されており、ここからDLします。適当な場所に保存して、DLした.exeファイルをダブルクリックするとこんなシンプルな画面が登場。

Dropboxifier画面

一番上の「 Dropbox folder」でクラウドストレージの同期フォルダを指定します。Dropboxと書いていますが他のフォルダでもまったく問題ないです。

たとえばCopyの同期フォルダを使うなら、下のようにCopyのフォルダを選択すればOK。Dropbox派の人はDropboxを選択しましょう。

th08

するとこんな確認画面が立ち上がります。

th09

Dropboxifierは DropboxifierLinks.xml というファイルでリンクを管理するため、「リンク管理用のファイルがないけど、作ってもいい?」と聞かれます。初回の場合はないはずなので「はい」を選択。

同期フォルダ(Copyフォルダ)の中に DropboxifierLinks.xml というファイルが出来ているはずです。これは必要なファイルなのでそのままにしておきましょう。

つづいて、リンク名と同期したいLightroomの環境設定フォルダを指定します。リンク名はそのまま同期フォルダに作成されるフォルダの名前になります。

今回はこんな感じで設定

リンク名(Name):LightroomSetting
Source:C:\Users\<ユーザー名>\AppData\Roaming\Adobe\Lightroom

シンボリックリンク作成

設定できたら「Dropboxify –>」をクリックして、シンボリックリンクを作成!これでLr環境設定フォルダが同期フォルダに紐付きました。

*もし間違えてシンボリックリンクを作ってしまった場合は、右下の「Undropboxify Selected」で解除できます。

・クラウド同期フォルダの中

LightroomSettingというフォルダが出来ましたね!この中にメインマシン(マシンA)の環境設定ファイルが入ってます。

シンボリックリンク作成

・Lightroom環境設定フォルダのアイコンが変化

続いて大元のLightroom環境設定フォルダ(AppDataの中)を見に行くとアイコンが変わっているのが分かります。

シンボリックリンク作成

普通のショートカットアイコンと同じですが、通常のショートカットではなくシンボリックリンクですので、この中のファイルを自由に変更できます。そして、Lr環境設定ファイルに変更を加えると同期フォルダ内のLightroomSettingの中身も連動して変更されることになります。(クラウドに同期される)

環境設定フォルダの中身はせいぜい数百KB~数MBでしょうからすぐに同期が終わると思います。

シンボリックリンクを使いたくない人は?

シンボリックリンクを使いたくない or 使えない人は以前バックアップの記事でも紹介した「RealSync」なんかを使うのもアリかと思います。リアルタイム同期ではないですが、決まったスケジュールでフォルダを同期してくれますね。

RealSyncについてはこちらのエントリーをご覧ください
まだ間に合う!HDDを同期させて、カンタンに写真のバックアップ環境を作る方法。
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 Lightroom環境設定フォルダの中身

Lr環境設定 フォルダを同期、バックアップしたらちょっと中身を見てみましょう。「***\AppData\Roaming\Adobe\Lightroom」でもいいしクラウド同期フォルダに作った「LightroomSetting」でもいいです。この2つのフォルダの中身は全く同一のものなので。

さまざまなフォルダがズラーっと並んでいますが、「**** Presets」というのがプリセットが保存されているフォルダです。

例えば、「Develop Presets」なら現像プリセット、「Export Presets」なら書き出しプリセットです。

プリセットフォルダ

このプリセットフォルダの中身を見てみると「****.lrtemplate」というファイルがありますが、これがプリセットそのものとなります。人力でやるならこのプリセットファイルを他のPCにコピペしてもOKです。

ご自分でプリセットを作っている方なら、「User Presets」の中に見覚えのある名前の.lrtemplateが並んでますよね。もちろんプリセットを作っていない場合はフォルダの中身は空っぽです。

*.lrtemplateをメモ帳やテキストエディタで開いてみるとプリセットの中身が確認できます。プログラミングをちょっとでもかじったことがある人ならなんとなく意味が分かると思います。

主要なプリセット

  • Develop Presets ・・・ 現像用プリセット
  • Export Presets ・・・ 書き出し用プリセット
  • Filename Templates ・・・ ファイル名テンプレート
  • Filter Presets ・・・ カタログフィルタリング用プリセット
  • Import Presets ・・・ 読み込み方法のプリセット
  • Metadata Presets ・・・ メタデータ用プリセット
  • Ptint Tmplate ・・・ プリント設定テンプレート
  • Watermarks ・・・ 透かしテンプレート

フォルダ名見れば分かるものばかりですね。ここに書いていないものもあります。というかLightroomにはこんなにプリセットの種類があるのです。これらを使いこなすと相当な処理高速化が図れますね。

異なるPC間でプリセットを同期させる

ちょっと話が複雑になってきたので、最初に設定をクラウドに同期させたメインPCを「マシンA」とし、これから設定を同期させたいサブPCを「マシンB」としてお話を進めます。

Lightroomの環境設定ファイル(マシンA)をクラウドに同期させたら別のPC(マシンB)でもクラウドストレージのアプリケーションをインストールして、ファイルが同期されていることを確認します。

ちゃんと設定できてればマシンAのLr環境設定フォルダをマシンBのクラウド同期フォルダでも見ることが出来るようになってますね!

あとはマシンBのクラウド同期フォルダとマシンBのLr環境設定フォルダを紐付ければ完成です。

マシンAのローカル情報は引き継がない

ココで注意したいのは、マシンAのLightroomの環境設定フォルダを丸ごとマシンBに移植するとちょっとおかしなことが起こるので注意すること。

例えば、Lr環境設定フォルダの中に「Preferences」というフォルダがありますが、この中の****.agprefsというファイルにはマシンAのローカルな情報(カタログの保存フォルダの場所とか)が入っているため、これをマシンBに読み込ませても起動時に”カタログが見当たりません。。”みたいなことになります。

ということで、マシンAのプリセットやテンプレートをマシンBで共有したい場合は、マシンAのローカルな情報が入っていない「Develop Presets」や「Filter Presets」などフォルダー単位 (orファイル単位)で行います。

例えば「Export Presets(書き出しプリセット)」なんかはマシンAで保存先を指定していると、マシンBで共有(同期)した場合、マシンAの保存先が見当たらないため確認画面が立ち上がります。この場合は書き出し先を「フォルダーを後で選択(プリセットに便利)」にしておくとOK。

書き出し先を後で指定

必要なプリセットをマシンBに紐付ける

では、必要なプリセットをマシンBに紐付けてみましょう。また「Dropboxifier」を使って、マシンBのクラウド同期フォルダとLr環境設定フォルダ(プリセットフォルダ)をシンボリックリンクで結びます。

初めにバックアップを作る

作業前に、クラウド同期フォルダの「LightroomSetting」をコピーしてバックアップを取っておきます。ここ重要。

バックアップ

マシンBにシンボリックリンクを作成

続いてマシンBにもシンボリックリンクを作成します。さっき言ったように環境設定フォルダ丸ごとではなく、個別に設定させます。

基本的にはマシンAのときと同じ操作ですが、今回はプリセットフォルダごとに同期させるため、同期フォルダ(Dropbox folder)はマシンAで指定した環境設定フォルダ(今回は「LightroomSetting」の中です)。

マシンAのときと同じで、「リンク管理用のファイルがないけど、作ってもいい?」と聞かれます。初回の場合はないはずなので「はい」を選択。

そして、現像プリセットを同期させたいなら、こんな感じ。

リンク名(Name):Develop Presets
Source:C:\Users\<ユーザー名>\AppData\Roaming\Adobe\Lightroom\Develop Presets

リンク名(Name)とSourceフォルダの名前を同じくするのが重要です。

マシンBにシンボリックリンク

続いて「 Dropboxify –>」を押してシンボリックリンクを作成。。と思ったら確認画面が出てきます。

「LightroomSetting」の中にすでに「Develop Presets」があるけど、削除して新たに作り直していい?と。

削除して作り直す

しょうがないので「はい」を押します。これで、新たに作られた「Develop Presets」にはマシンBのプリセットが入ってしまうのですが、直前にマシンAのバックアップを取ってあるので心配ありません。後でバックアップの中からマシンAのプリセットを持ってきて入れ替えてしまいます。

もし、バックアップを忘れて中身を消してしまった場合は、一番最初に取ったバックアップか、クラウドストレージのリビジョン機能(DropboxやCopyにはついてる)からでも復元できます。

あとはひたすら同期したいプリセットをしていくだけ。今回は「Develop Presets」、「Export Presets」、「Filter Presets」、「Metadata Presets」、「Watermatks」の5つを指定。

同期フォルダを指定

これら(もともとマシンAのプリセットが入っていた)5つのフォルダには、現在マシンBのプリセットが入っているので、直前にバックアップを取った「LightroomSetting.backup」からデータをコピペして入れ替えます。

設定を入れ替える

設定を入れ替える

この操作を上で設定した全てのフォルダに行います(今回は5個)。

設定できたら操作は全て終了です!

ちょっと煩雑な流れだったので、ストレージとの同期やシンボリックリンクの扱いが初めてだと難しかったかもしれませんが。。

試しに、ちゃんと動いているか確認してみましょう。

例えばメインマシン(マシンA)で適当な現像プリセットを作って保存し一旦起動終了させ(同時起動はライセンス違反です。。)、マシンBでLightroomを立ち上げてみましょう。今設定した現像プリセットがマシンBでも使えるようになっていますね!

もちろん、マシンBで新たなプリセットを作れば、自動的にマシンAにもその変更が適用されています。(マシンA、Bの双方向で同期される

一方向から同期したい場合

例えば会社や大きなプロジェクト単位で、あるメインマシン(マシンA)の設定を同期するけど、メインマシン以外の端末(マシンB)からはその設定を変更できないようにしたい場合(A⇒Bの一方向)もあるかと思います。

この場合はマシンBにシンボリックリンクを適用させるのではなく、最初の方でも紹介した「RealSync」などファイル同期ソフトを使って「クラウド同期フォルダ⇒Lightroom環境設定フォルダ」の流れにしてあげると一方向の流れが実現できます。

東京のオフィスで決めた設定を、世界中のグループ端末で同期、共有するなんてこともできそうです。Lightroomを使用する環境の規模や用途に応じて使い分けると、作業がかなり効率化されますね!

この方法、もうお分かりだと思いますがLightroomに限らず、設定ファイルさえ分かってしまえばどんなアプリケーションに使える方法です。

普段良く使っているアプリケーションで同じ設定を同期させて使いたい場合などは挑戦してみると良いかもしれませんね。

ただし、事前のバックアップは忘れずに。ちなみに、今回作成した.backupフォルダはしばらく運用してみて異常なければ削除しても構いません。不安だったらそのまま残しておいても何の悪さもしませんが^^;

もし困ったら?

クラウドの同期フォルダを変えたい

マシンA(メインマシン)のクラウド同期フォルダ(DropboxとかCopyフォルダ)を変更したい場合は変更する前にシンボリックリンクを解除してください。

今回と同じ手順で作業を行った場合、Lightroomの環境設定フォルダ(C:\Users\<ユーザー名>\AppData\Roaming\Adobe\Lightroom)はシンボリックリンクになっており、クラウド同期フォルダを参照しています。

つまり、クラウド同期フォルダの場所が変わると参照先がなくなるため、Lightroomの環境設定ファイルが消えた状態になってしまい、正常に起動できなくなります。

Dropboxifierを使っているなら画面右下の「Undropboxify Selected」で解除できます。(Delete Dropboxed Folderのチェックを外しておくとクラウド同期フォルダ内に作られたフォルダ(LightroomSetting)は削除されずに残ります)

シンボリックリンク解除

手動で消したい場合は、「C:\Users\<ユーザー名>\AppData\Roaming\Adobe\Lightroom」Lightroomの環境設定フォルダ(アイコンが変わっているやつ)を普通に右クリックで削除します(Macは未検証)。

(参考)Windows7でのシンボリックリンクの削除方法(外部)

その後、新たに「Lightroom」というフォルダを作り、クラウド同期フォルダにあるLightroomSetting(今回の場合)の中身をずべてコピペすればOKです。

無事シンボリックリンクを解除できたら、クラウド同期フォルダを変更して、その後に上記手順でもう一度シンボリックリンクを作ればOK。

シンボリックリンクを削除せずに変更してしまった。。

シンボリックリンクを事前に削除せずにクラウド同期フォルダを変えてしまった場合は、Lightroomの環境設定が見つからない状態になるのでおそらくLightroomが立ち上がりません。。

私も先日HDDを変更したときにここでハマりました。。^^;

たぶん「assertion failed!」という警告画面が現れて、起動できないはず。

assertion failed!

まずは落ち着いてLightroomを一旦終了させます(終了出来ないときは強制終了)

原因はLightroomの環境設定ファイルを保存してあるフォルダ(シンボリックリンク)が別の場所を向いているからです。

上で紹介したように手動でシンボリックリンクを削除して、新たに「Lightroom」フォルダを作り、クラウドから以前の環境設定ファイルをコピペしましょう。

これで無事起動できるはずです。

あとはもう一度、Dropboxifierを使ったりして上記手順でもう一度シンボリックリンクを作ればOK。

冷や汗モノのエラーですが、落ち着いて原因を探ってみましょう。

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この記事を書いた人
中原 一雄
中原 一雄 / studio9管理人
studio9(すたじお・きゅう)の管理、運営をしています。中の人です。 「写真をもっと、あなたのそばに」をテーマに、カメラに使われるのではなく、カメラと友達になる方法を広めるために活動中のフォトグラファー。 中原 一雄のプロフィールページ

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